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解説 - AIR SUPPLY
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Recent 50 Comments



1. MK-OVERDRIVE ★★ (2006-04-21 02:22:00)

ラッセル・ヒッチコックとSTYXのデニス・デ・ヤングは当時ハイトーンヴォイスの双璧でした(正直区別がつかなかった…汗)。これにREOのケヴィン・クローニンも加わって、のちHM界でのハイトーンVo.主流化に多大な影響を与えた…かどうかは定かでないですが。



2. 名無し (2011-02-08 00:47:38)

HM界のハイトーンの主流を作ったのは、イアン・ギランとロバート・プラントといったところでしょうか...

80'sはロック、ポップス限らず声の高いボーカルが多かったですよね^^
Journeyのスティーヴ・ペリー、ケニー・ロギンス、Starshipのミッキー・トーマスなど良いボーカルばかりでしたね♪



3. ひょうすべ ★★★ (2023-01-09 22:53:45)

1 エア・サプライ Air Supply(バンド名)

オーストラリアで結成。5thで全米進出し、7曲連続TOP5入りのヒットを放つ
日本では独自の戦略で売り出し、国内3rdアルバムでオリコン洋楽チャート5週連続1位となる。
元々は6人組のグループだったが、現在はラッセル・ヒッチコックとグラハム・ラッセルの2人のユニット。
(「ラッセル!」と呼べば、2人が振り向く?/笑)

2 エア・サプライ(形容詞)

今までの路線より、ポップでキャッチーでメロディアスになった場合、楽曲が“売れ線狙い”“日和った”と感じた場合に使われる。
路線は変わらないものの、バラードだけがヒットしたバンドに対しても使われる場合がある。
[例文] 〇〇の今度のアルバム。エア・サプライになっちゃったよ。
[同義語] フォリナー

3 エア・サプライ(HR/HM)

HR/HMとは対極にあると思われている為、HR/HM好きがエア・サプライを聴いていることが判るもんなら・・・

「軟弱~」
「え?お前そんなの好きなの・・・?」

と、他洋楽リスナーからの嘲笑をうけ、さらに同胞であるHR/HMリスナーからも蔑まされる存在となる。
なので、当時のエア・サプライ好きは、こっそりと聴くしかなかった。


4 隠れエア・サプライ

当時はレコード。30cm強のジャケットは、隠れエア・サプライにとっては大きすぎた。
入手方法は、FM放送のエアチェック。
録音は一発勝負。あとから編集は勿論できない。放送時間の関係で途中でフェードイン・フェードアウトをすることもある。
なので、録音された曲は、短かったり、途中から始まったり、曲の最初や最後にDJの声が入っていたりと様々。
このカセットを1人の時に聴いていた。勿論カセットには、エア・サプライ、いやエア・サプライと連想される言葉は書けない。


そんな、エア・サプライですが(ホントか?)、よくよく考えてみると・・・・
これら一連の現象(表現)は、エア・サプライの音を知らなければできない。
つまり、それだけエア・サプライの音楽は、皆の共通言語になるぐらい浸透していたということなのだ!

な~んだ。みんな大好きなんじゃん(笑)。

超ハイトーンボーカル、メロメロのメロディー、重厚なハーモニー、極上のバラード。
個人的には、HR/HMと親和性は高いと思っている。
ただ、メロメロすぎてスグお腹いっぱいになる可能性は否定しない。結構体力がいると思う。

ところで、一体ジャンルは何なのだろうか?

個人的にはAOR、ソフトロックの部類かと思っているが、、
ソフトロックのガイド本には掲載はなし。
AORのガイド本には、掲載はあるものの、大体1stのみ。しかも“しゃーないから載せている”感が満々だ。

なんかここでも可哀想な存在だが、唯一無二のジャンル“ペパーミンド・サウンド”だからだと、無理矢理理解することとする(笑)。



ペパーミント・サウンドの前に道はなし。

ペパーミント・サウンドの後にも道はなし。



4. ひょうすべ ★★★ (2023-09-12 07:17:02)

ONE & ONLY

さて、この“ペパーミント・サウンド”は日本独自の表現だ。
日本におけるエア・サプライの販促戦略は徹底していた。

“夏” “海” “清涼感”

特にアルバムジャケットは、米盤(海外盤)とは全く異なっている為、購入する方は、注意が必要だ。


国内盤1st(5th): Lost in Love(1980年)
邦題:『ロスト・イン・ラヴ』
ジャケット:
海外盤:ピラミッド風の建物の前に立つメンバー
国内盤:ペパーミントの海でのウインドサーフィン

国内盤2nd(6th):The One That You Love(1981年)
邦題:『シーサイド・ラヴ』
ジャケット:
海外盤:山の上に浮かぶ気球(1基)
国内盤:ペパーミントの海の上に浮かぶ気球(2基)
※海外盤と国内盤はあまり変わらない。ペパーミント・海を打ち出す為の変更か?

国内盤3rd(7th):Now and Forever(1982年)
邦題:『ナウ・アンド・フォーエヴァー』
ジャケット:
海外盤:夕日に向かうパラグライダー
国内盤:青い海とパラグライダー


国内盤4th(8th):Greatest Hits(1983年)
邦題:『渚の誓い エア・サプライグレイテスト・ヒッツ』
ジャケット:
海外盤:ラッセルとグラハムのイラスト
国内盤:海の上を思いっきり帆を張った1隻のヨット(ペパーミント模様)
※現在は、海外盤で統一。収録曲数も増えた。


国内盤5th(9th):Air Supply(1985年)
邦題:『潮風のラブコール』
ジャケット:
海外盤:ラッセルとグラハムの写真(背景なし)
国内盤:海の上を走る黄色いウインドサーフィン(6艇)


国内盤6th(10th):Hearts in Motion(1986年)
邦題:『ロンリー・イズ・ザ・ナイト』
ジャケット:
海外盤:白いソファーに座るラッセルとグラハムの写真
国内盤:青い海と島。そしてハングライダー


国内盤7th(11th):The Christmas Album(1987年)
邦題:『エア・サプライのクリスマス』
ジャケット:
海外盤:雪とラッセルとグラハム(写真)
国内盤:雪とラッセルとグラハム(写真)

※以降は、邦題、ジャケットとも世界基準となる。

興味が湧いた???

初めてエア・サプライに接する人には、
2003年に発売された「Forever Love: 36 Greatest Hits」がお薦めだ。
(邦題:フォーエヴァー・ラヴ~ヒストリー・オブ・エア・サプライ 1980-2001)

HR/HM好きには、BEST盤は邪道かもしれないが、
オリジナルアルバムには収録されていないBEST盤専用曲で、ジム・スタインマン作の“渚の誓い (Making Love Out of Nothing At All)”、
映画『ゴーストバスターズ』収録曲で、デヴィッド・フォスター、ジェイ・クレイドンのAIRPLAYコンビが楽曲に関わった“I can wait forever”
カバー曲だが、後にセリーヌ・ディオンがヒットさせた“The Power of Love (You Are My Lady)”、
同じくマライヤ・キャリーがヒットさせた“Without You”(オリジナルはバッド・フィンガー)。

ここまで収録されているのは、これだけだ。
しかも、全曲メロメロで36曲の2枚組。


君は食べきれることができるか?(笑)


オリジナルであれば、国内盤1st~3rd(海外盤5th~7th)のいわゆる『ペパーミント三部作』。
それぞれを簡単に説明すれば

アコギの1st。
キーボード(エレピ)の2nd。
ストリングスの3rd。

と、メロメロサウンドの中でもそれぞれ特徴がある。
売れたことでレコーディング予算が増えていった感じだ(笑)。


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