いいアルバムだと思うヨ。確かに典型的なメロディック・スピードメタルを期待してると、アメリカナイズされたルーズな楽曲に肩透かしを食らうけど、ウリ・カッシュの手数の多いドラムが楽しめる「AS TIME GOES BY」や、リフでガツガツ押してくる「ONE WITH THE WORLD」なんかはかなりいいし、アコースティック・ギターを使った「SPIRIT」もグー!捨て曲もあるけど、駄作、問題作扱いするのはどうかなぁ・・・。
他の皆さんの発言同様、"問題作"とレッテルを貼られていますが、聴きこむと良さが出てくるでしょう。捨て曲の存在は否めませんが、"Rich and Famous" "Start Running"など名曲は存在しています。"Who Do You Think You Are"を収録してもよかったような気もします。やはり外部プロデューサー(トミー・ニュートンだっけか?)起用が裏目に出たのか?
明るい、さっぱり、とそのあたりが、彼らの他のアルバムと差を出しているところでしょうか。おまけに、Helloweenのようなファンタジーの世界ではなく、かなり現実世界を描いていると思う曲(Rich and famousなど)があったりする。彼らの一面が発見されましたね。俺はKeeperの頃からのファンだけど、問題作とは思わないよ。
ジャケットはダサいが内容はベリグーな出来です。メロディアスなキーパー的カイ節を楽しみたい人は肩透かしを食らいますが、名曲が揃ってます。特にRich and famous,As time goes by ,One with the worldなんて最高です。他にもChanges,Dream healer,spirits等かなり聞ける曲が揃ってます。駄作だと思っている方は繰り返しよく聴いてみる事をお勧めします。
カイ様率いるガンマレイの2nd。もちろん文句なしの名作だ。 まず、「①changes」はミドルテンポで、ちょい聴きには地味なイメージもあるかもしれないけど、じっくり曲に身を任せてみると…これが中々にドラマチック。 その後も、「③as time goes by」「⑦start running」のようなコンパクトな疾走ソング、「⑥one with the world」「⑨dream healer」のようなドラマチックミドル、「②rich & famous」「⑩the spirit」のような鬼キャッチーソング、…など『名曲』『悶絶メロ』満載で、 これを名作と言わないリスナーがいるんだろうか?