2001年4月2日、Century Media Recordsよりリリースされた4thアルバム。
前作『Burning Bridges』に伴うツアーの後、2000年、リーダーのMichael AmottはヴォーカルのJohan Liivaを、ライヴでのパフォーマンスの悪さを理由に解雇する。
MichaelにとってJohanは同じくバンド結成者である盟友という事もあり、彼の解雇については苦渋の決断であったそうだが、現在でも彼らは友好的な関係を保っている。バンド脱退後、JohanはNonExistなどのプロジェクトを経てHearseというバンドを結成し、今に至る。
2001年、ヨハンの解雇後、バンドは後任ヴォーカリストを迎えないままレコーディングを進める中、後任として4thアルバム完成間近となった頃にドイツ人女性ヴォーカリストAngela Nathalie Gossowがメンバーとして加入した。
10代の頃からAsmodina、Mistressなどのデスメタルバンドで活動をしていた彼女は、非常に希少な“女性のデスメタルヴォーカリスト”であり、1999年頃、当時雑誌記者の仕事をしていた彼女がドイツをツアーで回っていたArch EnemyのMichaelにデモテープを渡したのがきっかけでバンドに加入した。彼女を前任ボーカリストのJohan Liivaの後任に推薦したのは弟のChristopher Amottだったと言われる。
今作は疾走感を抑えたモダンな作風で、よりパワフルでメカニカルなヘヴィメタルを展開している。またデスメタルシーンでは珍しい女性ヴォーカルの加入ということも話題になった。
Recorded:December 2000 at Studio Fredman
Producer:Fredrik Nordström, Michael Amott