ARGUSは、一般的な評価同様に、私も最高傑作と思います。 その理由としては、歌詞のコンセプトとサウンドがうまく調和しているからです。 特に、The King Will ComeからThrow Down The Swordまでの 流れは圧巻!カッコイイっす! 英国特有の叙情性や荘重さを醸し出すツインリードギターの織りなす メロディアスなサウンド・アンサブルは、 Wishbone Ashの魅力を存分に発揮していると思う。 全曲が名曲。70年代のブリティッシュ・ロックの代表作!
72年発表の3rdアルバム。邦題「百眼の巨人アーガス」。 幻想的なジャケットアートがまず目を惹く。 ヒロイック&ドラマティック路線が大好きなわたしにとっては、涙ものの名盤である。 歌メロも味わい深いが、ヴォーカル以上に歌うギターこそ、本作の主役。 IRON MAIDENにも多大な影響を与えたというそのツインギターは、余りにも美しく繊細で叙情的。 1曲目「時は昔」のイントロのギターからしてもう凄いのだが、やっぱり後半「THE KING WILL COME」「木の葉と小川」「戦士」「剣を棄てろ」の流れが痛いほどに涙腺を刺激する。 本作に出会えてホントに良かった...。