1990年10月9日、Def American Recordsよりリリースされた5thアルバム。
バンドが本作のための曲作りをしていた頃に、Magedeth、Testament、Suicidal Tendenciesとのジョイント・ツアー「Clash of the Titans Tour」が1990年10月からスタートすることが急に決定しており、バンドはツアー開始までに本作をリリースさせるために、急いでレコーディングを行ったという。
前作で試みたようなスロー・テンポの楽曲も含む一方、1曲目の「War Ensemble」等、再びスピードを重視した曲も含まれており、音楽評論家のSteve Hueyは、allmusic.comにおいて本作を「鋭く洗練されたプロダクションで、彼らのあらゆる可能性を一か所にまとめてみせた、Slayerのアルバムの中でも恐らく最もわかりやすい作品」と評している。
母国アメリカではBillboard 200で最高40位に達し、バンドにとって初となる全米トップ50入りを果たした。イギリスでは全英アルバムチャートで18位に達し、初のトップ20を果たした。
タイトル曲「Seasons in the Abyss」は、シングルとしてもリリースされて、バンドにとって初のミュージック・ビデオも制作された。同シングルは、全英シングルチャートで51位に達した。
Recorded:March – June 1990, Hit City West, Hollywood Sound, and Record Plant in Los Angeles, California, United States
Produver:Rick Rubin, Andy Wallace, Slayer
8. ロージー ★★ (2002-05-18 10:37:00)
全体の出来では絶対これ!
速いのから遅いのまで、佳曲ぞろいです。
3rdは速い曲ばっか(しかもかっこいいのは頭と最後の曲だけ)で何だかつまらん。
「SKELTONS OF SOCIETY」のリフなんてすっげぇかっこいいし・・・・
速いだけがSLAYERではないということを再認識したアルバムでした。
でも「reign in blood」って皆が言うほどいいアルバムでしょうか・・・・
最新作もパッとしないし。(←すぐ売っちゃいました。)
SLAYERは速さ云々ではなく、リフのカッコよさで決まります。