テッド・ニュージェント(G・Vo)、元STYXのトミー・ショウ(G・Vo)、元NIGHT RANGERのジャック・ブレイズ(B・Vo)を中心に結成されたバンドの90年発表の1st。 このメンバーが競演するというだけで質の高い作品を期待してしまうが、その期待を裏切られることはない。 明るくキャッチーな「COMING OF AGE」、コーラスが美しい「RUNAWAY」、伸びやかなコーラスが鳥肌モノの名バラード「HIGH ENOUGH」、哀愁に満ちたドラマティックな「COME AGAIN」、NIGHT RANGERを彷彿させるハード・ロック「ROCK CITY」、メロディアスかつポップな「TELL ME HOW YOU WANT IT」、テッド・ニュージェントならではの暴走ナンバー「PILEDRIVER」等、「アメリカン・ロックとは何ぞや?」との問いかけに答えるかのよう内容である。 80年代のアメリカン・ロック全盛の時代に発表されていれば、もっと大ブレイクしたのではないだろうか?
エアロスミスやヴァンヘイレンみたいにアメリカンハードロックのど真ん中を行くバンドは最高ですが、このダムヤンキースはまさにソレ。れっきとしたアメリカンハードロックであって、よりポップでキャッチー coming of ageやhigh enoughそしてタイトルナンバー....何でもやるハードロックバンドである