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VOL 4 (1972年)
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VOL 4
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解説 - VOL 4

1972年9月25日、Vertigo Recordsよりリリースされた4thアルバム。
このアルバムはもともと、コカインの使用について歌った収録楽曲名からとって「Snowblind」と名付けられる予定であった。
1972年の6月、Black Sabbathは4thアルバムの制作に取りかかるためロサンゼルスのRecord Plant Studiosに集結した。彼らがそこでアルバムをレコーディングするのはこれで2枚目だった。レコーディングはさまざまな問題(その多くは薬物の乱用によるものであった)によって悩まされた。「部屋の真ん中に座ってクスリをやっていた直後」に「Cornucopia」をレコーディングしようとメンバーが奮闘していた最中、Bill Wardはほとんどバンドを解雇される寸前だった。「俺はあの曲が嫌いだった。ぞっとするところがいくつかあったのさ。俺は結局それを暴いたんだ。でも、俺が受けた反応はみんなが俺を無視するってことだけだった。まるで『だったら帰れよ。あんたはもう用済みだ』って言われてるみたいだったね。ヘマをしたって感じだったよ、俺はクビにされるところだったんだ。」と、Billは述べている。
アルバムのジャケットは、Black Sabbathのコンサート中に撮影された両手を上げたOzzy Osbourneの写真が彩色されて用いられている。オリジナルリリースの際には、中に膠づけされたページを含む折込ジャケットが採用され、それぞれのメンバーが自分の写真が載せられるページを与えられ、中央にはバンドのライブ写真が配置された。このアルバムのジャケットは古典的なものとして認められており、Peaceville Recordsのコンピレーション・アルバムの「Peaceville Vol.4」やSleepの1992年のEP盤「Volume Two」などでパロディされている。
当時の評論家からは酷評された一方で、1ヶ月もしないうちにゴールド・ステイタスを達成し、バンドにとっては合衆国で100万枚売れた連続4枚目のアルバムとなった。アメリカでの広範囲に渡るツアーののち、1973年にバンドは初めてオーストラリアでツアーを行い、その後ヨーロッパでもツアーを行った。


Recorded:May 1972 at Record Plant Studios in Los Angeles, Snowblind/Tomorrow's Dream backing tracks recorded Jan/Feb/March 1972 at Marquee Studios, overdubs, mixing, mastering, at Olympic/Trident Studios, UK, June 1972)
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. IRON MAN ★★ (2000-11-09 19:28:00)

静と動、陰と陽、鬱と躁、緩と急、善と悪、相反する要素が精緻にも織り込まれ、重く深いリフは全てを包み込み、ここに“闇“は仰々しくも構築された。って書くとオタッキ—系の人達っぽい表現になるけど、要するに彼らの最高傑作ってこと。少なくとも巷ではそういう。ちなみに僕はオジ—時代至上主義です。



2. el ★★ (2001-07-12 18:47:00)

濃い1枚。個人的にお気に入りは
1,5,6,7,10です。1曲目のド頭で放心状態になれるし
SNOWBLINDっていう紛れも無い名曲があるし。
個人的にサバスで1、2を争う曲が10曲目に収録されている
「UNDER THE SUN」だ。イントロのへヴィでドロドロしたリフも最高だが
何よりも後半の儚くて美しい曲調が大好き。
それについてあまりどうこう言われてないのが個人的に淋しい。
買った初めはこのアルバムの良さが判らないかもしれない。
だが不思議と後々、初期サバスの傑作だと思う日が来る。




3. Jackson ★★ (2002-11-01 15:44:00)

初期サバスの中でなら、MASTER OF REALITYとどちらが良いか、決めかねますが、
とても良いアルバムです。ライナーにも書いてありましたが、ドラムの音が
それまでより硬質になっていてCool!ペタペタしてたな、ってのはありました
からね。で、そういう点が克服されたこのアルバムは、すべての点において
文句無しです!
・・・やっぱ3rdな方が好きかな?どっちも聴いてみて下さい。



4. キイチ ★★ (2002-11-13 00:28:00)

この作品、ある番組で「メンバーがレコーディングした記憶がない」と紹介されていました。
きらびやかでヘヴィでどこか物悲しい雰囲気が漂ってます。
MASTER OF REALITYも好きですが、この作品は3rdとは違った良さがあります。
まぁ、SABBATHは全作品それぞれに色がありますからね。



5. 夢想家・I ★★ (2003-09-16 20:47:00)

次の作品以降、徐々にアレンジ面で派手になっていくSABBATHですが、本作では今までの路線を引き継ぎつつも、アコースティカルな要素を用いてヘヴィさとのコントラストが強調されてメリハリのあるサウンドになっています。
私はOZZY期のSABBATHではこのアルバムが一番好きです。




6. みなちょん ★★ (2003-10-18 09:53:00)

前作が「サバスの凄み」なら
Vol.4は「サバスの深み」ですね。



7. 3割2分5厘 ★★ (2003-10-23 21:10:00)

1st聞いて全然受け付けなかったサバスが、このアルバム聞いた時から好きになりました
(つってもこれしか聞いてないけど)
「WHEELS~」の展開がかっこいいっす。全曲いい。




8. 柴が2匹(会社から) ★★ (2003-10-26 22:48:00)

初めて聴いたときは音わるいな~って思いました(笑)
このアルバムの1曲めってギターがメローでびっくりした記憶があります。
ヘビーだけじゃないサバスの息吹を感じ取れる作品。




9. ハードロック ★★ (2003-11-27 18:18:00)

Vol.4がこんなにランキングの下位でいいはずがない・・・。
ということで書き込みをすることにした。
このアルバム、まずなんと言ってもオリジナルの見開きがショッキングだ。
皮ジャンのポケットに手を突っ込み、
決してその指先を写真に撮らせることのなかったアイオミの
ギターを奏でるアップ写真が載せられている。
「この指先でよく・・・」そう思わずにはいられない写真だ。
ちなみに再発の日本盤は、この写真が省略されている。
サバス流様式美の完成を思わせる1、
元祖ヘッドバンキング曲、シングルヒットした2など
初期の集大成ともいえる素晴らしい内容となっている。
前作で非難の的となったアコースティックも
「ならばこれでどうだ!」というアイオミの心意気で、更なる高みへと登りつめている。
また、経験から来る人間的な深みなどは別にして
ボーカリストとしてのオジーは、この作品でひとつの頂点を迎えている。
(次のSABBATH BLOODY SABBATHあたりが最高調か)
デビュー時、現在と比較すると、明らかに音域が広い。
オジーファンにも、是非味わってほしい一枚である。



10. インペリテリ ★★ (2004-01-23 05:06:00)

最近このアルバムに収録されてるCHANGESがオジーの娘ケリーオズボーンのアルバムに収録されていてシングルチャート全米でトップ3位になっている。凄い!今ごろになって売れるとは
オジーもディエットで歌っているのでお勧め!



11. アゴ 勇 ★★ (2004-03-02 18:39:00)

1st、2ndでそのイメージ、サウンドを定着させてしまったバンドが実験的内容を持つ「MASTER OF REALITY」に続いてリリースした、
傑作アルバム。4th。
前3作以上に細かいアレンジと複雑な展開を持った曲が揃い、構成もバラエティに富んでいる。
各メンバーのプレイもそれまで以上に個性的で、ギーザー・バトラーのベースの音色の変化、
ジャズの影響も感じさせるビル・ワードの絶妙なスティックワーク、
オジー・オズボーンが歌うバラードなど中期のバンドの方向性を決定づけると同時に、その音楽性を大きく広げた作品となっている。




12. エビフライ ★★ (2004-04-14 11:23:00)

とにかくデカイ音で聴きたいアルバムだ。曲も1、2、3に比べるとバラエティにとんでいるしアルバム全体もまとまっている。しかし前3作に比べるとまとまり過ぎている感じがする。音質もあんまりサバス特有のトゲ無い。しかし「チェンジス」「ラグナサンライズ」などは最高だ!ラストの「アンダーザサン」で終わりの無い荒野に放り出される!



13. モンターヘッド ★★ (2004-07-31 09:56:00)

このアルバムが一番好きです。サバスのアルバムでは一番緊張感があると思います。1st~3RDのように吐き気は来ないものの。ジャケットアートも一番好きです。なんでこのアルバムがこの順位なんでしょう。



14. 帝王序曲 ★★ (2004-08-13 16:37:00)

前作までと比べると複雑化し、バラエティに富み、次作以降の実験的拡散を予感させる。彼らの音楽的懐の深さを垣間見る。
もちろん彼ららしい「Wheels of Confusion」「Snowblind」「Cornucopia」といった曲も健在。でも、どの曲も素晴らしい。




15. 酒とバラの日々 ★★ (2004-08-19 19:16:00)

前作「マスター・オブ・リアリティ」は徹頭徹尾「重たい」アルバムでしたが、本作はかなり楽曲にヴァラエティがあって音楽的には少し拡散傾向。
70年代前半のこの時期はオジー在籍期のブラック・サバスにとって次から次へとアイディアがあふれ出てくる「全盛期」だったんでしょうか。




16. モンターヘッド ★★ (2004-08-24 22:37:00)

オークションでこのアルバムジャケットのTシャツ手に入れました!!暗黒にあやかって日なたには干しません。



17. 0フレット ★★ (2004-08-24 23:39:00)

VOL.4のTシャツ。 俺も欲し~なあ~。



18. たろたろ ★★ (2004-10-09 23:41:00)

Wheels of Confusionのエロギターで最初からイク。濃い。濃厚ジュースです。



19. エビフライ ★★ (2004-11-22 14:53:00)

大音量で改めて聴いてみたが、やっぱり凄い!しかも普段と違いビルのDrに神経を集中
させて聴いてみた、、、、凄かった!カッコ良かった!今風に言うならば「超クール」とでも
言えば良いのかな。ZEPのサウンドの要が故ジョンボーナムだったように、サバスサウンドの
要は間違い無くビルのDrだ!「独特なテンポ」「独特な間」「独特なフィルイン」全てが
素晴らしい。



20. 0フレット ★★ (2004-11-22 23:02:00)

同感ですな。
独特のサバステンポは1stから存在していた、そしてその独特な3枚のアルバムに十二分以上に対応していたビル。そしてこれまでに蓄積してきた経験と、工夫を「当たり前」
とする彼の「底力」が最も表現されたのがこのアルバムだ。どの曲も他のドラマーでは
こうはならない。特に「Wheels Of Confusion」、よくある評として「頭とお尻」のメロ
ディーが挙げられるが、これではまだIomiを軸としたサバスの数割でしかない。
あのマッタリとした特許ともいえるDrがあって、はじめてブラックサバスとして完成す
る事が出来る。 つまり、VO.4でビルはサウンド面での核になっていると言っても過言
ではないだろう。 更に言えばオリジナル期のブラックサバスというバンドにとって、
「ZEPのボンゾ」「ストーンズのチャーリー」と全く同格になったわけである。




21. inoko ★★ (2005-01-02 02:48:00)

濃いなあ。ほんとに素晴らしい。形容する言葉がない。
あえて言えば、
牛頭馬頭のうめき声のようなギター、Tony。
牛頭馬頭のおならのようなベース、Geezer。
牛頭馬頭の三本足の足音のようなドラム、Bill。
牛頭馬頭のポエムのようなヴォーカル、Ozzy。
ふざけてるなんて言わないで。最高の敬意を払っています。
ここまで徹底的にサバスなサバスはないでしょう。
ロックというジャンルも超えてしまったブラックサバスの音楽。
このアルバム以外の、まともな曲をやってるサバスももちろん好きですが。



22. 蛇めたる ★★ (2005-01-02 17:38:00)

前作と本作でHMの「神」となったBLACK SABBATH。
GUNS N' ROSESやTOOLが影響を受けたのは、たぶんこのアルバムだと思う。
破滅とか嫌悪とか暗い歌詞なのにメロは美しく明るい。
その極地にあると思われる「SNOWBLIND」はたぶんSABBATHの最高傑作。
うわべだけHMの教典の「PARANOID」や「HEAVEN AND HELL」と違い、真の教典である。
OZZYの初期2作とPRIESTの「背徳の掟」とこのアルバムは、どんよりさではずば抜けている。
実に素晴らしい。




23. One Of Metal Fan ★★ (2005-02-10 00:57:00)

私もこのアルバムが前期では一番好きですね。
サバス全キャリア眺めると、他にも「Heaven And Hell」「Born Again」「Tyr」など
好きなアルバムはありますが、オリジナルはやはりこれ。
それまで重暗い一直線だった彼らが、バラエティと表現力を磨いた結果、
本来の重暗さが失われることなく、当時の新境地なキレイな曲とのコントラストで、
より強調されるようになりました。



24. 東京限定 ★★ (2005-03-26 16:23:00)

通算4作目のこの作品もSABBATHを代表する作品の一つですね。
前作、前々作でその独特の地位を築き上げたSABBATHをさらに上へ押し上げた名作です。
重く図太なリフは健在しつつ、その中に美しいメロディラインが描かれているのも特徴です。
曲事態もバラエティに富んでおり、聴き易い内容になっています。
前作同様、こちらを最高傑作とするファンも多いので聴いてみてください。




25. エビフライ ★★ (2005-05-09 14:51:00)

改めて聴いてみたが、あまりの素晴らしさに開いた口が塞がらなかった。
普通の人間ではこんなアルバムは絶対に造れないと思う。全てのパートが「神技」だ。
この「Vol4」はビートルズの「サージェント」クリムゾンの「クリムゾンキングの宮殿」
ピンクフロイドの「狂気」等をも超えている。オジーの声も素晴らし過ぎる。
サバスの4神達よ、こんな素晴らしいアルバムを造ってくれて本当に有難うございました。
ビル様、体には気を付けて長生きして下さい。ボンゾ、コージーみたいに死なないでね!
「スーパーナウト」のハイトーンオジーのVoで、最高の気分です。何時聴いてもこの曲の
ドラム(バスドラ)は驚異です。



26. せーら ★★ (2005-05-13 18:26:00)

「HEAVEN AND HELL」がダントツ一位というのが、このサイトの傾向をよく表している(笑)
この作品も良いですよー。
今じゃ考えすぎて迷って選べないけれど、ちょっと前まではこれが文句なく一番好きでした。
大貫憲章氏によるライナーが異様なほど熱くて、それに影響されてか、買ったばっかの頃なんか腕組みしながら真剣になって聴いてましたよ。
「SNOWBLIND」と「UNDER THE SUN」がとにかく良い。後者は意外にもマイナーなんですよね。これ以上ないってゆーくらい、SABBATHってバンドを端的に表している名曲なのに。




27. dave rodgers ★★ (2005-06-03 21:16:00)

前作や前々作の名作もあるが、この4thも全米、全英で成功を収めた初期サバスを
代表する一作。
結果的にこれは、これまでサバスが行った業が「初期サバスの集大成」として
到達した一枚だと言える。
この頃からアルコール、麻薬、といった問題でメンバーの状態は決して良くはなかった。が、それとは別に見事な傑作を作り出したのは実証されている。
「Snowblind」などで聴くサバスは圧巻の一言。




28. メタル伝道師 ★★ (2005-06-14 23:13:00)

とても陰鬱な雰囲気を醸し出している、まさにサバスという
べきアルバム。深くそれでいて濃い、オジーのボーカルもアブラ
が乗りきってていい感じです。




29. noiseism ★★ (2005-09-23 16:46:00)

あまりオジー期の作品の中では思い入れがなかったりする。
が、やっぱり聴き返してみると全曲覚えてたりする。
これもやはり外せない。




30. はちべえ ★★ (2005-09-29 15:58:00)

後々のオジーソロ作での作風(バラード的)が見える名盤である。やっぱり「チェンジズ」であろう。ラリっていることはサビまでで確実に分かるが聴かせるサバスもやはり良い。彼らは暗黒美を作り出していたのだから。



31. リフマスター ★★ (2005-10-18 12:42:00)

4thアルバム
良い点
・陰鬱で暗い、これこそサバスだと言わんばかりの雰囲気をかもし出している
・オジーのボーカルがかなりきてる
・楽曲も何もかもが濃い
悪い点
・メタル初心者の大多数は最初これを聞くと毛嫌いする(段階をふんで聞かせると気に入る)
・オジーのボーカルが好き嫌い分かれる
・いいアルバムなのになぜか地味



32. ルリヲ・フルチ ★★ (2005-11-02 15:49:00)

このアルバムを持ってサバスは「ブラックサバス」というジャンルを打ち立てたのだと思う。
他のどのバンドも太刀打ちできない。
唯一無二とはこのことか。




33. アイリス ★★ (2005-11-06 19:44:00)

初期の作品としては最も聴き易く、多くの人に薦められるアルバムだと思います。個人的にはチェンジス、ラグナサンライズ、スーパー・ナットが好きです。



34. T2 ★★ (2005-11-12 11:00:00)

メロディックになり曲想に幅がててきた4th。
1st~3rdで後世にまで残る名リフを多数製造。今回は曲メロを若干重視した路線かなぁ♪
けどやっぱこの作品も名リフはオンパレード状態。アイオミはリフメイクがホンマに上手い。
曲もメロディックで良いものばかりやし。。。サバスはどの時期にも好きな作品がありますが
オリジナルサバスでの初期4枚には今でも別格のSomethingを感じます♪♪



35. イヌスケ ★★ (2005-12-26 23:48:00)

1972年リリースの4th。
やや重苦しさが後退したが、全体の出来と曲のバランスは良い。
ジャケは本作が一番かっこいい。
SLEEPも『VOL2』でパクっていた。




36. 10倍太陽拳 ★★ (2006-12-17 21:36:00)

一番好きなアルバムではないがサバスの懐の深さを感じさせてくれる一枚。
確かに全体的に地味なかんじだけど楽曲も良く、そして濃く
以前の彼らの作品よりも美しく、そして儚い雰囲気が漂っている。
個人的に前3作に比べヘヴィさは薄れたがメロディアスになったと思う。
しかしトニーアイオミが生み出すイカしたギターリフや中毒性は相変わらずですな。
これも名盤には違いない。




37. トラッカー ★★ (2007-02-04 12:08:00)

やはりサバスの曲にはオジーさんの声質、歌いまわしがピッタリですね。先輩方が書かれているようにアルバムの内容も素晴らし仕上がりです。特にオジーさんのボーカルが今まで以上に大変よく、曲にあった歌い方をして彼独自の世界を形成しています。聴けば聴くほど凄みが出てくるアルバムです。 このvo4で特に気になる物が有ります。4曲目にクレジットされている曲て言うか音なんですが、このFXを収録した経緯を知りたくて非常に気になります。これを聴くたびにいつたいなんなんだろうと思ってしまい不思議な感覚になります。




38. Dr.Strangelove ★★ (2007-02-11 11:22:00)

メロディの良さなら初期サバスで一番のアルバム。
アイオミ先生は凄い。




39. ウカア ★★ (2007-07-04 08:53:00)

世界観でまくりの名盤!



40. ベースケ ★★ (2007-12-21 10:22:00)

凄い色んな世界があって良い。
ドラッグ常習がいちばん酷かったころのアルバム?でしたっけ?
それでSnowblindやFXというのは泣けます。
ていうか、誰がなんと言おうと全て良い。1~4作目までの彼らはやっぱ神。



41. いおっみ ★★ (2008-12-10 04:50:00)

前作「MASTER OF REALITY」でスタイルを完成させたサバス。
己を確立した次の一手として、音楽的な実験を開始したのが「VOLUME 4」だ。
最も顕著な試みがキーボードの導入。
メロトロンで泣きまくるWheels Of Confusion、ピアノバラードのChangesでは楽曲の要となっているし、今までと同じスタイルのSnowblindですら装飾に使用されている。
後々ゲストや常勤サポートのキーボーディストを加えていくことになるサバスにとって、これは一大転機だ。
「4ピースバンド」の殻を破った瞬間でもあり、新たな楽器、新たな人材を登用するバンドへと変化した刹那なのだから。
バンドの本質が変わった「第2のデビュー作」と言っていいだろう。
かつては「VOLUME 4」が最高傑作と呼ばれていたが、現在では「PARANOID」「MASTER OF REALITY」にその地位を代わられたようだ。
これは妥当な結果だ。
ブレイクした勢いに乗っているとは言え、スタジオを転々としたために音質がバラバラだし、サウンドに重さがない。
実験を始めたばかりの拙さも要所に現れており、アレンジに気を取られたのか肝心要の曲が今一歩だ。
さらにはアルバムの流れもぎこちない。
曲の良さでは「PARANOID」に及ばず、スタイルと流れを磨き上げた「MASTER OF REALITY」に及ばず、加えて原石の輝きを魅せる「BLACK SABBATH」にも及ばない。
十二分以上の傑作ではあっても最高ではないのだ。
だが、だからこそ本作を愛してしまう自分がいる。
サバスの歴史、変遷、当時の状況を知っていくほどに味わい深いアルバムだ。
70年代後期の混迷したサバス、80年代以降の様式美サバス、そしてオジーのソロ、それらすべての第一歩はここにあるのだ。



42. モブルールズ ★★ (2009-04-26 11:25:00)

ファーストから本作までがとくにサバスの独自性を表してると思う。彼らの作品はほとんど全部好きだけど。



43. ムッチー ★★ (2009-05-24 07:51:00)

1972年にリリースされた4thアルバム。全10曲で42分の作品。
3rdまでの作品と比べると、へヴィネスに関しては多少抑えられていますが、
その分、ヴァラエティが豊かになっていて、親しみやすくなっていると思います。
最高傑作に挙げられることも少なくないアルバムで、それも納得の、さすがの出来栄えです。




44. 京城音楽 ★★ (2009-05-27 14:59:00)

前三作に比べると多少は明るくなったものの、いかす展開の曲多し。
名盤!



45. まにや ★★ (2010-01-25 22:30:00)

1974年に中学生だった自分は、子供が触れてはいけないものに接してしまった火遊び
感覚に陥った。
無論ブリティッシュ全盛時代だっただけにZEPやPURPLE、HEEP、プログレ系にも
熱中していたが、このアルバムだけは真に隠れた宝物であり、今でもあの当時の感覚が
よみがえる。
MASTER OF REALITYと並ぶこのバンドの真骨頂でしょう。DIO以降のサバスも嫌い
ではないけれど現代のDEATH、BLACK、GOTHICメタル等に与えた影響のでかさはこの時期
のサバス抜きでは有り得ないし、真に孤高の頂に達していた。
これ以降、やりすぎちゃった為に低迷してしまったけれどここまでは本当にバンドに
マジックが存在していたんだよね。



46. テンさん ★★ (2010-02-18 15:18:00)

パラノイドみたいな分かりやすい曲がないので、地味に感じるかもしれないが、アルバムトータルで見れば最高傑作と言えるほどの完成度だ。
オジーの声もこの頃は表情豊かで、今ののっぺりした声とは大違い。
30年前にこんなアルバムを作っていたのだから驚き。




47. エクスプローラー ★★ (2010-03-14 01:16:00)

★★★★☆



48. チンポマンタロウ ★★ (2010-05-01 21:02:00)

アナログ英国初回原盤で聴いておくれ。底なし沼の感じが堪能できます。



49. カルチョ ★★★ (2010-12-23 17:09:47)

「サバスの初期5枚のアルバムの中で、どれが最高傑作か?」という話題になると
このサイトに来ているみなさん全員の意見が別れる所だと思います。
なので私は個人的に一番好きなこのアルバムに票を入れたいと思います。
本作は「Changes」や「Laguna Sunrise」の所為で「前作ほどヘヴィではない」と思われがちですが、実際にはそんなことはありません。
前作にも静かな「Solitude」やアコースティックの「Orchid」がありました。
本作の特徴は「メロディが強い」という所でしょう。

※ちなみに、ロック界の奇才フランク・ザッパが絶賛したアルバムだそうです。



50. kamiko! ★★★ (2020-08-20 22:32:12)

英国産ロック1972年作
サバスの盤をレビューするとしたらこの盤は外せない筈なのに、ココに来たばかりの頃には敢えてレビューしていないのが笑える。
とりあえずボクの嗜好から、当時はジャケが気に入らなかった上、アルバムタイトルが「Vo.4」というナンバリングタイトルというところに
趣きを感じなかったんだろう。昔からそういうところにコダワリがあって、盤の評価の約3分の1くらいは、ジャケと雰囲気なんだよね、ボクは。
しかし、タイムリーに経験した世代の人たちはきっと、このオジーのシルエットジャケは百点満点で狂喜したんだろうなぁと想像する。
年齢を重ねて、サバスサウンド自体にノスタルジーを感じるようになった今、逆にこのオジーシルエットジャケが美しく見える。
前作Master of Reality(1971年)は、ドープスモーカー的背徳感やヘヴィネスが感じられる上、判りやすい鉄板曲が多かったが
この盤は、前作で濃厚だった毒気がほんの少し抜けて、純粋にロックサウンドの醍醐味を楽しめる内容になっていると感じる。
前作までにあった密室的な感じや、処女作のような墓場といったロケーションが脳裏にあまり浮かんでこず、狭いライブハウスの空気感で
映えそうなグルーヴと、キャッチーな旋律・リフが魅力だ。濃さとキャッチーさのバランス感覚が絶妙な盤だなと感じる。



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