80年発表の2ndで、日本ではこっちが先にリリースされた。 1stはオーソドックスなハードロックだったが、本作はMOTORHEADを想起させるような暴走ナンバーがひしめきあっている。代表曲としては、未だにプレーしている“Motorcycle Man"、“747"、“Wheels of Steel"の3曲が挙げられるが、僕は昔はよくライブテイクが出回っていた“See The Light Shining"、キャッチーな“Suzie Hold On"、また暴走ライブのラストを飾った“Machine Gun"なども負けず劣らず大好きだ。ま、詰まるところ全曲いい(^。^) ジャケットデザインもこれはシンプルだけど秀逸、NWOBHMを代表する1枚であることを僕が保証します。
MANOWAR同様、最高にカッコイイのに理解されず、日本では不当な扱いをされ続けている(涙)SAXONの2nd。 「MOTORCYCLE MAN」~「STAND UP AND BE COUNTED」~「747」~「WHEELS OF STEEL」の流れはもう鳥肌モノのカッコ良さ。ハーレーに跨りハイウェイを突き抜ける彼等を、誰1人として止めることなど出来はしない(曲を飛ばさずに聴いて、と婉曲的に言っているわけ(笑))。LPで言うところのB面もなかなかの佳曲が揃ってます。「SUZIE HOLD ON」が好きかな? やっぱりスタジオ作ではこの2ndが圧倒的な存在感を誇ってますね。 国内盤廃盤って(怒)!!
全英チャート5位を記録したバンドの代表作でもある'80年発表の2nd(邦題は「暴走ドライヴィン」)。 ここ日本では本作にてデビューを飾った。 メインとなるのはMOTORHEADのような痛快な激走ロックであるが、ビフの上ずり気味の歌メロを中心としたメロディアスな一面も聴き逃せない。 バイカーズ・アンセムともいうべき超名曲「MOTORCYCLE MAN」を筆頭に、ギター・リフがメロディアスな「STAND UP AND BE COUNTED」、繰り返されるヘヴィ・リフがかっこいい「FREEWAY MAD」、ブギー調のロックン・チューン「STREET FIGHTING GANG」、爆音の塊のような「MACHIN GUN」といった彼等お得意の疾走曲はもちろんのこと、ブリティシュ・ヘヴィ・メタルらしい哀愁に満ちた「747(STRANGER IN THE NIGHT)」、ライブでは大合唱となる縦ノリ・ナンバー「WHEELS OF STEEL」、メロディアスな疾走パートからグルーヴ感のあるヘヴィ・パートへのな展開が秀逸な「SEE THE LIGHT SHINING」、歌メロがキャッチーな「SUZIE HOLD ON」といった曲も素晴らしく、捨て曲は一切なしのNWOBHMを代表する名盤である。 リマスター盤にはボーナス・トラックとして「WHEELS OF STEEL」の7インチヴァージョンとライヴ、「JUDGEMENT DAY」、「SEE THE LIGHT SHINING」、「747 (STRANGERS IN THE NIGHT)」、「STALLIONS OF THE HIGHWAY」を収録。