1995年11月14日、Earache Recordsよりリリースされた4thアルバム。
同年にEarache Recordsと契約して、スタジオ入りしている。
At the Gatesの代表作であり、メロディックデスメタルの歴史において、特に画期的な作品と見なされており、In Flamesの『The Jester Race』やIn Flamesの『The Gallery』と並んでイエテボリのメタルシーンの普及に大いに貢献する結果となった。
音楽的方向性はスラッシュメタルの色を強め、特にSlayerの影響を感じさせるヘヴィ&ファストなリフが多くなっている。サウンド・プロダクションも一段と進化しており、アグレッシブさと叙情的なメロディとの融合を高次元で成し遂げている。アルバムの構成は、インスト小品「Into the Dead Sky」を中盤に挟みながらも最初の曲から最後の曲まで畳み掛けるように展開しており、収録曲の長さは平均3分ほどで、全体でも11曲34分。
リリース後はUnleasedとヨーロッパツアーを行い、途中フェスティバル出演ではTestmament、Kreatorらと共演した。1996年、1月にはDissectionらとイギリスツアーを行い、3月にはMorbid Angel、Dissectionとアメリカツアーを行う。4月にはNapalm Death、Face Downらとヨーロッパツアーを行い、6月にはNapalm Deathとアメリカツアーを行う。その後スウェーデンでフェスティバルに出演後、9月に解散した。解散のきっかけは、ライブ・ツアーの疲れから、Anders Björlerが脱退の意向を示したことだという。その後、2007年の再結成までバンドは沈黙することになる。
Recorded:May–July 1995, Studio Fredman, Gothenburg, Sweden
1. 定ちゃん ★★ (2000-08-14 10:46:00)
リフの切れ具合、疾走感、攻撃力は凄まじいものがあります。
一気に畳みかけるこのアルバムは数あるデスメタルの中でも最高位に
位置すると思います。
スラッシュ、デスが好きな人は必聴盤。
2. しおう ★★ (2001-08-25 20:06:00)
究極だよ。
4. エストック ★★ (2002-05-14 16:25:00)
です。デスの好きな人は買いですよ。
5. GIHALA ★★ (2002-09-05 12:55:00)
1曲目で打ちのめされます。その後も、怒涛の疾走感と巧みな緩急でこのアルバムの世界に引きずり込まれ、そのままラストまで持って行かれてしまいます。
所謂「メロデス」とは違い、スラッシュメタル的な要素が濃いデスメタルです。
楽器陣の演奏が物凄くタイトでキレが有り、整合感抜群。そこに乗る激哀のメロディー…、もう堪りません。
さらに特筆すべきはTomas Lindbergのvo。「表現力が豊か」というより、「激情剥き出し」です。しかもその感情の幅が広い。曲によっては本当に泣き叫んでいるかのように、聴く者の心に掴みかかって来ます。凄い。
皆さん。この完璧なアルバムを聴きましょう。
6. うにぶ ★★ (2003-02-10 00:51:00)
最近のデスラッシュにもけっこう影響がありそうな疾走感に溢れた曲に、軟弱にならない程度にメロディを組み込んであって、ストレートに燃えさせてくれます。時たま入る静かなパートの哀感や荘厳さもいいです。
トマス・リンドベルグの吐き捨てVoも、そんなにデスデスしてなくて(?)疾走感を煽りながら哀愁を生んでもいて、音楽性にぴったりきてます。
でもけっこう疾走する時のギターリフの印象が似たような曲が多い気も。もうちょっとバリエーションが欲しい気もしますが、勢いが落ちないからいいか。
慟哭しながら疾走する曲大好き!という人は買いです。昨今のブルデスに比べればそんなに暴虐性もなく聴きやすいので、スラッシュは好きだけどデスはちょっと…という人でもそんなに抵抗なく聴けると思います。
11. ヤング・ラジオ ★★ (2003-12-01 22:40:00)
12. 無の英雄 ★★ (2004-05-19 03:23:00)
13. ILL ★★ (2004-07-07 16:44:00)
ギターソロでたまに弾くまったりフレーズが好き!