すべてはここから始まった・・・・・。 HEAVY METALが地球上に生まれた歴史的瞬間である。 HEAVY METALという言葉が最初に使われたのは ステッペンウルフの「BORN TO BE WILD」に向けてだったらしいが HEAVY METALという衣を初めて身に付けたのは紛れも無くBLACK SABBATH。 本作にはBLACK SABBATHという記念すべきメタル誕生曲と N.I.Bという初期サバス中最も美しい名曲が収録されている。 このアルバムのジャケットは恐らく世界で一番美しいジャケットだろう。
サウンドやドライブ感でいえばやっぱり1stが一番かっこいいと思う.当時のアイオミの機材はおそらくギブソンSGだが,パラノイドのソロで使っているようなファズは1stでは使用していないような気がする.たぶん通常のアンプをフルドライブさせてサウンドを歪ましていたんだろうな・・・ 個人的には3stが一番スキです.たぶんin to the voidよりヘビーな曲はこの世の中には存在しません. ところでアイオミって中指と薬指が義指でしょ だから1弦と2弦008の弦張ってるんだって・・・そのせいで逆に個性が出まくってるんだと思う.義指であんなウィブラートかけるギタリストなんてアイオミだけだよね.それとサバスの魅力って本当はギタリストだったギーザーバトラーのベースと酔っぱらいドラマーのビルワードのうねるようなリズム隊だよね.オジーは歌下手だけど逆にそれがいい・・・呪文みたいで・・・
オジー・オズボーン(Vo)、トニー・アイオミ(G)、ギーザー・バトラー(B)、ビル・ワード(Ds)の4人で結成された、ヘヴィ・メタルの重鎮・ドゥーム・メタルの元祖であるイギリスはバーミンガム出身のバンドによる'70年2月13日の金曜日にVirtigo Recordsから発表されたデビュー作。 プロデューサーはロジャー・ベイン。 ブルーズを限りなくダークかつヘヴィにしたようなインテンス極まりない楽曲、狂気じみたギター、轟音のようなベース、雷鳴のようなドラミング、浮遊感のあるヴォーカルと、そのサウンドはあまりにも個性的。 雨音と雷鳴が鳴り響くイントロから不気味で重苦しいリフが奏でられる代表曲「BLACK SABBATH」を筆頭に,ギター&ベースとユニゾンで奏でられるオジーのハーモニカが魅惑的な「THE WIZARD」、ギター・リフがサイケデリックで浮遊感に満ちた「BEHIND THE WALL OF SLEEP」、一度聴いたら忘れられないほど個性的なギター・リフを持つ「N.I.B」、ブルージーながらも軽快なシングル曲でCROWのカヴァー「EVIL WOMAN(DON'T PLAY YOUR GAMES WITH ME)」、インストのアコギ・サウンドが美しくも不気味な「SLEEPING VILLAGE」、演奏陣のブルーズ・ジャムが圧巻のTHE AYNSLEY DUNBER RETALIATIONのカヴァー「WARNING」、幻惑的な世界に落ちてしまいそうなサウンドの「WICKED WORLD」といった好曲を収録。 数々の名アルバム・ジャケットを手掛けたキーフによるアート・ワークも邪悪な美しさを放っている。
Black Sabbathはヘヴィ・メタルの始祖であると同時に、悪魔主義的側面を打ち出してメジャーに挑んだバンドの始祖でもあります。 それを最も体現しているのがこの作品です。不吉なイメージのジャケットといい、ジャケット内の逆さ十字といい、何より1曲目からの雷鳴と不穏なリフ……発表から何年経とうと、人を魅了する力があるでしょう。 また逆に、オープニングの不気味さから打って変わって、その後に続くブルースの影響が濃い楽曲に「かっこいい」との声が上がるケースも。