1980年4月14日、EMIよりリリースされた1stアルバム。
1979年、二人目のギタリストとしてTony Parsonsを迎え、12月にメジャーレーベルEMIと契約する。メジャー契約後すぐに、健康上の理由でDoug Sampsonが脱退し、Tonyも同時に脱退するも、Clive Burr(Dr) 、Dennis Stratton(G) が加入する。
1980年1月に1stシングル「Running Free」を、4月に1stアルバム『Iron Maiden』をリリースした。アメリカ盤は遅れてHarvest Records/Capitol Recordsから発売され、その際イギリスではシングルのみの発売であった「Sanctuary」が追加された。
パンク・ロックのムーブメントが終息に向かいNWOBHMが勃興しつつあったタイミングで登場。パンクの攻撃性、プログレッシブ・ロックの芸術性、そして新時代のヘヴィメタルの重厚感を併せ持った音楽性で若者を中心に注目を集めた。さらに日本では伊藤政則がデビュー前からプッシュしていたこともあって早々に人気が出た。
日本、アメリカ、ドイツでゴールドディスク、本国イギリスではプラチナディスクになっている。
Recorded:January 1980 Kingsway Studios (London)
Producer:Will Malone