queensrycheの中で一番好きなアルバムです。 勿論捨て曲などはありません!!! メロディ、リズム、曲の構成、ギターソロ、リフ、ボーカルライン、何もかもが個性の固まりで出来ているアルバムです。 また1曲1曲全てが凝ってます。 そして何よりも聴き手を引き込む力が凄い、それはもう無敵なのです。どうしてこんなにも入り込めるのか???・・・('_'?) そう。その訳は、これだけ感情の入ってるアルバムが他には無いからでしょう。特にジェフのボーカルはマジ逝っちゃっております、入っちゃってます、恐ろしいくらい伝わります。そこには高度な技術もカナリ使われておりますが、サラっと歌いこなしています。余裕があるからサラっといけるのです。このころのジェフは正に超人デス。 他の楽器も凝ってます。無駄がありません。細かなところまでじっくりと聴いてみてください。何か発見できる筈。 これを聴いて入り込めなかった人、居ると思いますがマダ諦めないで下さい。 取っ付きにくいアルバムではありますが意外と聴きやすいので…。騙されたと思って何度も聞き込んでみてください。特に『GONNA GET CLOSE TO YOU』は名曲。
この1986年にQUENNSRYCHEがこのアルバムで、IRON MAIDENが『SOMEWHERE IN TIME』で、そしてJUDAS PRIESTが『TURBO』でモダンな音を作ってそれぞれ賛否両論意見が交わされた、というのが偶然のようで趣き深いですね。 その中でもこのアルバムはうまく出来た作品ではないでしょうか。 全ての曲でメロディーが大切にされていますし、プログレッシヴな要素もうまく融け込んでいます。しかしこの作品を聴いて、次にあの名作産まれるというのは考えられなくもないのですが、なにか突然変異のように感じてしまいます。 楽曲的には「Walk In The Shadows」「夢の光線」「I Will Remember」が好きです。特に「I Will Remember」はこのバンドの中で最も好きなバラードです。バックに流れる口笛は、風吹く荒野にただ一人、さすらう男の子守唄、ってな感じです。 ただ、メンバーの貴族メイクは完全に失敗だと思います。時代に迎合しましたな(笑)。
楽曲の整合性やアルバム全体のカラー、そしてストーリー展開等において完全無欠な次作『Operation:mindcrime』がQueensrycheの代表作であり最高傑作という声は紛れのないことだけれども、彼ららしいクレバーでプログレッシヴHM的なアプローチはこの作品が最も色濃く出ていると思います。個々の楽曲の完成度も次作に決して劣ることなく、「The wisper」「Screaming in digital」など名曲多しな良盤。