コレは名盤です。超名盤。全曲名曲、文句なし。ちょっと音が不安定なのが気になりますが、まぁ、曲がイイからヨシとしましょう。 このあと(USmixのあと)ゴージャスな「サーペンス・アルバス」になるわけですが、初期のブルージーさとゴージャスさが絶妙にマッチした素晴らしい作品です。(英盤が初期寄り、USがサーペンス寄り、といったところでしょうか) USミックスでは曲順が大幅に変えられていますが、こっちの曲順のほうが数段良いです。やっぱり、Guilty of loveは6曲目じゃなくてラストでしょう!!!Standing in the shadowがラストっていうのもちょっとねぇ・・・。
このアルバムは『WHITESNAKE』と同じくらい好きです! 捨て曲など存在せず、実際全曲名曲くらいの超名盤だと思う。 上記の方の言う通りコージーやジョンロード、メルギャレイなしには完成し得なかったアルバムですね。 俺のお気に入りは「STANDING IN THE SHADOW」「LOVE AIN'T NO STRANGER」「SLOW AN' EASY」「GUILTY OF LOVE」。
その昔、中古屋でこの「SLIDE IT IN」を見つけ、「そういえば、この作品2つバージョンがあったな」と覚えてたから裏面のメンバーの写真を見て「アメリカバージョンだな」と確認して購入。ジョン・サイクス信者なので当然アメリカ盤が欲しかった。 しかし、家に帰って聴いてみると確実にサイクスたちはいない。なのにメンバーの写真にはサイクスもマーレイもいる。はめられた気分だったわ。こういう紛らわしいことはやめてほしい!!なんで演奏してる奴と写真のメンバーが違うんだよ、ボケ!!! でもそんな怒りを忘れて聴いてみると、このUKリミックスも味があって良い。というか、曲が初期の雰囲気のまんまなんだからこっちの方が合ってるのかも知れないね。ブルース、ロックンロール時代の白蛇では80年の作品の次に好き。「STANDING IN THE SHADOW」「GAMBLER」「ALL OR NOTHING」は大好きだ その後ダッシュでサイクスのいるバージョンも買ったことは言うまでもない・・・
どうしても80年代のWHITESNAKEは次作「WHITESNAKE(SURPENS ALBUS)」に重きが置かれてしまいますが、これも名盤です。 今でもライヴで演奏される曲も多いですし、何より捨て曲がないというのはいいですよね。 意外と人気がないのかもしれませんが、最後の"Standing In The Shadow"は名曲ですよ。
ちなみに、自分が所持しているのはUK版なのですが、音質はくぐもった感があり、 洗練されているUS版に比べると、劣るとも言えるかもしれません。 しかし、これはこれで作風にマッチしているし、コージーのドラミングがより目立っている気もします。 また、曲順も大きく異なるのですが、"Gambler"で始まり"Slide It In"に繋がり、 最後は"Guilty Of Love"で締める、このUK版の方が絶対良いと思いますね。
どうでも良いけどUS盤は意外にもSONYのライバルWARNER BROS.が生産していた。曲順もレコーディングメンバーも違うのは勿論有名な話。 1. Slide It In, ② Slow an' Easy, ③ Love Ain't No Stranger, 4. All or Nothing, 5. Gambler, ⑥ Guilty of Love, 7. Hungry for Love, ⑧ Give Me More Time, 9. Spit It Out, ⑩ Standing in the Shadow 本作を最後にJON LORDがDEEP PURPLE再結成のために抜けてしまったのをよほど重大事と捉えていたのだろう、その頃何かのインタビューで読んだCOVERDALEの談話がまた傑作で「奴等は金欲しさで再結成しやがるのさ。俺は違う。俺が求めるのは女だけだ」…WHITESNAKEの真の意味と合わせて、このバンドの、つまりはCOVERDALE自身の人となりがよ~く分かって苦笑したのを思い出す。もっとも半分はポーズなんだろうけど。それにしても本作に関ったメンバーのうち3人は故人なんだね…。リアルタイムでは聞きかじる程度だった本作を今改めてじっくり聴き直すと、過渡期にリリースされ期待ほど売れなかった点は微妙なれど、間違いなく名盤と言えよう。ちなみに収録曲の半数、上記丸囲み№がシングル曲。