1992年2月25日、Atco Recordsよりリリースされた6thアルバム。
Panteraの代表作の一つであり、“グルーヴメタル(Groove metal)というジャンルを決定づけた作品”として、1990年代において最も影響力のあったヘヴィメタルアルバムの一つとして見なされている。
収録された"Mouth for War"、"This Love"、"Walk"などは、彼らの代表曲としてよく知られ、PVも制作された。
その音楽性は、前作『Cowboys from Hell』で決定づけられた“Panteraのサウンド”をさらに押し進めたものとなっている。
アルバムのジャケットを撮影したのは、前作でも担当した写真家Brad Guice。バンド側はレーベルに対し「野郎が殴られてるような低俗なのが良い」と要望していたが、送られてきたバージョンにはボクサーグローブ付きで殴ったものだったためバンドはこれを拒否。結果として、現在のものになった。このSean Crossという男に10$払って30回も撮り直したらしいが、Brad Guice曰く「実際に殴られてるわけでない」とのこと。
Billboard 200においては、全米44位を記録し、自己最長の79週ものの間チャートインした。
2012年5月20日には『20th anniversary edition』がリリースされ、こちらも1週間で9,000枚売れて全米48位を記録した。この時までに、アルバムは217万7,000枚のセールスを記録していた。
Recorded:1991 at Pantego Sound Studio in Pantego, Texas
Producer:Terry Date, Vinnie Paul