このアルバムを発見したときは、秘密の宝を発見したような気がした。Fortuna~「Back To Back」の流れはしびれたもんだ。今から振り返えってみると、KbまでいたDeep Purpleの流れを汲む正統派バンドだったんだね。この調子でメンバーチェンジもなく進んでいれば、Metal+Deep Purpleという新しい世界が見えてきたはずだったのに。
ドイツの現代クラシック作曲家カール・オルフの名作「Carmina Burana」からの 荘厳な“Fortuna"、そしてそれからつながる名曲“Back To Back"で聴く者をKOし、 そして、その後もパワー・チューンや感動的な“Waitin' For The Time"など 緩急織り交ぜながら魅せていく名盤。
プリティー・メイズを語るときにははずせない作品であるのにもかかわらず、ここにも居ましたSonyの金儲け思考の考え方によって、ほとんど廃盤状態になってしまった作品が。Sony Music japanお前たちは何をやっているんだ!売れ腺物や超BIGネームばかりに力をそそぐのではなく、このようなすばらしい作品こそデジタルリマスタなどで再発すべきではないだろうか?
85ǯȯɽの日本でのデビューアルバム。 LAメタルの全盛期にこれほどまでにヘヴィメタルらしいヘヴィメタルバンドは彼らしか出てこなかった、と言っても過言ではないだろう。オープニングの“Fortuna"“Back to Back"が始まった時はガッツポーズものでしたよ。メロディアスな“Waitin' for the time"はこのバンドの幅広い可能性を感じさせたし、スピードチューンの“Cold Killler"、“Night Danger"は最高に気持ちよかった。 PRETTY MAIDS、大切にしたいヘヴィメタルバンドです。
②"Back To Back"をはじめとして、熱い正統派HMの真髄を、これでもかと見せつけてくれます。 かと思えば、④"Waitin' For The Time"・⑧"A Place In The Night"のような、 センスを感じさせるポップテイスト溢れる曲もさらっと書いてしまう。 1stフルアルバムでこの完成度は凄いですよ。