イングヴェイやグラハム・ボネットにさほど思い入れはないし、全曲が好きという訳でもないんですが、やはり何曲かで鳥肌が立つような瞬間が味わえます。特に「JET TO JET」でのソロではほんの数秒のフレーズで泣かされそうになります。 素晴らしいギター・ソロの数々は雑誌などで伺い知るイングヴェイのキャラクターからは想像できないですね。
このアルバムは最高っすね。イングウェイのギターもかなり冴えているし、グラハムの歌も最高!聴いたことない人は今すぐにでも買ってください(笑)。 お薦めは「ISLAND IN THE SUN」「JET TO JET」「HIROSHIMA MON AMOUR」「KREE NAKOORIE」「TOO YOUNG TO DIE.TOO DRUNK TO LIVE」
83年の記念すべきデビュー作品。 グラハム作品の中では、個人的には一番聴く機会が多いのがこれで、名曲の目白押しである。 ポップな“Island In The Sun"、劇的な展開をみせる“Jet To Jet"、“Hiroshima Mon Amour"、“Too Young To Die"、そしてラストを飾る“Suffer Me"と代表曲のオンパレードだ。 未聴の人には大推薦の名盤、是非押さえておいて欲しい!
このアルバムについてはだいぶ語り尽くされた感がありますけど・・・最初に動くイングヴェイを見たのはIsland in the SunのPV。シングルコイルを無理矢理付けたアリアのXXフライングVだったけど。TVKの番組でランディ木崎が興奮して紹介してました。当時の私は貸しレコードを借りてダビングする金にすら困っていてFMでエアチェックした2曲欠けていたニセアルバムを何度も何度も聴いたよー。 まさに水晶の如き煌きを感じさせる透明感のある粒の揃った音色(当時はディマジオFS-1使用)がまったくもって素晴らしかった。ここまでのスピードで弾く人はHR畑には確かにいませんでしたね。リッチー・ブラックモアがやるようなコキンコキンとした器用なオルタネイトピッキングを平然と2倍近いスピードで弾きこなすテクニックと、レガートなプレイでの何とも言えない色気の発散。ビブラートは音が震えてるんでなくきっちり音階を奏でているのにも。Jet to Jetの速弾きのキメ後から、トーンが太くなってキュィーンという入りでのメロディアスなフレーズの先の流麗なスィープなんか「もう勘弁して下さい」ってぐらいいい。まだ彼のプレイをどう表現していいか誰も分からずただ「速すぎるー」とか「クラシカル」としか言えなかったぐらいですから。それこそマイケル・シェンカーだってリッチー・ブラックモアだってクラシカル系と言われていてとても特別な存在だった時代なのです。 全体的にはイングヴェイの創作したアルバムの中でもとりわけPOPで聴きやすいタイプの音楽をやっています。RainbowだってMSGだってPOPなアルバムで市場を取りに行ってましたから必然です。このバンドの本来のリーダーはグラハムなわけでRainbowでは売れ線を狙った楽曲でひときわ実力を発揮した履歴があるということもあり、素養を良く考えられて選曲されております。あの力強い声は美しいメロディにこそ映えてしまうのね。イングヴェイはこのバンドのドラマーと仲が良かったと言っていたけど、この人、プレイは堅実だけど平凡な8ビートな人ですよね。シモンズ風の音色もちっとなー。 ま、世界的にはあんましパっとしなかったかも知れなかったけど、昭和30年代後半~40年代前半生まれの日本のHRファンに取っては大事な大事な心のアルバムでしょう。
まずは楽曲について。 聴き始めは「Jet To Jet」くらいしか印象に残らなかったんだけど、ライヴ盤と併せて何回か聴いていくうちに「Island In The Sun」「Genenal Hospital」「Hiroshima Mon Amour」「Too Young To Die,Too Drink To Live」「Starcarr Lone」「Suffer Me」は佳曲・名曲だと思うように。他はあんまり好きじゃないんだけど…。 曲の出来はなかなか良い。ではヴォーカルはどうか。そりゃあもう、俺の大好きなグラハム・ボネットがガナリを入れてくれるだけで十分です。(笑)BLACKTHORNEと時と違って(苦笑)曲に合わせてガナリ一辺倒じゃないのも……そりゃ当然か。(笑) で、ここで登場イングヴェイ!!凄いです!参りました。確かに今の彼だって良いソロは聴かせてくれると思う。「Wield My Sword」のソロなんかかなり格好良い。でも、このアルバムで聴けるのは全編構築美に溢れ、的確なメロディ弾きを見せ、さらには速弾きしつつもその中で見事な構築を見せている。水滴のような音色も素晴らしい!セッティングは今も昔も変わってないそうだけど、この音の違いは一体何かしら?録音技術の向上のせい?(笑)とにかく、"珠玉のギターソロ"とはこのアルバムでのイングヴェイのためにあるようなモンです。 残念なのがサウンド。結構淋しいですねぇ、これ。そのせいで「Jet To Jet」のリフも勢いに欠ける感じ。まぁ、そのお陰でベースはハッキリ聴こえるし、リード・ギターのサウンドは良いし、特別大きな問題じゃないんだけど。 ライヴ盤も必聴!!グラハムのヴォーカルは置いといて(笑)、サウンドは良くなりイングヴェイのギターも冴え渡ってるので是非!!
イングヴェイの名を世に知らしめた名盤。 ライブでは絶対に聴けないHIROSHIMA MON AMOURのハイトーンや「JET TO JET」という 最高傑作があるし、「Too Young To Die,Too Drink To Live」のような素晴らしい曲もある。これはぜひリマスター版を出すべきだ!!
1983年後半リリース。若き速弾きギタリスト・イングヴェイと熱血ダンディ親父ボネットが組んだ ALCATRAZZ の1st。もっとも自分にとっては ISLAND IN THE SUN を先に聴き、それの収録アルバムとしてゲットしたアルバムです。元ニュー・イングランドのメンバーも2人いますが、曲作りは完全にインギーとボネットが掌握、全編に亘り哀愁メロディからダーク指向が滲み出ています。キャッチーなオープニング曲に騙された! と思うのは早計、実はこの曲も内容は似たような傾向ですから。そう、正にジャケ絵のとおり囚われの身、シスコに実在した島の牢獄の中から叫ぶハードロックです。LAで結成したからと言ってもLAメタルではありません。ブリティッシュハードと北欧メタルの融合、いやそれ以上のケミストリーがLAの地で起こった結果、そういう作品です。
若干19歳のイングヴェイがグラハムと手を組んだことで素晴らしい化学反応を起こしたアルバム。 「Jet to Jet」のフラッシーな速弾き、「Kree Nakoorie」のダークな世界観、 「Too Young to Die, Too Drunk to Live」の流麗なアルペジオ… 書き尽くせないほどすべてが気持ちいいアルバム。
1. こ~いち ★★ (2000-01-06 23:05:00)
伊藤政則氏のライナーの一節、「泣くがいい、声を上げて泣くがいい」はあまりにも有名(笑)。北欧的な泣きがちりばめられた名曲が数多く収められている。特にSUFFER MEのギターソロはもー最高。
95点。
2. 定ちゃん ★★ (2000-03-21 16:59:00)
この頃のインギーはメロディを大切にして弾いている感じで、速弾き部分も楽譜をなぞってゆっくり弾けば、すごくメロディアスだったりする。
暗~い曲と明る~い曲が対照的で、今のギタースタイルの原型がすべてこのアルバムに含まれています。
15. H・W ★★ (2003-01-06 10:31:00)
火傷しそうな程に熱い歌唱。
存在感抜群のギター・バッキング。
そして古今東西、最強最高のギターソロの数々。
これ以上のメロディックHR作品を、僕は知らない。
17. ライキチ ★★ (2003-01-16 19:37:00)
19. うにぶ ★★ (2003-01-23 23:48:00)
素晴らしいギター・ソロの数々は雑誌などで伺い知るイングヴェイのキャラクターからは想像できないですね。
26. nanase7 ★★ (2003-09-23 16:07:00)
今のイングヴェイよりも控えめなソロがとても微笑ましい^^
私にとってはこのくらいのイングヴェイガ好きかな☆
28. エリカ・フォンティーヌ ★★ (2003-11-12 12:43:00)
最高!!超名盤ですよ!!
29. 0フレット ★★ (2003-11-17 23:08:00)
そーいや「ファースト・LIVE」観にいったんだよな。オリジナルはこれ1枚だったから
レインボーとか演奏して埋めてた。ある意味中身濃いかも。
今は「丸々」してしまったマルちゃんもまだ、キリットした面持ちでしたね。
このアルバム発表時点ではマルちゃんはまだ、新鋭デヴューでしたから「基本的」には
ボネット聴き、からではないでしょうか。
「ジェット・・」のような「レインボー」寄りの曲もありますが、「ヒロシマ・・・」を
はじめとして、ボネット節の緊迫感は◎です。
やはりVoがある限り、唄メロの良さは必修でしょう。
青筋系のVoがキツイと感じる方もいるかもしれませんが、他人が唄ったらイキナリつまらなく
なってしまうのではないかな。
31. STORMBRINGER ★★ (2004-01-08 15:59:00)
お薦めは「ISLAND IN THE SUN」「JET TO JET」「HIROSHIMA MON AMOUR」「KREE NAKOORIE」「TOO YOUNG TO DIE.TOO DRUNK TO LIVE」
34. カババー ★★ (2004-02-04 23:20:00)
そしてイングウェイのソロにおいても現在とは異なったプレイをしているアルバム。
ギターソロが聴きやすい!これにつきる!長さもちょうどいいし、メロディ大切にしてるしね。
もう一回ジーパンをはいてギターをひいてくれ(笑)!
35. HIGASHI ★★ (2004-03-05 00:24:00)
グラハム作品の中では、個人的には一番聴く機会が多いのがこれで、名曲の目白押しである。
ポップな“Island In The Sun"、劇的な展開をみせる“Jet To Jet"、“Hiroshima Mon Amour"、“Too Young To Die"、そしてラストを飾る“Suffer Me"と代表曲のオンパレードだ。
未聴の人には大推薦の名盤、是非押さえておいて欲しい!
38. 粗茶ですが ★★ (2004-06-18 18:39:00)
メンバーはGraham Bonnet(Vo)、Yngwie Malmsteen(Gt)、Gary Shea(Ba)、Jan Uvena(Dr)、Jimmy Waldo(Key)。
王者イングヴェイのメジャー・デビュー作でもあるため、ALCATRAZZがグラハムのバンドであることが忘れられがちなのは皮肉なことだ。
弱冠二十歳にして当時トップ・シンガーであったグラハム・ボネットと対等に渡り合っていたイングヴェイのスキルと度胸に驚かされる。
なんだかイングヴェイの話ばっかりで申し訳ないが、自身のバンドではないためだろうか、後年の作品でのそれと比べるとソロがコンパクトに纏まっている。
今のイングヴェイのソロも良いが、この頃のソロも聴いていて好感持てるし、唸らされます。
Kree Nakoorie、Too Young To Die, Too Drunk To Live、Suffer Meが好き。
40. 帝王序曲 ★★ (2004-08-18 22:58:00)
もう散々語られているが、やはり特筆すべきはイングヴェイである。今では考えられないくらいバンドプレイだ。グラハムのヴォーカルとのハーモニー、そしてバトル、異様な緊張感と郷愁誘う美しさを醸し出し、耳を離れない。
やり過ぎないギターソロがいい。ハッキリ言ってしまうと、イングヴェイってエゴを押し切るよりも同等の器の人と組んでバンドプレイに徹してくれた方がいい作品を作るんだよな。このアルバム聴くたびつくづく思う。
HR/HMリスナーならば必聴の名盤。
43. なP ★★ (2004-09-23 02:50:00)
まさに水晶の如き煌きを感じさせる透明感のある粒の揃った音色(当時はディマジオFS-1使用)がまったくもって素晴らしかった。ここまでのスピードで弾く人はHR畑には確かにいませんでしたね。リッチー・ブラックモアがやるようなコキンコキンとした器用なオルタネイトピッキングを平然と2倍近いスピードで弾きこなすテクニックと、レガートなプレイでの何とも言えない色気の発散。ビブラートは音が震えてるんでなくきっちり音階を奏でているのにも。Jet to Jetの速弾きのキメ後から、トーンが太くなってキュィーンという入りでのメロディアスなフレーズの先の流麗なスィープなんか「もう勘弁して下さい」ってぐらいいい。まだ彼のプレイをどう表現していいか誰も分からずただ「速すぎるー」とか「クラシカル」としか言えなかったぐらいですから。それこそマイケル・シェンカーだってリッチー・ブラックモアだってクラシカル系と言われていてとても特別な存在だった時代なのです。
全体的にはイングヴェイの創作したアルバムの中でもとりわけPOPで聴きやすいタイプの音楽をやっています。RainbowだってMSGだってPOPなアルバムで市場を取りに行ってましたから必然です。このバンドの本来のリーダーはグラハムなわけでRainbowでは売れ線を狙った楽曲でひときわ実力を発揮した履歴があるということもあり、素養を良く考えられて選曲されております。あの力強い声は美しいメロディにこそ映えてしまうのね。イングヴェイはこのバンドのドラマーと仲が良かったと言っていたけど、この人、プレイは堅実だけど平凡な8ビートな人ですよね。シモンズ風の音色もちっとなー。
ま、世界的にはあんましパっとしなかったかも知れなかったけど、昭和30年代後半~40年代前半生まれの日本のHRファンに取っては大事な大事な心のアルバムでしょう。
44. メタラァ ★★ (2004-10-09 10:11:00)
聴き始めは「Jet To Jet」くらいしか印象に残らなかったんだけど、ライヴ盤と併せて何回か聴いていくうちに「Island In The Sun」「Genenal Hospital」「Hiroshima Mon Amour」「Too Young To Die,Too Drink To Live」「Starcarr Lone」「Suffer Me」は佳曲・名曲だと思うように。他はあんまり好きじゃないんだけど…。
曲の出来はなかなか良い。ではヴォーカルはどうか。そりゃあもう、俺の大好きなグラハム・ボネットがガナリを入れてくれるだけで十分です。(笑)BLACKTHORNEと時と違って(苦笑)曲に合わせてガナリ一辺倒じゃないのも……そりゃ当然か。(笑)
で、ここで登場イングヴェイ!!凄いです!参りました。確かに今の彼だって良いソロは聴かせてくれると思う。「Wield My Sword」のソロなんかかなり格好良い。でも、このアルバムで聴けるのは全編構築美に溢れ、的確なメロディ弾きを見せ、さらには速弾きしつつもその中で見事な構築を見せている。水滴のような音色も素晴らしい!セッティングは今も昔も変わってないそうだけど、この音の違いは一体何かしら?録音技術の向上のせい?(笑)とにかく、"珠玉のギターソロ"とはこのアルバムでのイングヴェイのためにあるようなモンです。
残念なのがサウンド。結構淋しいですねぇ、これ。そのせいで「Jet To Jet」のリフも勢いに欠ける感じ。まぁ、そのお陰でベースはハッキリ聴こえるし、リード・ギターのサウンドは良いし、特別大きな問題じゃないんだけど。
ライヴ盤も必聴!!グラハムのヴォーカルは置いといて(笑)、サウンドは良くなりイングヴェイのギターも冴え渡ってるので是非!!
46. はちべえ ★★ (2004-11-15 15:25:00)
52. ☆我喜歓狂詩曲☆ ★★ (2005-01-21 19:25:00)
ライブでは絶対に聴けないHIROSHIMA MON AMOURのハイトーンや「JET TO JET」という
最高傑作があるし、「Too Young To Die,Too Drink To Live」のような素晴らしい曲もある。これはぜひリマスター版を出すべきだ!!
57. メタル伝道師 ★★ (2005-07-16 23:07:00)
まぎれもなくこれがALCATRAZZの最高傑作。
インギーは当時10代ながらすでにギタリストとして完成されていた。
インギーにとってはこれがメジャーデビュー作だがリアルタイムでこのアルバムを
聞いた人の衝撃はすさまじかっただろう、個人的にはインギーのギターはこの時代
が一番好きだ、最近のようにちとクドすぎる程引き倒してる訳ではないしバランスがいい
グラハムは相変わらず暑苦しくすばらしいボーカルを披露してるしキーボードも
曲にうまくマッチしている、とにかく未聴の人は聞きましょう。
そしてインギーの天才的なギターソロに痺れましょう!!