前作が「神~帰ってきたフライングアロウ」というウルトラマンもびっくりの邦題に対して、今回はシンプルに「神話」。うーん「フライングアロウA」とか「フライングアロウタロウ」とかじゃなくて良かった。白基調のジャケがカッコイイ。 大体にして1stアルバムが「The Michael Schenker Group」2ndが「MSG」モッコリ時代でまた「MSG」って、「あんた、自分が作ったアルバムのタイトルすら覚えてないんかい!!」と神に対して突っ込んでみたりする。 さてこのアルバムの内容的には前作で見せたジェフ・ベックをROCK寄りにしたようなフュージョン風味から、コージー・パウエルの2バスドコドコで迫力を増して、歌を聴かせる部分を多くしてより普通のHRに路線を戻したという点。歌モノ中心ということでゲイリーも懸命にがんばっている。曲の粒は飛躍的に上昇。On and OnやLooking for Loveなど数々の名曲が生まれた。誰もが考え付くようなシンプルなリフの上に悶絶泣きのオブリが入ってくると儚くも美しい命の灯がともされる。至る所で泣いてますねー。 このアルバムからの代表曲は長らく「Ready to Rock」と「Atack of the Mad Axeman」と信じられていたが、最近は当時は地味な評価だった曲の方が人気があるくらいで、これは長期間聴き継がれた名盤の証。 しかしこのアルバム。メロスピみたいな贅沢な音像に慣れた若いメタルファンの耳にはどう感じるのだろうか?正直な感想を聞いてみたいですね。
マイケルとの出会いが私の音楽への入り口で、イコールこのアルバムとの出会いでした。あれから年月がたち、彼の作品数もすごい数になってきましたが、やっぱりこのアルバムが最高傑作です。 長年にわたって私のベストチューンの座を維持し続けたON AND ON、とにかくカッコいいという表現がぴったりのLOOKING FOR LOVE、起承転結の展開や静と動のコントラストが素晴らしいATTACK OF THE MAD AXEMAN等々、・・・人類の宝物ですよ! って書いてたら聴きたくなってきた。今から聴こっと。
これも名盤っすね! マイケルのソロって感じからMSGというバンドって感じになったなー。 アルバム全体の曲の出来は1stにやや劣るけど、「ATTACK OF THE MAD AXEMAN」「NEVER TRUST A STRANGER」とかは出色の出来! そして「LOOKING FOR LOVE」! 最高だあ! コージーのドラムって聴けばすぐに彼だってわかるね。
『名盤』! ファーストの翌年にセカンドをリリースしてくれるとは。嬉しい限りでした。また楽曲も前作同様素晴らしい! 破壊的・自己主張全開(笑)のコージーのドラミングで名曲を聞きたかった気もしますが、マイケルのギターで 酔いしれるので最高には間違いない! 相変わらず縦ノリカッティングリフでブチのめされる『Are You Ready To Rock』! コージーのズシリと重~いドラムにマイケルの気だる~いリズムギターで哀愁漂う『On And ON』! エンディングのコージーとマイケルのバトルが超素晴らしい『But I Want More』! これまたエンディングのチョーキングソロが泣きに泣いていて、コージー叩くリズムがかっこいい メロディアスでドラマティックな超名曲ナンバー『Looking For Love』! ライブ定番の『Attack Of The Axeman』、『Sleeping Dogs』! 美しいアルペジオ、メロディーで癒される『Never Trust A Stranger』! ラストはメロディアスで激しさの中に哀愁を感じる『Secondary Motion』! ま~た全曲ギターを弾きたくなりました(笑)。そう想われるギター野郎の数は数え切れないだろうね。
このアルバムでのコージーはかなり制約されて叩いていたらしいが、このくらいが 丁度いい(笑)。楽曲も充実していて一番脂の乗った時期でしたね。早すぎ(笑)。 とはいってもUFOでの実績もあるわけだし。 ライブでもやはり本作からのプレイが多いですね。Ready To Rockで掴み、Attack Of The Mad Axemanで陶酔、そしてLooking for Loveで締め。 全く問題ありません。
1stはインパクトのある曲もあるんだが(Armed and readyやInto the arena)、アルバム全体を通して考えると、こっちの方が粒ぞろいで何度も聴きたくなる。 当時、コージーはアメリカ人プロデューサーと折り合いが悪かったらしく、それを以って本作は今一つの評価がされてた気もするが、この人は決して無能なわけでなく、後にハートやオジーの大ヒットを導いたわけで、コージー本人が嫌うほどひどい音とも思えないのだが・・
このアルバムをマイケル・シェンカーの代表作に挙げる人も多いですね。 M.S.G.入魂の傑作2ndアルバム。 この作品最大のセールス・ポイントは、やはり・・・ 「ロック界の渡り鳥」コージー・パウエルの参加。コレに尽きるでしょう。 彷徨う名ギタリストと流離う名ドラマーの鬼気迫るコラボレーション。 サウンドからも如実に感じられる2人の「オーラ」が、他メンバーのモチベーション・充実した演奏・アルバムの完成度等、色々な面に相乗効果としてプラスに働いているように思います。 (コレ1枚でコージーが脱退してしまったのは、マイケルにとっても残念だったことでしょう) 掴みの「Are You Ready To Rock」~「Attack Of The Mad Axeman」はなかなかの佳曲だし、哀愁漂う「On And On」や「Looking For Love」、バラードの「Never Trust A Stranger」なんかホントに“ 泣き "が素晴らしい。 1stに負けず劣らない抜群の内容です。 ・・・太鼓の音、やっぱり目立ってるなぁ~。
1981年にリリースされた2ndアルバム。全8曲で36分の作品。 さすがに1stほどではないと思いますが、これもなかなかの楽曲がそろったアルバムですね。 前作のようにマイケルの独壇場ではなく、バンドとしてまとまりのある作品だと思います。 ②"Attack Of The Mad Axeman"・③"On And On"・⑦"Looking For Love"が特に好きです。
今日、久し振りに聴きましたが、「Attack of the mad axeman」「On and on 」「But I won't more 」「Looking for love 」「Secondary motion 」と5曲で涙腺が大崩壊‼ ゲイリーの上手くないけどエモーショナルかつ哀愁感たっぷりのボーカル、マイケルの絶妙なトーンでの神がかったギターワーク、そして、この世でただ一人ドラミングで感動を与えてくれるコージー パウエル、目立たないけど有ると無しとじゃ大違いなポール レイモンドのキーボード、ボトム支えに徹したクリスのベース。 全てが最高の次元で歌い、演奏されたのだから無理も無いですね。 アルバムを聴いている時間が矢のように過ぎていきました‼