中学生の頃、友人の兄貴からテープに落としてもらって聴きました。 "KISSって格好良いなあ。いずれ他のも聴いてみてえもんだ"と思い、成人してから『ROCK AND ROLL OVER』、『LOVEGUN』とメイクアップ時代の名盤と言われているやつを聴いてみました。 私個人としては、ダントツでこの『DESTROYER』が好きです。 本作はKISSの作品としてはかなり作りこまれており、メンバーもレコーディングはかなり辛かったみたいです。他の作品とは毛色が違いますが傑作です。
傑作。 その言葉が相応しいです。 以降のライヴでも演奏される曲が多いことからもKISS史上で大切なアルバムと言えるでしょう。 ただ・・・。 強いて言うなら、DETOROIT ROCK CITYとKING OF THE NIGHT TIME WORLDがつながっているのが・・・。 マイベストを作ってKING OF~を入れたくても衝突音が・・・。 それ以外はすごく聞きやすいし、何といってもジャケットデザインが素晴らしい!! KISSは絵になりますよねぇ
ALIVE!でブレイクした勢いが感じられる名盤です。 ググッとスケールアップし早くも貫禄を漂わせてますね。 DETROIT ROCK CITYやBETH、SHOUT IT OUT LOUDなんかの超名曲の影に隠れているけどGREAT EXPECTATIONはかなりの名曲だと思う。 スタジオ盤ならまず本作か1stから聴いて欲しいです。
「DETROIT ROCK CITY」に代表される最初の数曲を除く殆どが超POPな曲ばかりなので、他作品と比べて随分異色な感じがする。個人的には非常に彼等らしい「ROCK AND ROLL OVER」とかの方がずっと好きなのだが、久しぶりに聴いたら凄く良かったので投票させて頂く。 KISS作品としてはいささかPOP過ぎるが、とにかく曲の出来がすこぶる良好なのである。KISSというのはもの凄く作曲能力に長けた集団であるわけだが、本作は統一感にも恵まれていて、異色作ながら彼等の代表作と言われているのも納得出来る。 本作のジャケットアートがMANOWARの「FIGHTING THE WORLD」にそのまま引き継がれていることは、メタルブラザーなら誰でも知ってる有名な話(?)
70年代キッスの作品ではずば抜けて音が良いですね。 ライブ盤を聴いた後でも十分楽しめるクオリティを誇っているのが素晴らしい。 楽曲も「Detroit Rock City」「God Of Thunder」「Beth」「Shout It Out Loud」など、 名前を挙げているだけで胸が熱くなってきます。 各メンバーの個性が最高の状態で調和した見事な傑作!
冒頭と末尾の演出は、収録時間が少ないのを懸念してのものだったらしいね。少々オーバー・プロデュース気味なのは否めないが、Detroit rock city, God of thunder, Bethその他の代表曲がたくさん入ってるし、Sweet painのような捨て曲を含めて、非常によくまとまったアルバムだ。バンド外の人物がかなり作曲に関与しているが、それもうまく機能している。KISSの代表作というに留まらず、およそ70年代のアメリカのロックを代表する作品と言えるのではないか。KISSに興味ない人もぜひ買って聴くべき!!
「DESTROYER」(1976年) KISSをふと真剣に聴いてみたくなり、KISSを生涯のバンドとする友人に「最高傑作はどれか?」と尋ねると、このアルバムと「REVENGE」の二枚を挙げた。後者は別途、語るとして・・・。 「DESTROYER」は、秀逸な楽曲、凝りに凝ったプロデュース、ジャケットも含めて「完璧なアルバム」であり、全く非の打ちどころが無い作品だと思う。音質もリマスターで向上し今、聴いてもチープさは殆ど感じられない。時代を超えて愛されるのも理解出来る。(ただ、楽曲について実際どの程度まで外部ライターが関与したのか、本当にメンバー以外が演奏に加わったのかどうかは私は知らないが) オープニングSEから早くも凝っている。(REACTIONが真似をしていたのも微笑ましい)彼らのアンセムとも言える「DETROIT ROCK CITY」で掴みはばっちり、「KING OF THE NIGHT TIME WORLD」「GOD OF THUNDER」とらしい佳曲が続く。(個人的にはKISSのこの手の曲は苦手)そして、B・エズリンらしい壮大な装飾が施された名曲「GREAT EXPECTATIONS」がこれでもか!とばかりに盛り上げ、中だるみすることもない。(僕はこの曲は素晴らしいと思うのだが、ベスト盤には殆ど収録されていないのは何故だろう・・・)その流れのまま「FLAMING YOUTH」「SWEET PAIN」とこれもまたKISSらしいキャッチーな佳曲が続き、名曲「SHOUT IT OUT LOUD」(サビで各メンバーが交互に合いの手のように唄うところが格好良い)が炸裂し、「BETH」で酔わせて、(個人的には並の曲だと思う)本来ならオープニングに持ってきてもおかしくないほどの名曲「DO YOU LOVE ME?」 でKOされ、エンディングSEで一本の映画を見終わったような気にさせられる・・・ 現在は「地獄の商売人」と化し、毎年「フェアウエル・ツアー」(?)を行っている彼らだが、やはり「良い曲」を持っているバンドは強いと思う。(少しスケールは劣るがPOISN辺りもそうかな) KISSはお金を払った分は必ず楽しませてくれる「極上のエンターテイナー」で在り続けるだろう。
Detroit Rock City、God of Thunder、Shout It Out Loud、Bethは当然の名曲。 ただ以前のコメントでも何人の方が言ってるようにGreat Expectationは必聴!! Alive IVでオーケストラとコラボってる音源なんかは特に鳥肌立った 果てしなく名盤 98点