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純愛ノススメ / 少女娼婦 (Usher-to-the-ETHER)
指輪 / 少女娼婦 (Usher-to-the-ETHER)
灰被り姫 / 少女娼婦 (Usher-to-the-ETHER)
少女娼婦 / 少女娼婦 (Usher-to-the-ETHER)
少女娼婦 (Usher-to-the-ETHER)


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純愛ノススメ / 少女娼婦
ジャズ調でお洒落な演奏、キャッチーな歌メロ、こ可愛らしいヴォーカルと他の部分は結構まともなのに、歌詞だけが突出して病んでるのが恐ろしい…主人公にとっては自分の行為を病んだものとして認識できてないんだろうな…みたいな、リアルな恐さが表現されてると思います。

Usher-to-the-ETHER ★★ (2008-09-16 18:12:13)


指輪 / 少女娼婦
日本の昔のフォークにゴシック的な暗さを加えたようなメロディが特徴の曲ですが…この曲の歌い方が恐すぎる。「灰被り姫」のようにおおっぴらに狂気を発現させる訳でなく、ひたすらに冗長不安定な感じでネタをやってる最中の鳥居みゆきに通じる近寄り難さがある…。恐くて鳥肌が立ってしまった…。

Usher-to-the-ETHER ★★★ (2008-09-16 18:10:25)


灰被り姫 / 少女娼婦
「愚劣なパパを殺してやりたい/意地悪継母殺してやりたい/下衆な連れ子も殺してやりたい」…こんな歌詞をキャッチーな疾走に乗せて、こめかみに青筋立ててそうなマジギレヴォーカルで歌われて悶絶しないわけがありません。
ただ、虐待されてる少女の演技がちょっと…上手いし必要なのは分かるけど、黄色い悲鳴が鬱陶しくてスリッパで頭ひっぱたいてやりたくなります(笑)。…こんな事ばっか書いてると、そのうち「うぜえ聴き手も殺してやりたい」とか歌われたりして(笑)

Usher-to-the-ETHER ★★★ (2008-09-16 18:08:54)


少女娼婦 / 少女娼婦
イントロのメタリックな音に儚いストリングス(キーボード)が絡む部分を聴いただけで、物凄いポテンシャルのある曲を予想してたんですが…期待を裏切らない見事な曲。童歌風のメロディとメタル寄りの演奏という組み合わせが意外にも絶品。
何気に「♪ご祈祷!ご祈祷!~」の男性ヴォーカルが良い味を出してて大好きです。マジでレコーディングでは狐の面を被って大幣振り回して踊り狂いながら歌ってたんじゃないかと思わせる歌い方。「♪ラッセーラ」の囃し声も彼がメインでやって欲しかったです。

Usher-to-the-ETHER ★★★ (2008-09-16 18:07:31)


少女娼婦

2008年発表の2nd。
唱歌などを高品質な歌謡メタルにカヴァーした「みんなのめたる」などで知られるメタルバンド
「快楽音楽堂」のいわま氏のプロジェクトということで興味を持ったんですが、聴いてみて驚きました。
ジャズやフォーク、プログレなどを取り入れつつも、HR/HM寄りの演奏に和風の歌謡的メロディや語りなどを
乗せた、犬神サーカス団(特に初期~中期)にも通じるアングラ感溢れる演劇的ロックを展開してます。
エンターテイメント性こそ劣るかもしれないものの、徹底して病んだ世界観は、少なくとも
メジャーデビュー後の犬神よりはアングライズムに溢れているように思います。
ストリングス風のキーボードを多用しているのも特徴で、その儚くも耽美的な音色によって、
虐待されて継母や父親を殺す妄想をする少女や、指輪を薬指と一緒に切り離してしまう女など、
サイコ気味な歌詞世界を恐いだけでなく、そうした人物が持つ深い哀しみのようなものまで
伝えるものにしている辺り、センスは抜群だと思います。
また、ヴォーカルの表現力もかなりのもの。
犬神同様、歌唱だけでなく演技や語りもこなすタイプで、声質自体は甘めなものの狂気や
情緒不安定さの表現では犬神に勝るとも劣りません。特に2曲目のハードコアとか歌って
欲しくなるようなヤケクソ気味の歌唱や、3曲目の目の焦点が合っていないような歌い方が
素晴らしい。時折出てくる、いわま氏の男性ヴォーカルも、「鬼哭転生」の頃の(陰陽座の)
瞬火さんのような味があって好き。…っていうかいわま氏はもっと歌って欲しいです。
最近の犬神サーカス団や陰陽座は初期のアングライズムを失っていてけしからん!!という人に
特にお勧めのアルバム。歌メロ自体は結構愛想が良いですし、値段も高くないし聴いておいて損は無いですよ。

Usher-to-the-ETHER ★★ (2008-09-16 18:05:00)