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PAX VESANIA
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解説 - PAX VESANIA

メジャーでは2枚目となるオリジナルアルバムだが、フルレングスではメジャー初アルバム。ただし、インディーズでは「stigma」以来。
タイトルの意味はラテン語で「狂気の平和」という意味。

独裁者による狂気によって保たれた平和が存在していた歴史に興味を持ったゆい殿下が、その頃の妖精帝國を想定して製作されたオリジナルアルバム。収録されたシングルは『空想メソロギヰ』のみ。

そして、このアルバムから本格的にCD音源から生演奏を実施。ようやくライブ以外でも生ドラムや生ベースを導入しており、ゆい自身も相当な自信作としてアピールしている。
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Ray-I ★★★ (2013-04-10 21:41:20)

オリジナルとしては『Metanoia』以来となるアルバムで、メジャー通産5枚目のアルバム。
音はよりメタルらしくなり、さらには作曲者も3人に増えてバリエーションが増えた。
メタラーとしては待ってましたと言わんがばかりの楽器編成となっており、
生音の比率が増えて、なおかつギターソロも堪能できるようになったので万々歳だろう。
が、『GOTHIC LOLITA PROPAGANDA』の頃の楽曲が好きなファンには受け入れがたいらしく、
その意見をまとめると「ロックだから」という理由に収束される。
しかし、メジャーに言ってからの方向性を考えたら、至極当然の流れだし、
デビュー当初からのシングルの楽曲を辿っていったらこうなることは予想できたはず。
そういう意味では上述のファンはALI PROJECT化でも望んでるのではと勘ぐってしまう。

が、それを望むのであればどうぞ自分でそのバンドを組んでくださいといってやろう。作家も増えて、ゴシックが得意なNanamiにメロスピというかクサメタル製造機の紫煉とバラエティ豊かになったことも美点と言ってもいいだろうし、楽曲面についてはこれからの成長に期待が持てるだろう。

次回以降も生音を生かした妖精帝國ワールドを期待したい。



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