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PAGANINI'S LAST STAND
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解説 - PAGANINI'S LAST STAND
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Recent 50 Comments



1. 火薬バカ一代 (2013-02-25 22:07:01)

自称「マエストロ」のアレックス・グレゴリーなるギタリスト(単なるジョーク野郎かと思いきや、後に芸術一家出身で7弦ギターの開発者だったりと、結構出自のしっかりした人物であることが判明して吃驚)が'92年に発表した準インスト・アルバム。
そのマエストロが、イングヴェイやスティーヴ・ヴァイの墓に立ち小便しているというアートワークがインパクトを放つ本作ですが、内容の方はかなりポンコツ。有名クラシック曲のフレーズを随所に散りばめた、ネオクラ路線の楽曲はそれほど悪くはないのですが、肝心のマエストロの腕前が全く頂けない。リードはメロメロ、リズムはグダグダとそのGプレイは猛烈にたどたどしく、これで「ニコロ・パガニーニを主人公にしたコンセプト・アルバム」と胸を張られても「10年早いんじゃボケ」としか言いようがないよなぁ、と。
そんな本作を救っているのが、ゲスト参加して③⑦⑪で神憑り的な歌唱を披露しているマーク・ボールズの存在。特にBURRN!!誌の藤木記者を「鳥肌&号泣&失禁」せしめたバラード③における、コブシの効いた劇的な熱唱は圧巻。
イングヴェイやRING OF FIREのアルバムでマーク・ボールズのVoに痺れた方は、是非、この曲を聴くためだけにでも本作の購入をご一考下さい。




2. 失恋船長 ★★ (2018-10-23 17:23:57)

自分の名前にマエストロまでつけちゃうネオクラギタリストによるデビューアルバム。リリースは1992年、YMと彫られた墓石の横にあるのはSVの墓石、それに放尿をするという、なんとも強気なジャケを載せたギタリストなのだが、肝心のギタープレイが色んな意味でインパクト大だ。なんたって4弦のマンダリンギターを開発しちゃう人なんで、本当にクラシカルなものに精通しているのかもしれないが、ここで聴けるギターはかなり危なっかしいものが多く、ネオクラファンからは失笑モノの噛ませ犬アルバムと蔑まされる一枚。これでよくもインギーとヴァイ様をディスったなとファンなら中指を立てるでしょうね。本人も客観的に聴けば白目むきたくなると思うのですが、随所に生っぽいナイロン弦のギターはそれらしい雰囲気を作り出している。けして馬鹿ではないとおもうのだが…

個人的にマーク・ボールズが3曲ゲスト参加しているのですが、驚異的なハイトーンが炸裂する情念たっぷりのへヴィバラード③、一曲の中に多様性を設けたドラマ仕立ての⑦など、全盛期のマークの凄さを存分に味わえます。マーク・ファンなら押さえておきたい一品ですよ。



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