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LITROSIS
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I Am Death
(Usher-to-the-ETHER)
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I Am Death
2012年発表の1st。
UNHOLY RITUALのメンバーの関わる、ギリシャ産ブラックメタルバンドのデビュー作…とのことでしたが、これはメロデス的を通り越して正統派メタル的な魅力すら感じる、シンフォブラックでもメタリックな作風の作品ですね。時折リフに込められたメロディがイギリスの正統派メタルっぽい湿り気を帯びていたり、シンフォブラックとしてはかなりギターソロに力を入れていたり、ブラックの邪悪さこそ薄いものの、美点・力点はそこではなく、正統なメタルの魅力に置かれている感じ。
しかし、ブラックメタルとしての苛烈さ・シンフォメタルとしての大仰さはしっかり備えていて、ファストブラックを普段聴いていても目を瞠るようなブラスト、ブラックらしい冷気を感じるトレモロ、ヴァイキングメタルに通じる、壮大な物語の始まりを感じさせるようなエピックなメロディが、正統派メタル的なドラマ性と上手く絡み、更に劇的なものとなって完成している感じ。個人的には、ヴォーカルの声がIhsahnとちょっと似てるのもポイント高いです。
まあ、メディアがCD-Rだからなのかちょっと音質が平べったい感じだったり、一曲ハードロック的な熱の篭もったクリーンで歌い上げる曲まであるのはちょっとやりすぎに感じたりなどはしますが、基本的には楽曲のクオリティ自体は非常に高いと思う。関連バンドのUNHOLY RITUALもそうでしたが、メロディのセンスが良く、それを引き立てる術を知っているような作風が素晴らしい。
Usher-to-the-ETHER
★★
(2012-09-28 00:22:21)
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