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DANCING DEMONS IN THE GREY-LIT GLADE (2004年)
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DANCING DEMONS IN THE GREY-LIT GLADE
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解説 - DANCING DEMONS IN THE GREY-LIT GLADE
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2012-09-13 23:28:04)

2003年発表の1st。

バンド名は日本語に訳すると「月蝕の徒」みたいな感じでしょうか。どことなくシンフォニックだったり、オカルティックだったりするものを想像する名前ですが…実際は弾幕系とでも称したくなるような、衝動性溢れる荒々しいブラック。音量やや小さめ、しかし手数が多くRAWなドラミングが粗いギターリフと一体になって出来る、砲撃が次々に着弾するかのような音はWARブラックにも通じるダーティな聴き心地がありますね。

しかしそのRAWな音から漏れ聞こえてくるメロディは、バンド名から想起されるような、青い燐光が仄かに煌くようなオカルト性・ロマン性のあるものでなかなか素晴らしい。特にメロディアスさが強調された6曲目などは、彼らのメロディセンスが堪能できる好例と言えるでしょう。曲によっては弦楽器も導入し、エピックな展開を見せるなど、衝動性だけではない構築性もある楽曲展開も見所ですね。

知名度的にも割とマイナー物件だし、作風自体確かに全くメジャーっぽさはないんですけど、この粗い音が聴き心地がいいのは確か。メロディの聴かせ方も悪くないですし、マニアな方にはお勧めです。



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