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HYMNS TO A GREY SKY
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HYMNS TO A GREY SKY
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解説 - HYMNS TO A GREY SKY
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1. Usher-to-the-ETHER (2012-09-09 00:14:08)

2005年発表の1st。

MAYHEMとTHE MEADS OF ASPHODELのスプリットやLUNAR AURORAの過去作、FLEURETY、HATE FORESTなど、有名なブラック関連のリリースも多いSupernal Musicから、UK産RAWアンビエントブラックのファーストアルバムがリリースという事で、セールで安価だった事もあって試しに購入してみたんですが…これは辛いですね(苦笑)。一昔前に「素人にはお勧め出来ない」というネットスラングが流行りましたが、正にそんな感じ。

内容はRAWアンビエントブラックという紹介の通り、デモっぽい粗い音質のオールドスクールなブラックを浮遊感あるキーが包むというものですが…まず構成が酷い。CDケースの背面には曲のタイトルが幾つか書かれているのに、何故かそれが1トラックに纏めて入ってる。しかも長々とSE的な音を挿入するパートもあって、飛ばせないのが辛い。殆どヴォーカルの聞こえないミックスながら、歌が入ると音割れするのでヴォーカルが歌ってるかどうか判別できる音質も大概だと思う。

ただ、駄目なところがどうしても目立ってしまうんですが、良い所も少なからずあるんですよね。例えばキーボードの音色は、暗闇の中で光る燐光を思わせる妖艶さがあって、それがRAWで粗いバンドサウンドと合わさって意外なかっこよさを生んでいるところもあるし、時折挿入されるアコースティックギターを用いたパートはなかなか叙情的で、結構頑張ってると思う。…とは言っても、罷り間違っても初心者にお勧めできるような間口の広さはないですけど…。

そういう訳で、かなりマニア向けの一枚。ブラック聴いてると、このレーベルの作品って結構棚に溜まってくるんですが、その中でも群を抜いてマニアック。1000枚限定らしいですが、正直それでも多いくらいマニア度高いです(笑)。



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