91年の「The Introduction」と92年の「Water of Sin」に、ボーナストラックとして91年に行われたライブを3曲収録、79分近くとCDの収録時間ギリギリまで詰め込んだ音源集で、初期ノルウェー産ブラックのレア音源を多数リリースするKyrck Productionsからのリリース。ちなみに1000枚限定です。
ただ、ブックレットに彼らがシーンの深い部分に完全には受け入れられていなかった理由として、彼らは決して「Pure Black Metal」を演奏してはいなかった…と書かれている通り、スタイル的にはデスメタルの要素が強い作風なんですよね。低予算で作られた如何にもデモな音質や高音でのやけくそな絶叫はプリミティブ系に通じはしますが、曲自体はリフのドロドロした感触といいブラックの寒々しさよりデス的なおどろおどろしさが強い感じ。