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ヘヴィメタル/ハードロック
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MYRATH
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My Inner War
/ Hope
(火薬バカ一代)
Hope
(火薬バカ一代)
Mersal
/ Shehili
(めたる慶昭)
Monster in My Closet
/ Shehili
(めたる慶昭)
Dance
/ Shehili
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/ Shehili
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My Inner War
/ Hope
→YouTubeで試聴
アルバムのラストに置かれた8分越えの大作ナンバー。
流麗なピアノが秀逸なアクセントとなっているのが
ピアノ好きの身としては嬉しい限り。
実はアラビア音楽要素は然程でもなかったりするのですが
今聴くとMYRATHの楽曲としては逆にそれが新鮮だったりもするという。
火薬バカ一代
★★★
(2021-04-23 00:06:26)
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Hope
チュニジア出身という珍しさでも注目を集め、それだけに留まることなく、確かな実力とそれに裏打ちされた作品のクオリティをもって世界的人気を誇るようになったMYRATHの記念すべきデビュー作。’07年発表。
プロデューサーはADAGIOのKey奏者として知られるケヴィン・コッファート。バンドの人気拡大に大きな貢献を果たしたシンガー、ザヘル・ゾルガディ加入前の作品ゆえ、ここではエリエス・ブシューシャがKeyと兼任でVoも担当しています。いやしかしこれが全然悪くない。SYMPHONY Xのラッセル・アレンを想起させる歌いっぷりはリード・シンガーとしても立派に食っていけるレベルに達していますよ。
曲作りに関しては「複雑にするために複雑にしている」ドヤ顔感のある曲展開はやや未整理で、リズムに関しても比較的ストレートというか、彼ら独特の円を描くような(舞踏のステップを踏むような)リズム・ワークは然程目立っていません。曲によってはクラシカルなメロディ、デス声による咆哮、ブラスト・ビート等々の要素を取り入れた試行錯誤が、いかにも新人プログレ・メタル・バンドといった趣きで微笑ましいという。無論、既にアクセントの領域を越え、作品全体のカラーを決定付ける規模で導入されている妖しくしなやかなアラビックなメロディも大きな効果を上げていて、11分越えの⑤、8分越え⑧といった大作曲も(多少強引な部分はあれど)聴かせ切る演奏技術/作曲術も冴えています。
個性確立へと至る過渡期の作品とはいえ、ここでしか聴くことの出来ない音楽性がこれはこれで十分に魅力的に響く1枚。
火薬バカ一代
★★★
(2021-04-21 23:48:29)
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Mersal
/ Shehili
→YouTubeで試聴
シンフォニックなイントロに続いてはゲストのロトフィ ブシュナークをフィーチャーして、いきなり日本の演歌の様なコブシの効いた歌唱に度肝を抜かれます!
こうして聴くと、坂本冬美や石川さゆり、北島三郎等演歌勢の曲にメタルを感じる一瞬が有るのも腑に落ちますな。
めたる慶昭
★★
(2019-08-22 23:27:46)
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Monster in My Closet
/ Shehili
→YouTubeで試聴
やはり、イントロで使われているパーカッションからして、異国のサウンドである事を強烈に主張しています。
この曲はボートラとして日本語バージョンも収録されていますが、この発音がまた上手く、BOCやポリス、クイーンも参りましたというレベルです。
英語も母国語ではないでしょうに、ほとんど癖など感じませんし、ザベルのボーカリストとしての実力には底知れないものを感じてしまいます!
何より、声の存在感が凄い!
凡百のボーカリスト10人分くらいの存在感が有りますね。
めたる慶昭
★★★
(2019-08-22 23:23:00)
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Dance
/ Shehili
→YouTubeで試聴
ちょっと普通とは違うパーカッション(ベンディールとかダルブッカという打楽器が使われているらしい)がオリエンタルムードを演出し、全体としてはダンスミュージックではなく、メロディックメタルの王道とも言うべきサウンドを展開していきます。
ザベルのボーカルは音域も広く、エモーションもタップリでA級の実力の持ち主であることは間違い有りません!
演奏陣も腕達者揃いだよ!
めたる慶昭
★★
(2019-08-22 23:16:17)
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Born to Survive
/ Shehili
→YouTubeで試聴
1曲目の序曲から受け継がれて始まる、事実上のオープニングナンバー。
いきなり炸裂するメロディがブリティッシュでもヨーロピアンでもましてやアメリカンでもなくチュニジアという辺境から出てきたバンドなんだなと分かる独特な節回しで、Myrathサウンドはこれなんだと認識出来ました。
久しぶりに若くて良いバンドを見つけたぜ!(5月4日にロックシティでオンエアしたのもこの曲でした)
めたる慶昭
★★★
(2019-08-22 23:10:06)
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Shehili
チュニジア🇹🇳のバンド、Myrathの通算5枚目のアルバムだそうです。
2〜3ケ月前に一度政則の「Rock city」で見聞し、気になっていたので、思い切って購入しました。
やはり、買って良かった!
チュニジアという辺境ならではの独特のメロディとリズムが感じられ、しかも王道メロディックメタルでもあるという、超美味しいサウンドでした!
ボーカルも演奏陣も一流揃いで、特にザヘル ソルガティの声の存在感が半端無く、軽くカヴァーディルやボネットと肩を並べる位のアピアランスを見せつけています。
1〜4枚目まで遡るかどうかはともかく、今後新譜が出れば必ず購入するバンドであることは確実ですね。
めたる慶昭
★★★
(2019-08-22 23:04:16)
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Dance
/ Shehili
→YouTubeで試聴
エキゾチックでメロディアスでシンフォニック。
MYRATHの魅力が分かり易く伝わる(良い意味で)コマーシャルな出来栄えで、
レコード会社のプッシュでリーダー・トラックに選出されたというのも納得。
火薬バカ一代
★★★
(2019-06-30 23:08:04)
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Wicked Dice
/ Shehili
→YouTubeで試聴
これまで以上にリフ&リズムはヘヴィになっているのですが、
ザヘル・ゾルガディが熱っぽく歌うしなやかなメロディは
しっとりと憂いを帯びていてキャッチー。エキゾチックな旋律を
奏でるGソロと、時折閃き楽曲の抒情性を増幅するピアノも
非常に良い仕事をしてくれています。
火薬バカ一代
★★★
(2019-06-30 23:02:12)
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Shehili
飛ぶ鳥を落とす勢いで躍進中のMYRATHが'19年に発表した最新作。日本でも着実に人気が高まっているようで、バンド側もそれを意識してか今回はボーナス・トラックで日本語詞にもチャレンジしてくれているという。嬉しいじゃありませんか。
母国チュニジアの芳醇な民族音楽のエッセンスをふんだんに取り入れ、テクニカルでドラマティックなプログレ・メタルと大胆に交配してみせたサウンドは、オリエンタルな個性を分かり易く打ち出せる反面、曲作りの幅を広げ難く、作を重ねる毎にマンネリ化していく危険性も孕んだ諸刃の剣。…のようにも思うのですが、情熱的に歌い上げるVo、官能的なリードGと、積極活用されるヴァイオリンやチュニジアの伝統楽器によって奏でられる、アラビアンなメロディの濃厚な哀愁はしっかりと保持する一方で、リフにリズムに、これまで以上にメタリックなアグレッションも強調することで新風が吹き込まれた収録曲の充実っぷりを聴く限り、まだまだMYRATHにその心配は無用な模様。
果てしなく広がる砂漠の海を幻視する序曲①を皮切りに、妖し気な曲線美を宿す③、硬質なリフ&リズムとしなやかなメロディが組み合わせされた⑥、パワー・メタリックな⑦、ザヘル・ゾルガディの色気溢れる歌声に聴き惚れる甘美な⑧、本編ラストを締め括るエキゾチック&シンフォニックな⑫等、絢爛と繰り広げられる音世界に捨て曲の類は一切なし。中でも個人的にお薦めは⑤でして、エキゾチックな旋律美とプログレ・メタリックな構築美、おまけにライブ映えしそうなノリの良さまで兼ね備えた隙のなさに痺れましたね。
上昇気流に乗るバンドの勢いや雰囲気の良さが、しかと反映された力作ではないでしょうか。
火薬バカ一代
★★★
(2019-06-27 23:32:13)
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Legacy
この手の作品を積極的に聞かない人にも、大きな衝撃を与えたという意味においても、16年この作品を高く評価したHR/HMファンは予想以上に多かった気がする。
よく言われるように、オーファンド・ランドやキャメロットに音楽性は近いと思うけど、僕は広義的に捉えて今回ドリーム・シアターを比較対象とする。
ドリーム・シアターは16年に新作を出した。
だけど、僕は全く好きになれなかった。
実際、購入後2回しか聞いていないし、今後聞かないのかもしれない。
実はドリーム・シアターの方が、このバンドよりも遥かに高度な事をやっている。
なのに、この作品の方が、圧倒的に心を揺さぶる。
それは、何故なのだろうか......。
こういった嬉しい誤算的作品は、たまに出てくるけど、いつも思うことは、音楽にとって何が大事であるかという事である。
計算で作れそうで作れない、出来そうで出来ない空気感......。
HR/HMファンなら、一聴の価値はある作品である。
初めて聞いた人は、何かしらの衝撃を得られる内容である。
僕は、単純に音楽を聴いて熱くなりたい。
ヤングラジオ
★★★
(2017-01-09 10:35:01)
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Believer
/ Legacy
→YouTubeで試聴
2016年ナンバーワンソング。
インパクト有りすぎて、これ一発で終わらないで欲しい
期待してます。
名無し
★★★
(2016-12-31 14:44:19)
Tales of the Sands
アフリカ出身バンドと聞くと真っ先にパーカッシヴなトライバル・リズム主体のメタルを想像してしまう想像力貧困な身ですが、これだけアラブ風なジャケであれば間違えようもありません。
北アフリカはイスラム/アラブ圏なんだという当たり前のことを失念しちゃいけませんね。
音楽性に関しては、↑の皆さんの解説に付け加えることはありません。どうしても変わり種や斬新さを求めてしまう自分への戒めもありつつ、メタルの進化やグローバルな広がりを見守って行くことの喜びも感じます。
この手のバンドの中でも特にメタル成分とアラビア音楽の折衷具合がほどよく、メタル耳にも程よく刺激的かつ新鮮なところが非常に好みです。でも、もっとやれそうだという期待も大きいバンドです。
うにぶ
★★
(2016-09-25 21:54:33)
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Believer
/ Legacy
→YouTubeで試聴
妖しくドラマティックなインスト曲“JASMIN”から壮大な雰囲気を孕んで展開。
一聴しただけで、目の前に砂漠の世界が広がっていくような錯覚を覚える
猛烈な喚起力を有したOPナンバー。
エキゾティックでシンフォニック、劇的且つテクニカルと、
MYRATHの個性がパッケージングされており、PVが作られたのも分かります。
火薬バカ一代
★★★
(2016-09-10 08:37:13)
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Get Your Freedom Back
/ Legacy
→YouTubeで試聴
エキゾティズムと哀愁と大衆性が抜群の適量でミックスされた
サビメロは、聴く度に「たまらーん」と手足をバタバタさせながら
床の上を転げ回りたくなりますよ。
火薬バカ一代
★★★
(2016-09-10 08:31:21)
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Legacy
今年開催のLOUD PARKでの来日が決まっている(実現すればアフリカ大陸のHR/HMバンドとしては初めての来日公演になるのかな?)、チュニジア出身のKey奏者を含む5人組が’16年に発表した4thアルバム。
奇を衒ったエキゾティズムではなく、アラビックな音階を交えてへヴィなリフを刻むG、アグレッシブにして舞踏的なリズム、全編をシンフォニックに彩る気品に満ちたKey、そして独特のオリエンタリズムを湛えて奏でられるメロディ…と、MYRATH独自のプログレッシブHMサウンドは、本作においても聴き手の琴線を確実に鷲掴んで来ます。
直線的なノリでガンガン頭を振らせるのではなく、しなやかに描き出される曲線美によって思わずクネクネと踊り出したくなる(?)収録楽曲は、日本デビュー作となった前作『TALES OF THE SAND』よりも一層キャッチーに/抒情的に/ドラマティックに練り上げられている印象で、雑誌で見かけた《KAMELOT meets MEDEINA AZAHARA》という表現には、「そう、まさにそれ」と膝をピシャッと叩きたくなりましたね。
悶絶を誘う哀愁を発する歌メロを、コブシを効かせて熱唱するザヘル・ゾルガディのVoも、相変わらずこのバンド最大の武器として機能。挨拶代わりの様式美を感じさせる①②のメドレー、聴く度にのたうち回りたくなる③、妖しく揺らめく④、大仰な⑤…といった具合に、彼の熱唱を最大限活かした本編は捨て曲不在のクオリティを提示しています。
邦題は『遺産の継承者』ですが、この立派な完成度なら骨肉の相続争いの心配は無用ですな。(不要なボケ)
火薬バカ一代
★★★
(2016-09-09 00:01:48)
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Believer
/ Legacy
→YouTubeで試聴
アルバムのOPを飾る、豪華絢爛なストリングスに彩られたエキゾチック・アラビアンメタルナンバー。一層増したスケール感と郷土愛に満ちたサウンドはORPHANED LANDの「All is One」ばりの絶大なインパクトで迫る。
ハルディン
★★★
(2016-02-22 17:56:17)
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Tales of the Sands
北アフリカはチュニジア出身の新鋭による日本デビューとなる3rdです。アラビアンな旋律を奏でるヴァイオリンやパーカッションをフィーチャーしたややプログレがかったメロディック・メタルサウンドで、ORPHANED LANDに近い雰囲気を感じさせます。
全体的に4~5分台とコンパクトに纏めたせいか前作「Desert Call」と比べてプログレメタル度は後退した印象ですが、その分ストレートにエキゾチックな民俗要素の魅力が伝わってきます。
重厚なサウンドプロダクションも申し分なしの、おすすめの1枚。
ハルディン
★★★
(2012-07-16 21:25:12)
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Tales of the Sands
アラビア語で「遺産(MIRAS)」を意味する単語をバンド名に冠し、アフリカ大陸(!)はチュニジアから登場した5人組が、フランスのBRENNUS MUSICから'11年に発表した3rdアルバム。
出身地が珍しければ珍しいほど、バンドにはエキゾチックな要素を求めてしまうのがリスナーの(というか俺の)性というものですが、本作はその期待にしかと応えてくれる出来栄え。
元々はSYMPHONY Xのいちフォロワーとしてキャリアをスタートし、作品を重ねる毎に彼らのルーツであるところのチュニジア伝統音楽のエッセンスを大胆にフィーチュア。プログレ・メタルならではのエッジの効いた構築美と、女性Voにヴァイオリン、舞踊調のリズム、そして妖しくも美しいアラビックなメロディとを融合させた「プログ/パワー・オリエンタル・メタル」の確立に邁進した彼らの努力は、日本デビュー作ともなった本作において見事に結実しています。
この手のサウンドの先駆者としてはKAMELOTの名前が真っ先に思い浮かびますが、MYRATHの場合、アグレッションやへヴィネスよりオーガニック且つメロディアスな要素が前面に押し出されており、また、近年のKAMELOTがモダンな洗練と引き換えに薄れさせた「キャッチーさ」「メロディの色艶」が全編に亘って充実しているのも評価ポイントで、特に⑧⑨は、このバンドとこのアルバムの何たるかを知らしめるに十分な名曲。
今後、やや類型的な楽曲とサウンド・プロダクションの改善が図られれば更なる名盤も生み出し得るポテンシャルの高さが伺える1枚。
火薬バカ一代
★★★
(2012-03-29 23:21:19)
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Tales of the Sands
チュニジア産アラビアン+シンフォニック・メタルバンドの日本デビューアルバムです。
妖艶で呪術的な魅惑のメロディが普通のメタルに飽きてしまったメタルファンに鮮烈なインパクトを与えること間違いなしです。プログレッシヴ・メタルの要素もふんだんに盛り込まれていて、そのドラマティックさは聴き込むごとに深みにハマっていきます。
一貫してシリアスな曲調で、ヘヴィなギターサウンドに加えヴァイオリン、ピアノ、パーカッションが幻惑するように熱く演出、曲によってはアラビア語も飛びだす。(オススメです)
かすれ声でパワフルなVoの情熱的な歌唱も良いです。日本盤ボーナス曲もなかなか良いです。
ピュアメタラー
★★★
(2011-12-26 22:10:25)
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