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L
|
アメリカ
|
アヴァンギャルド/エクスペリメンタル
|
ブラックメタル
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プログレッシヴ
L'ACEPHALE
MALEFEASANCE
(2009年)
1.
Väinämöinen nacht
(0)
2.
Hitori bon odori
(0)
3.
A Burned Village
(0)
4.
From a Miserable Abode
(0)
5.
Sleep Has His House
(0)
6.
Nothing Is True, Everything Is Permitted
(0)
VäINäMöINEN Nacht
(0)
VäINäMöINEN Nacht
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Recent 50 Comments
1.
Usher-to-the-ETHER
★
(2012-01-05 00:21:01)
2009年発表の1st。
DISK UNION1発のブラックメタルガイドにも載るなど、一定の評価を得ているアルバムで、ガイド本によると「ノイズやアンビエントを含有する実験的ブラックメタル」的な感じで紹介されてましたが…実際聴いてみると思った以上に人を選ぶアルバムですね、これ。作風的にブラックメタルがメインではなく、あくまでノイズ/アヴァンギャルドのアーティストがブラックの手法も表現の一部として取り入れた…くらいの比率。
ブラックメタルが直接的に取り入れられている箇所と言えば、プリミティブ系のトレモロリフと絶叫がアンビエントに溶け込んだ3曲目や、ノイズに塗れた絶叫が聴ける4曲目くらいでしょうか。ただ全体的に密教じみたムードは漂っているので、雰囲気や空気感自体はブラックメタルと通じるものがあると思う。
また、曲によって表現の手法がガラッと変わるのも特徴ですね。AMORPHISと題材が同じとは思えない、カレワラを取り上げた1曲目では儀式めいた世界観を演出し、続く2曲目の友川かずき「一人盆踊り」のカヴァーではアコギとリズムの絡みと持続音で幽霊の出る柳の木が風に靡く様な不気味さを醸し出してます。4曲目では後半5分以上に渡ってブズーキっぽい楽器のソロがあったり、何でもありな感じ。
…ただ個人的にはやっぱりブラックメタル要素が少な過ぎる印象なんですよね。ムード自体は決して嫌いではないんですが。GNAW THEIR TONGUESやMZ.412、NORDVARGAR辺りのノイズ/アンビエント要素を含むバンドの音楽が、普通のブラックメタルよりも好きという方にのみお勧め。
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