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WHERE OBSCURITY DWELLS (2008年)
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WHERE OBSCURITY DWELLS
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解説 - WHERE OBSCURITY DWELLS
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2011-12-11 21:45:34)

2008年発表の1st。

スウェーデン産RAWブラック、しかもNoktu社長のレーベル(Drakker Productions)からリリースという時点で完全にリーチ掛かってますが(笑)、期待通りのカルト音源で大満足。路線は当然プリミティブブラックですが、極端な疾走やトレモロリフによるメロウさは敢えて抑え、淡々とした2ビート疾走をメインにした渋い作風なのがまたいいですね。

音質はMUTIILATIONの4th辺りを大分マイルドに整えたような、蟲の羽音系ノイズを多分に含むリフにRAWなドラムが絡む感じで、この音が摺り込むようなギターリフとよく合ってるんですよね。時々ダンジョンの奥底から聞こえてくるような、薄暗く湿ったメロディも出てきますが、この独特のジリジリ感と合わさると壊れかけたスピーカーから音が出てるような、妙に深い味わいのある音になっている気がします。

メロウ系のプリブラや、ドラマ性重視の作風のバンドと比べるとこのバンドはより(洗脳的な)聴覚上の快感を重視してる感じですね。「正しくカルト」な音源だと思う。一緒に買ってきたTODESSTOSSが「カルトの道すら外れたカルト」だったので、こういう作品を聴くとなんか安心してしまいます(笑)。プリブラ好きなら安心して心地良く聴ける音かと。



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