2011年9月発表、SLAVES TO FASHIONのノルウェー人シンガー・JOHANNES STOLEとTHE MURDER OF MY SEETのスウェーデン人ギタリスト・DANIEL PALMQVISTが組んだプロジェクトの1st。最近の北欧事情に疎い者としてはいずれの人物もバンドも全く未知だったのですが、実際に音を聴いてみた瞬間に「コレはイイ! 間違いなくホンモノだ。」と確信しました。この2人は既に前世紀の1998年にアメリカはハリウッドで遭遇し、それから13年の時を越えてようやくアルバム発表に漕ぎ着けたという話だから、彼の地でそれなりにキャリアを積んでいるのでしょう。作風が北欧らしさがほとんど伺えず普通にアメリカンロックと変わりないのも頷けます。ポップなメロハーがお好みの向きには断然オススメの1枚。