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DEATH BEFORE DISHONOUR (2004年)
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DEATH BEFORE DISHONOUR
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解説 - DEATH BEFORE DISHONOUR
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2011-10-19 21:13:57)

2004年発表の1st。

プリミティブブラックのローファイ音質にも篭り系とかノイズ系とか、色々と種類がありますが、この作品の音質は「やかましい系」って感じですね(笑)。プリブラお約束ともいえるジリジリギター、まるで金属の食器がぶつかるような、やたらウルサイ(くせに抜けのいい)ドラムの音色、プリブラの中でもテンション高い喚きまくりヴォーカルが合わさり、プリブラ屈指のやかましい音に。しかし、この手の音に慣れてると意外に不快に感じないんですよね。好き者限定とはいえ、まだ心地よく楽しめるレベルのやかましさ。

そしてもう1つ、特筆すべきなのはメロディの良さ。
全体をトレモロで覆い尽くした作風ではなく、基本オールドスクールなスタイルを踏襲しつつ、要所でメロいパートを入れてくる作風のため、冒頭を聞いただけでは世間で言うほどメロウじゃないかな、と思いましたが、3~4曲目辺りから風向きが変わってきました。特に「Humanhate Grows Strong within」は最初期のEMPERORに通じる、神秘性や異境性があると思うし、「Kunnia, Armageddon!」は「ここまでやるか」というくらい、メロディの主張が強い。

この作品、音質だけじゃなくて、曲作りの方もプリミティブと言えるのかもしれませんね。曲のバランスとか考える以前に、降りてきたメロディをそのままの、最も濃い状態で曲に注ぎ込んでいるみたいな感じ。やかましい出音にしろメロディにしろ、あるいは殺気だったヴォーカルにしろ、全力で殺りにきてる感じが素晴らしい作品です。



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