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AGONY (2011年)
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AGONY
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解説 - AGONY

2011年8月9日、Nuclear Blastよりリリースされた2ndアルバム。
それまでに比べて、シンフォニックメタルの要素が大幅に増え、音楽的に彼らのターニングポイントとなった作品である。
iTunes versionなどの仕様では、Carcassの"Heartwork"のカバーがボーナストラックとして収録された。
"The Violation"にはミュージックビデオも制作され、アルバムに先行して2011年7月18日に公開された。
その後、"The Forsaking"のミュージックビデオも2012年12月22日に公開された。

Producer:Stefano "Saul" Morabito
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 蒼龍 ★★★ (2011-09-30 23:48:20)

大仰なオーケストレーション+テクニカルデスという、他に類を見ない個性を持つバンド。
ドラムは、凄まじいブラストビートをたたいたりしていますが、楽曲自体はメロディアスなので、聴きやすいかと思います。

しかし、素人耳にも、ドラムが凄まじいので、このドラムのFrancesco Paoliって何者?って感じで、少し調べたところ、ボーカリストとギタリストとしての活動がほとんどなんですよね。Fleshgod Apocalypseでも1stまでは、Vo&Gだったようです。ドラムパートのアレンジは手掛けていたみたいですが。
で、他に参加しているバンドも見たのですが、Fleshgod Apocalypseの前身のTyrannic Ethical ReconstructionはVo&G、過去に参加していたHour of PenanceではVoで、ドラマーとしてメタルバンドで活動するのは、Fleshgod Apocalypseが初めてみたいです。イタリアのシーンはどうなっているんでしょうか。



2. 火薬バカ一代 ★★★ (2011-11-05 01:08:37)

メンバーに専任ピアノ奏者がいるとの情報にピアノ・サウンド愛好家としての食指をそそられ、バンドの事も碌に知らずに衝動的に購入してしまった作品。
で実際聴いてみると、確かに流麗にピアノが閃く場面は多々あるものの、へヴィな演奏にその音が埋もれがちで期待していたほど目立ってはいませんでした。
それでもブルータルなデス声Voと寒々しいメロディを朗々歌い上げるクリーンVo、暴力的に吹き荒れるリフ&リズムの嵐と、壮麗に楽曲を包み込むドラマティックなオーケストレーションetc・・・といった、数々の相反する要素を飲み込んで突進する陰影の濃ゆいシンフォニック・デス・メタル・サウンド(流石イタリア産)は全身が総毛立つ程に劇的で高品質。買って良かった。
そうした本編を個性的に彩るのが、ネオクラシカルな旋律とエモーションに満ちた泣きメロを紡ぐG、胸抉る程の悲壮感を醸し出すクリーンVo(Bが兼任)、それに人間離れした手数足数の多さに、思わず「プレイヤー」というよりも「アスリート」と表現したくなるDsの存在。(勿論、サウンドに気品を付与する我が愛するピアノの調べも良い仕事をしております)。殊に、凍えるような冷気と慟哭が渦巻く②⑤⑥⑦⑨といった楽曲のドラマティックさは圧巻ですね。
唯一、曲のパターンが少ないため1曲1曲のクオリティの高さに反して、通して聴くと少々引っ掛かりに乏しい点が玉に瑕かな。(各曲がブランクなしで繋がっている構成もそうした印象に拍車を掛けている印象あり)




3. SOSO ★★ (2012-03-29 16:09:02)

キーボードによるシンフォニックさが全編に渡って炸裂する半面、ギターはギターソロ以外目立たず。
1st好きな自分には別の方向に行ってしまって残念という出来。
Fleshgod Apocalypseのアルバムじゃなかったら、結構好きなんですが。




4. ハルディン ★★★ (2013-01-16 23:03:46)

日本デビューとなる2nd。5曲目のPVを見て衝撃を受け購入したが、これは確かに凄い。Gを食うほどの圧倒的な存在感を放つオーケストレーションによるクラシカルな雰囲気と熾烈極まるブルータルさの融合振りはシンフォ・ブルデスと形容するべき凄まじさ。オペラティックなハイトーンで歌うクリーンVoやネオクラなGソロも入り混じるため、意外と聴きやすい側面もアリ。短いイントロ・アウトロを除き、多少のテンポの違いはあれど全編ブルータルな曲調で攻め立てる流れや間髪いれずに続く構成のせいか統一感が感じられる。日本盤ボートラにはあのCARCASSの名曲「Heartwork」のカヴァーが収録されており、こちらも要チェック。



5. GOD ★★★ (2013-03-06 18:10:46)

白塗りならぬ、黒塗りデスメタルバンドの2011年発売の2nd。

クラシカルな要素を含むテクニカルブルデスだった1stからガラリと変わって、シンフォニックなサウンドを大幅にフィーチャーしたデスメタルに変化しています。
音質は良好。音量もでかいです。
ドラマーが前作から交代してるみたいですが、ブラストビートの激烈度はパワーアップしてると思います。とにかく凄まじいドラムです。ライブでも余裕でこなしているのが信じられません。
ヴォーカルはデス声の他に、ベースがハイトーンのクリーンボイスを披露してる部分もあります。
個人的にはもうちょっと低い声で歌ってもいいのではないかなと思いました。
ギターは前作みたいにクラシカルなフレーズを控え、すごい速さでバッキングしてます。
ソロはメロディアスです。

自分は最初1stと比べてガラリと変わったので、最初はそこまでハマリませんでしたが、最近はこれはこれでアリだなと思って好きになりました。

この作品はブルデス好きな方よりも、シンフォニックブラック、メロデスあたりが好きな方の方がハマるのではないかと思います。
ANOREXIA NERVOSAやDimmu Borgir(5thあたり)が好きな方にもオススメです。

みなさんが言われてるように、ボーナストラックがカッコイイので日本盤をオススメします。




6. IWSK ★★ (2013-08-18 17:24:03)

なんだこの荘厳なオーケストラレーションと激烈なまでのブラストビートは!とにかく、これ聴いたら衝撃を受けるよ!次回作が楽しみ。


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