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CLEAN HANDS GO FOUL (2009年)
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CLEAN HANDS GO FOUL
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解説 - CLEAN HANDS GO FOUL
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. カズチン ★★★ (2011-09-02 20:11:09)

2006年に解散したKHANATEだが、2009年という微妙に忘れそうな時期に発表された遺作となる4th。
まぁこんなバンド忘れようにも忘れられないが…

前作は(このバンドとして考えたら)結構聴きやすい作品だったけど
今作はド頭から地獄を連想させられる強烈なドローン/スラッジを展開してますね。
ステレオから鳴り響く低音ノイズが部屋を別空間に持っていってくれます。
遅いという考え以前に、リズムという概念がブチ壊されていてかなり混沌としてます。

1~3曲目はかなり激しいですが、今作のハイライトである4曲目は静かにゆっくりとしていますが、徐々に聴き手を黒く蝕んでいく感じがしますね。
徐々に狂気的になっていきラスト手前で爆発、KHANATEの神髄がここにあります、約33分の集大成的な曲です。




2. kamiko! ★★★ (2020-05-07 13:43:15)

米産アンビエント・ドローン2009年作(遺作)。
既に解散後に発売、発売から数年後に見つけて、若干今更感を胸に秘めつつもゲットした作品。
しかし、当時Khanateの音楽性に衝撃を受けたリスナーは必ずゲットすべき盤だ。
とはいえ、アンビエントな音空間が占める割合は結構多く、もはやドゥームやスラッジの範疇で語りきれる音楽性ではなく完全にドローン化した作品だ。
ありがちなモノクロの石床ジャケが示す通り、冷たい石床にいる孤独感、空気は冷たく、ヒリヒリとした緊張感が張り詰めている。
そういうアンビエント空間で不安を煽りつつ、絶叫ヴォイスと暴虐的なギターから発せられる重圧と様々な倍音が聴き手を圧し潰す。
たまたまなんだろうが、「遺作」というのもこの冷たい音楽性を際立たせる一因になっている。
真冬にちょっと湿気た重めの冬用掛布団を数枚重ねて聴いてみたい、圧死必至の作品である。



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