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Rock Shower
ノイズハンター幻の4THアルバムの素材からデモ音源を集めた企画モノ。まず驚くのが洗練されたメロディックメタルスタイルへ変貌していること、良い意味で裏切ったが初期のモーターヘッド系の野暮ったさが好きだった人には物足りないかもですね。
歌い手も変ったのかな?そんな印象すらあります。如何せん、音質がイマイチ良くないです。薄っぺらいサウンドがどうにもB級感を強めていますが、クオリティは低くないです。ある意味、十分及第点をクリアしていますね。
その拘りのメロディックメタル路線への変貌にはイマイチ驚くのですが、2nd,3rdの流れを考えると不自然さはなく順当なスタイルとも言えます。リリース時、以外とインディーズシーンでは好評だったようで、それなりに成功した一枚だと言われています。
マニア筋に愛されるだけではない、隠れた良品。普通のメタルを普通にやっています。欧州のバンドだけにカラッと系でも情緒がありますよね。そのあたりも日本人の感性に合いそうです。
失恋船長
★★★
(2023-02-11 00:25:34)
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Ruler Of The Dark
/ Too Young To Die
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初期のファンを安堵させたスピードメタル
アルバムの中では若干浮いている感じもありますが
中盤にあるので前半後半の仕切り直しという感覚で楽しめる
アクセプト感が増してるなぁ
失恋船長
★★★
(2023-02-09 00:52:22)
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Too Young To Die
思いっきりメインストリーム寄りになった3枚目の作品。オープニングナンバーの登場に面を喰らいますが、②など安直な展開に流れない工夫を凝らしたイントロを設け期待感を煽る。バンド名ノイズハンターのくせにデビュー作から、速い曲をやるけど、軽めのサウンドプロダクションの雰囲気重視の歌い手という組み合わせにB級感が漂いまくっていた。
次のアルバムもメタルバンドとしては軽めのミックスにイマイチ旨味を感じさせなかったが、今作は②のような曲を自分たちのモノにしており、その意欲とプロデューサーの助言などもあったのか、音楽性の変遷がけしてマイナスに働いたと言えない仕上がりになっている。プロデューサーのウリ・バロノフスキーは、ステファン・カウフマンの右腕としてミキサーとして活躍していましたね。
そういう感性が楽曲に落とし込まれ、それまでとは違う魅力を光らせている。拘りの音質もマイナー臭さを排除しているのも見逃せない。とは言え、このスタイルをノイズハンターがやるべきだったかという疑問は拭えないのも正直なところだが、その前にリリースした2枚が成功したとは言えないので、勝負の3作目として商業的な基盤を築こうとしたアイデアは、やはり正解と言える。
ドイツのバンドらしい堅苦しさと柔軟なメロディックメタル志向を抱き合わせ上手くやっていると評価したい一枚ですよね。
今までのレコーディングは何だったんだという位、バンドとしてのまとまりも感じます、個人的には良い点が全てを上回っていますね。
なかなか入手困難の一枚ですが、メロディ派のマニアにはたまらんでしょう。
でも、初期のスピード志向派には勧められません。別のバンドですもん。
失恋船長
★★★
(2023-02-09 00:50:24)
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Time to Fight
正統派のジャーマンメタルバンドとして知られる、ノイズハンターが1986年にリリースした1st。この時点で活動歴は長く苦労して掴んだデビュー作という事なのだが、元ネタが明け透け過ぎるのが評価を分ける最大のポイント。そこに突っかかると、早い段階で後悔を覚えるだろうが、スコーピオンズやアクセプトとは、また違ったアプローチの正統派スタイルは欧州由来の泣きを散りばめつつも剛毅に打ち鳴らされるパワフルサウンドを披露しており、所謂、ハロウィーンタイプとは違うジャーマンシーンを愛するマニアならばグッと掴まれるでしょう。とは言え、個性不足は否めない、模倣の域を抜けていない楽曲も多すぎる、元ネタがドンピシャであり同じようなルーツを持つマニアならば許せないかも知れないが、ヤサグレる前のポール・ディアノ兄さん風の歌声もハマると魅力的だし、ツインギターチームは丁寧なプレイを紡ぎスリリングに展開、正統派メタルの旨味を増幅させているのも頼もしい、低音に迫力の無いミックスはマイナーレーベル故に仕方が無いが、そういうマイナス面を補うだけのパワーがあり勢いのある楽曲に散りばめた叙情性とキャッチーさに押し切られますね。
特に⑤のようなパワーメタルな疾走ナンバーは、ジャーマンパワーメタルマニアにはグッとくる楽曲でしょう。
失恋船長
★★★
(2022-05-05 17:27:00)
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Time to Fight
85年、1st。ドイツ産正統派HM。
元々カラーだったのをわざと白黒コピーして劣化させたようなジャケだけど、80年代正統派ファンには涙モノの輝かしい内容。
なのに何故知る人ぞ知る作品に甘んじているのか。
恐らくこういうことだと思う。
80年代は、正統派HMというのは「普通の、没個性的なHM」として軽んじられていたため、と。
だが現在、正統派HMは絶滅危惧種で、もはや普通のHMではなくなってしまった。
こんな時こそ、こういうバンドを再評価すべき良い機会だと思う。
高潔さや誇りを感じさせるメタルは、正統派を置いて他には無い。
保守的だの閉鎖的だのそういう外野からの野次にも一理あるが、良い物は良い。
レザー&スタッドで、伝統的なスタイルで、鋭角的エネルギーと泣きメロを放つその姿は余りにも眩し過ぎる。
推薦度:★★★☆
ガイアナ
★★
(2006-12-25 18:42:00)
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Time to Fight
非常によくできたアルバム
曲調が良い感じでメロディアス
しかもGも最高です
80年代の正統派を探している人はこのアルバムを買ってみて下さい
ジョエル
★★
(2006-03-05 16:44:00)
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