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RAZORBACK KILLERS (2011年)
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RAZORBACK KILLERS
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解説 - RAZORBACK KILLERS
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. cri0841 ★★★ (2011-04-02 22:22:41)

2011年発表の通産10枚目。前作から4年ぶりだが、彼らの作品を待つ事に苦痛など
感じない。前作「WARBALL」は、ようやく音楽性を彼らの原点に戻す事に成功したが、
曲の出来にバラつきがあった。ところが、今回はまるで名盤「DIGITAL DICTATOR」
を更にパワーアップさせたような、素晴らしい出来に仕上がっている!
Voが交替し、ブライアン・アレンなる人物が歌っているのだが、歌唱力がまるで
ティム・リッパー並みの凄さを誇り、新生VRの強靭さの支えとなっている。
全てがピュア・メタルの眩しい輝きを放っている鮮烈な作品。まさに鋼鉄!
アメリカン・パワーメタルの権化であり、頂点!
ゲストはエリック・ピーターソンや、ブラッド・ギルス。そして極め付けが
マーク・マクギー!健在だった!やはり彼がいると、VRらしいよね。
全曲弾けば良かったのに!

正直、悪い所は無い。生半可なスラッシュメタルが「カンベンして下さい・・・」
と逃げ出すほどの激烈な音なのに、ツインギターの流麗さは聴き惚れる程。
過去最高の音質で、特にベースの音は、鋼鉄を弾く様に耳に入ってくる。
何より、曲が見事!JPやメイデンをアメリカ流に解釈し、6th~8thのモダン・
ヘヴィネス路線も否定するでもなく、最近のベイエリアサウンドに沿った現代的
な音像。メロディとパワーのバランスが素晴らしい!多分今の彼らにこれ以上の
事は出来ないと思う。これ以上を望むなら、カール・アルバートに歌ってもらう
しか・・・それこそ無いものねだりだ。ジェフ・ソープの意地を見た!見事!




2. 火薬バカ一代 ★★★ (2011-04-26 22:54:33)

ジェイムズ・リヴェラに代わる新たなフロントマンに、無名の新人ブライアン・アレンを起用して再スタートを切ったVICIOUS RUMORSが、数年ぶりに発表した記念すべき10枚目のスタジオ・アルバム。
いやー、凄い。前作『WARBALL』も、バンドの長い迷走にケリをつけ「VR IS BACK!」を高らかに宣言した力作だったが、本作はそれすらも軽く凌駕する出来栄え。
故カール・アルバートに比肩するポテンシャルを発揮しつつ、そのカールよりも攻撃的な歌唱を轟かせる新Voの加入に伴い、『WARBALL』の弱点だった歌メロのフック不足が解消。また80年代ばりの密度で絡み合うドラマテックなツインGに、マッチョなBとドスの効いたDsからなる強靭なリズム・セクションに支えられ、パワーとメロディが絶妙な融合をみた楽曲の数々は、4th『WELCOME TO THE BALL』以来の充実っぷりを誇っている・・・と言っても間違いではないような?
中でも、初期作を彷彿とさせる光沢を帯びた音色のGリフが鋭角的に刻まれる、重量感たっぷりのOPナンバー①や、勇猛なアグレッションと豊かなメロディがスピーディに併走する②⑦、筋骨隆々なパワー・チューン④、それにジェフ・ソープが「Lead Vo」のクレジットに相応しい歌声を披露してくれる⑥といった楽曲は、理想的なVR節が堪能できる名曲揃い。
ファンなので勿論彼らにはアルバムには期待していたが、その期待の遥か上を行く完成度を提示してくれた1枚。畏れ入りました。




3. ジョージベラス ★★★ (2011-07-13 21:50:53)

これは良い。カールが亡くなった後、オルタナっぽくなってしまい
聴くのを控えていたが、前作の評判から、また手を出してしまった。
しかし、この作品は初期の頃を彷彿とさせるパワーメタルだ。
新ボーカルがカールに近いハイトーンで素晴らしく、たしかに、
リッパーにも似ているが、この80代臭さがたまらない。90点




4. 失恋船長 ★★★ (2015-01-03 05:11:28)

かつてはヴィニー・ムーアも在籍していた事でも知られるパワフルでありながらもスリリングなツインギターを軸にドラマ性の高い楽曲が魅力の彼らが2011年にリリースしたアルバム。オープニングからキャッチーながら派手なギターバトルが堪能できるストレートな楽曲で幕が開け掴みはOK。シンガーもハイトーンが気持ちよく突き抜け聴いていて痛快です。ベテランバンドの気概、持ち味は失わずリズムや音は今風だし古臭く感じさせないアグレッションは直球勝負だがこのバンドの魅力を伝えるのには十分すぎるほどの気合いと魅力が漲り、この手をサウンドを知り尽くした職人技がソツなく冴える入魂の一枚ですね。それにしてもギターバトルと言うか初期から支えるジェフ・ソープが踏ん張っているね。クールなギタープレイにニヤニヤさせられました。



5. YG ★★★ (2023-06-19 01:04:39)

06年『WARBALL』で完全復活。本作も売りであるツイン・リードがいきなり満開。ブラッド・ギルス、マーク・マクギー、テスタメントのエリック・ピーターソンのゲスト参加も加わり全編がギター・バトル状態。前作以上に直球でアグレッシヴな楽曲も含めジェフ・ソープのファン目線に感動。もう1つの注目点は新ヴォーカルのブライアン・アレンで、突き抜ける高音は故カール・アルバート的ですらある。


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