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FINAL FIGHT
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解説 - FINAL FIGHT
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 失恋船長 ★★★ (2011-03-04 04:38:17)

前作から一年もたたずにリリースされた2nd
VoもX-RAYの藤本朗にチェンジ、サウンドの方は前作で魅せた
コテコテの関西様式美HM/HR路線からポップな色合いも残る
キャッチーなナンバーなども収録され幅が広がりました
インディーズらしい音質の甘さもありますが前作よりは向上されています、凄腕ドラマー福村高志の面目躍如、阿吽の呼吸が紡ぎだすツインギターも健在、聴き所も多くインストプレイの充実振りは目を離せませんね。
良くも悪くも日本的なエッセンスが色濃く投影され
90年代とは思えないジャパメタテイスト満載に古臭さを禁じえません
またシンガーの個性がX-RAYそのままでバンドのカラーが以前より気薄に感じます
難しい問題ですね。
80年代が誇る日本的なスタイルに興味があるかたは是非ともためして貰いたいですね
テクニックに裏打ちされ歌えるシンガーがいるバンドの安定感と
器用さになぜか感慨深いものを感じます




2. 火薬バカ一代 ★★★ (2013-07-30 23:16:43)

待てば海路の日和あり。
長らく廃盤状態にあったEBONY EYESの2ndアルバムが遂にリマスター再発ですよ、お客さん。'91年のリリース当時は完全スルーだったのですが、その後、金谷幸久(G)のソロ作を聴いたことで一気に変心。以来、ダウンロード版や高額な中古盤に手を出さず、ひたすらCDでのリイシューを待ち続けてきた作品だけに喜びも一入ってもんです。
で。実際に聴いてみた本作は、ジャケットにしろ歌詞や曲調にしろ、90年代というよりは80年代っぽさが濃厚に漂っており(特にアルバム前半)、この辺の野暮ったさというか「ジャパメタ的クサ味」が、発表当時BURRN!!誌のレビューコーナーでこき下ろされた要因なんかな?と。
尤も、80年代はおろか90年代すら遠くへと去った今となっては余り意味のない話で、そういう意味では、今日まで再発が伸び伸びになったのは結果オーライと言えるかも。
前作ほど様式美HM寄りではなく、むしろ歌謡メタル的なポップさも感じられる作風ではありますが、元X-RAYの藤本朗の堂々たるハイトーンVo、メロディアスに踊るツインGをフィーチュアした楽曲・・・特に金谷のソロ作でもリメイクされたクラシカルなインスト曲⑥以降の充実度はなかなかのモノ。本編エンディングを締めるアルバム表題曲⑪なんて、これ1曲のみで「アルバム買って良かった」と思わせてくれるドラマティックな名曲ですよ。
客観的に評価すれば星2つってところですが、待望の再発に対する喜びを加味すれば、星3つでも足りません。ありがてぇありがてぇ。



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