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THE GREAT ESCAPE (2010年)
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THE GREAT ESCAPE
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解説 - THE GREAT ESCAPE
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. KUZU ★★★ (2010-12-23 23:21:40)

2010年12月リリースの彼らの4thアルバム。これまでのアルバムでは最高傑作と言って良いと思います。

メロディーの扇情力が素晴らしいです。メロディーの複雑さ難解さは前作Marcy Fallsに比肩すると思われますが、それでももっと聴きたいと思わせるメロディーラインの妙があるのでしょう、繰り返し聴いても飽きません。複雑怪奇な歌メロは意表を突きっぱなしですが、これはチラッと耳にしただけで「あっSEVENTH WONDERだ」と直ぐにわかる個性を完璧に確立し、それがあざとくなく、叙情と陰りを湛えています。

13のパートから成る30分を越す大作、タイトル曲を収録していますが、硬軟緩急を絶妙に織り交ぜた劇的な展開に、ひきつけられっぱなしです。いやぁ良いアルバムですよ。




2. ハルディン ★★★ (2012-07-28 20:26:36)

前作「Mercy Falls」が素晴らしかったので次回作はどうなることかと心配していましたが、それは単に杞憂に過ぎないものでした。この2年ぶりとなる4thではさらに複雑に、しかしメロディックに進化したSWサウンドを聴かせてくれます。

時にDTばりにテクニカルな演奏を決めつつ、以前よりも安定感が増して上手くなったトミー・カレヴィックがソウルフルに歌い上げる叙情的なメロディが彩る作風は前作以上に完成度を高めつつあります。北欧のバンドならではの透明感のあるメロディアスさが中心なので、難解であっても意外なほど聴きやすさがあります。今回は全7曲と少ないものの、どれもが濃密で聴き応えありなので物足りなさは感じさせません。




3. 名無し ★★★ (2015-07-10 04:49:47)

間違いなく傑作なんだけど、個人的には前作ほどではないって感じだった。
メロディも各曲の構成も素晴らしい出来だと思う。
ただ、前作はコンセプトアルバムって事もあってアルバム全体が異常なほど綺麗にまとまってる。
そこだけはさすがに一歩及ばずって感じ。


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