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羽-UKA-化
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2010-11-19 18:04:16)

2007年発表の1st。
2曲の作詞でPRINCESS PRINCESSの中山加奈子さんが参加。

声優業をメインにしながらも、単独でライブを行ったり、12ヶ月連続で
セルフプロデュースの連作シングルをリリースしたりなど、音楽アーティスト・
シンガーとしても活動する落合さんですが、アーティストとしてもかなりプライドを
持って活動しているんではないでしょうか。安易にテンションや可愛らしさで
ごまかそうとせず、歌を、曲を丁寧に届けようとするような、そんなアルバムに
なっていると思います。

アニメ/ゲーム関係の活動が多い彼女ですが、アニソンやゲーソンというよりも
一昔前の、歌謡曲/ポップスの世界観だと思う。その世界観も、作曲及び編曲、
ほとんどの楽器を担当する鎌田雅人さんの貢献も大きいのではないでしょうか。
お洒落でリラックスできる曲、90年代ポップス風の曲、へヴィでゴシックな曲など、
全曲で全く違うカラーを打ち出しながらも、どの曲も落合さんの歌声・歌メロを
大切にしたものになっているのが素晴らしい。全体的にどこか一昔前のポップスの
雰囲気なんですが、そこも個人的には好み。

ただ、今作では作詞が外注なこともあってか、12連作シングルで見せたような
情念の篭った歌唱や、その歌唱がもたらす独特のカリスマ性・存在感などはやや薄め。
とは言っても、やはり儚げで芯のある声質は唯一無二だし、ムードに合わせた穏やかな
歌唱も聴いているとリラックス出来るし、やはり「シンガーのアルバム」として一級品だと思う。

アニメ/ゲーム関連で活躍する人ですが、音楽の方は萌え文化に染まっていない
(それでいて、わざとらしい「媚び」のない可愛らしさもある)し、歌唱も曲も
かなり良いので、一昔前のポップスが好きな方なら聴いて損はないかと。
水樹奈々さんや田村ゆかりさんと比べると知名度は低いですが、この歌声を
埋もれさせるのは余りにも惜しいと思う。



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