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BLEKINGE (2010年)
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BLEKINGE
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解説 - BLEKINGE
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2010-11-04 11:16:58)

2010年発表の1st。
「ツンドラからの使者」のタイトルで日本盤も発売されてます。母国語で歌うバンド(しかもブラック)にしては、割と珍しいかも。

作風としては、DISSECTIONやNAGLFARなど同様、トレモロリフによる寒々しいメロディを軸としたメロブラに、朗唱やトラッド風メロなどのヴァイキング要素で味付けした感じでしょうか。初期~中期のDISSECTIONが「まずリフありきで、そこに後からメロディが付いてくる」感じだとすると、こっちは「最初にメロディがあり、それをリフに乗せた」という印象を受けるほど、メロディの主張が強い作品だと思う。

また、そのメロディ自体も「体感温度」は下げても「明度」までは下がらない、寒々しいけど暗黒性はそれほど感じないものであったり、アンサンブルにDISSECTIONではまず聴けないような軽快なパートもあったり、総じて聴きやすい印象。DISSECTIONやNAGLFARよりも、更にメロデスに近い音だと思う。あまりサタニックな方向には行かず、質の高いメロディを聴かせてくれるため、ブラッカー以外のメタラーにもお勧め。



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