マイケル・シェンカーのソロ一作目にして最高傑作と言われるアルバム。湿った音と暖かい音、クラシカルな響き、静と動が見事なバランスを保っているアルバムです。Armed And readyのハードロックの見本のようなリフとドラマティックなギターソロという、おいしい曲を始め、INTO THE ARENAのような彼の代表的なテクニカルなインスト, 渋さと泣きの情感が溢れる「Cry For The Nations」など、聞き所の多いアルバムです。ボーカルはゲイリー・バーデンですが、決して上手い方では無いですが、味があって良いのでは。リズム陣はサイモンフィリップスなど相当技術の高い演奏です。ちなみにプロデューサーはロジャー・グローバー。どれほどのギタリストが影響をうけたことか。Bzのまっちゃんもンも大好きで尊敬するマイケル。とにかくマイケルのリードギターを堪能したい人、ハードロックの名盤を聞きたい人にお勧めです。
もしこのアルバムに出会えなかったら、おそらくはHR/HMの世界に足を突っ込むことはなかっただろうと思わせるほど、粒揃いの名盤 曲の構成も素晴らしい! A面からB面(私はアナログ派(笑))への流れが起承転結を踏まえ、何度聴いても飽きさせない さすがロジャー・グローヴァー、天晴れである リズム隊を達者なモ・フォスターやサイモン・フィリップスに任せたのも功を奏した一因だと思う 初めて聴いた時は、マイケルのギターばかり注目してそれだけで大満足だったが、曲に慣れてくると、自然にリズム隊を聴き取れる余裕が生まれ(笑)、とりわけサイモンの自由自在な表現力に圧倒された Feels Like A Good Thingのカッコ良さはまさにサイモンあっての賜物! 嗚呼でも...Lost Horizonsのあまりにドラマティックで切ない泣きの旋律に今尚心が打ち震える私です
祝!ゲイリーバーデン復帰!っていうか、もうすぐ出るアルバムってほとんど1st時のメンバーだった気がするのですが。期待はしますよ、自分は。願わくばゲイリーとのユニットでも構わないので日本に来てもらいたいです。二人が揃って一曲、演奏しただけでチケット代はお釣りが来るようなものですから・・・。この時のメンバーは「神話」時を除いて、最高のバンドでしたから。自分の一番好きな曲は7(LOOKING OUT FROM HERE)ですね。最高です。