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MICHAEL SCHENKER GROUP - 最近の発言
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The Michael Schenker Group

マイケルは歌メロを作らない(作れない?)。ギタリストのオケに合わせて主にヴォーカリストが歌メロをアドリブで乗せていく作曲法は、ロックの世界では別段珍しい事ではないが、マイケルは結構そこが徹底されている。美旋律が売りの彼だけに、意外に思える人もいるかもしない。
だから、マイケルには相棒が必ず必要なのだ。しかし、マイケルはこの人間関係が大の苦手。というか、この時期は正に狂人一歩手前の最悪の時期。その点、結果論だがゲイリー・バーデンは最適であった。このアルバムが名盤たりえたのは、彼のメロディ作りのセンス(と、多分人の良さ)に負う所が非常に大きい。

ルドルフ兄ちゃん達に助けられて何とか社会復帰にこぎつけたマイケル。ソロアルバムのプリプロは凄腕ビリー・シーンまで参加して順調に進んでいるかに見えたが、またしてもマイケルの酒と精神安定剤乱用による錯乱で空中分解。一時、ソロプロジェクトは暗礁に乗り上げる。(因みに、この時ビリー・シーンがそのまま参加していたら面白いことになっていたでしょうね。後のミッチ・ペリー参加はこの時のつながりでしょうか…。まかり間違ったら、マイケル、ビリー・シーン、コージーのオケで歌うゲイリー・バーデンというバランスが超悪いバンドが見られた可能性も…)
ここでマイケルがついていたのは、兄ちゃんの紹介でピーター・メンチという凄腕マネージャーがついていたこと。かれの腕でスタジオミュージシャンとツアー用ミュージシャンをかき集め、半分人間やめていたマイケルを何とかコントロールして、この歴史的アルバムは完成する。ロジャー・グローバーをプロデューサーに起用してもらえたのも、精神的な安定に大きく貢献しただろう。この辺り、同時期のゲイリー・ムーアが環境に恵まれず足踏みさせられていた(後にコージーまでマイケルに取られちゃうし、先に死んじゃうし)のと対照的。人望の厚い兄ちゃんは持っておくべきだ。 

内容については言わずもがな。
①はロックギター入門としてSmoke On The Waterを弾けるようになった人の次の必須科目。⑥はマイケルの代名詞。ラストの⑨に至るまで、クライベイビー半踏みの独特のトーンと共に、これぞマイケルという名演の嵐。正にロック・ギターの教科書。


それにしてもこの1980年という年。
M.S.G.が出て、オジーでランディ・ローズがデビュー、ゲイリーがG-Forceリリース…と、ギターが本当に歌っていた時代だったんだなと胸が熱くなる。

Tamasa ★★★ (2020-08-19 22:08:01)


The Michael Schenker Group

スタジオ録音もまあまあいいけど、やっぱりライブのマイケルのプレイは最高!

Michael shenker ufo ★★ (2015-07-11 00:45:31)


The Michael Schenker Group

強烈な「泣き」や「メロディ」が内包されていてるところに神と崇められる一因があると思います。我らがマイケル・シェンカーが率いたグループの記念すべき1st。インスト④なんて聞くとこのクラシカルフレーバーたっぷりのエッセンスがまき散らす泣きの世界観に悶絶しますね。うっすらと涙を浮かべ落ち行く枯れ葉にわが身を重ねてしまいそうです。まぁマイケルはそれ以外にもバッキングで見せる間や構築性などにも天賦の才を見せつけリードプレイもさることながら楽曲全般の構成が見事でした。今作を名盤と今の若い人に言うと音も良くないしダイナミズムに欠けるし唄も下手だし速い曲もないし、どこがやねんと思うでしょうが、暗く湿った欧州産ならではの泣きの世界観をたっぷりと堪能できるギターはそう聞けるものではなく、僕も学生時代のメタル聞き始めの時に友人からススメられたのですが「何が名盤だ」と脳天唐竹割チョップを喰らわす勢いで否定的でしたが、のちにギタリストを目指しマイケルのプレイを真剣に見聞きした時には震えが止まらず友人に心の底から謝罪したものです。ですが純粋に評価するとやはり歌が下手なゲイリーのパフォーマンスが足を引っ張ってる感は拭えないのですが、聞きすすみ⑦を聞くあたりでは「あれっイケんじゃね」とマイケルの魔法に掛けられるのだから大変です。もう一度いいますが好みはあれど音質に問題を感じますが、Mr情緒不安定が織りなすのか、幻想的な雰囲気や儚くも美しい芳醇なメロディの数々、独創的なフレーズと彼の魅力を思いっきり堪能できる一枚であることに変わりはなく。完成度の高いインスト⑥の名演は歴史に残る一曲だろうし、私をおもいっきり欧州の世界へ引きずり込んだダークな⑨など聞きどころは多い(勿論①②もね)艶やかで光沢のある個性豊かなギタープレイと構築美に神と崇められた一因を垣間見る事が出来るでしょう、すごいギターだね。あと音質の醜さを吹き飛ばすマイケルを支える演者の存在も見事でしたね。久しぶりに聞いたけど凄いなマイケルは

失恋船長 ★★★ (2013-12-27 15:06:29)


The Michael Schenker Group

僕はギターは弾けないんですが、純粋にかっこよくて上手いなぁと思います。
ゲイリー・バーデンのヴォーカルもマイケルのギターを引き立たせてくれますし、
サイモン・フィリップスのドラムも、次作のコージーに隠れがちですが
器用で良いドラミングだと思います。
そしてマイケルのギターは早弾きも泣きの要素も詰まってて、まさに彼はギターヒーローと思わせる名盤です!

ヤング兄弟 ★★★ (2012-05-26 12:49:09)


The Michael Schenker Group


この作品こそ、読んで字のごとく、ネ申

名無し ★★★ (2012-04-28 17:30:43)


The Michael Schenker Group

マイケルシェンカーの最高傑作アルバム。1曲目の「アームド・アンド・レディ」から飛ばしまくっていて、息つく暇も与えない、そんなアルバム。2曲目の「クライ・フォー・ザ・ネーションズ」では静かなキーボードで始まるが、それも束の間、情念のギター・プレイが冴えわたり、次第にどっぷり引き込まれる。そして何よりイントゥジアリーナ。これは超名インスト。前半のヴァイオレンスメロディから後半泣きのメロディに。感動。途中で聴くことを止めるのが非常に困難なアルバムだ。
いったいどれほどのギタリストが影響を受けたか

テンさん ★★ (2010-03-30 11:17:00)


The Michael Schenker Group

マイケル・シェンカーのソロ一作目にして最高傑作と言われるアルバム。湿った音と暖かい音、クラシカルな響き、静と動が見事なバランスを保っているアルバムです。Armed And readyのハードロックの見本のようなリフとドラマティックなギターソロという、おいしい曲を始め、INTO THE ARENAのような彼の代表的なテクニカルなインスト,
渋さと泣きの情感が溢れる「Cry For The Nations」など、聞き所の多いアルバムです。ボーカルはゲイリー・バーデンですが、決して上手い方では無いですが、味があって良いのでは。リズム陣はサイモンフィリップスなど相当技術の高い演奏です。ちなみにプロデューサーはロジャー・グローバー。どれほどのギタリストが影響をうけたことか。Bzのまっちゃんもンも大好きで尊敬するマイケル。とにかくマイケルのリードギターを堪能したい人、ハードロックの名盤を聞きたい人にお勧めです。

テンさん ★★ (2010-03-11 22:07:00)


The Michael Schenker Group

社会復帰後、第1弾。
よくぞ更生してくれた!!と思わせるに十分すぎる内容に拍手。
皆様のおっしゃるとおりHRの金字塔です。
心も身体もクリーンになったからなのか、マイケルのプレイは鬼神のごとし。
このアルバムでのリフ・ワークは、もはやHRのスタンダードとして、様々な
ミュージシャンのネタ元になってます。
本人が語るところによると、彼の作曲の方法というのは、テレコをずーっと
回しっぱなしにして、リフやフレーズを思いつくまま弾きまくりそれを録音。
そうしてストックされたリフ・テープの中から、良いと思われるものだけを
幾つかパズルのように組み合わせて1曲に仕上げるんだとか。
そうしたリフの資産運用がバッチリとハマった楽曲は、見事というほかありません。
しかし本作以降、マネージメントの介入とか金銭トラブルとかメンバー間の
トラブルとかの諸問題で、のびのびとアルバム製作ができなかったのはホントに
気の毒と言うか…。
このアルバムでのマイケルは、どの作品よりも気持ちよさそうに弾いていて
後の艱難辛苦を考えると、涙で前が見えないッ。

はっちゃん ★★★ (2009-06-22 00:32:00)


The Michael Schenker Group

まさに神がかったギタープレイ。

モブルールズ ★★ (2009-04-28 17:50:00)


The Michael Schenker Group

マイケルは天才だ。UFOでの青い炎が炸裂しそうなプレイしかり、本作しかり。
ギターの「才」だけで言えば、リッチー・ブラックモアやヴァン・ヘイレンよりも
上かもしれない。
にもかかわらず、彼は自分のプレイ以外への頓着が無さ過ぎ。
歌メロしかり、ヴォーカリストしかり、プロデュースしかり。
神懸り的にプレイがスゴイのに「誰もが知ってる存在」にまでは後一歩及ばない。
最も支持されてる楽曲が「インスト」であることがそれを象徴してる。
マイケル・シェンカーは無二のギタリスト。
でも「無二のミュージシャン」とまでは呼び辛い。
職人としては最高の存在だが、残念ながら「ロックアンセム」を紡ぐまでの
運には恵まれなかった。
「CRY FOR THE NATIONS」なんて名曲が書ける人間は、後にも先にも
マイケルしかいないんだがね。

ちゃあ・あぶのーまる ★★ (2008-10-29 23:41:00)


The Michael Schenker Group

邦題に「神」とかついちゃったちょっと恥ずかしいアルバム。
だがMichael Schenkerのテクニックは確かに神懸り的なものがある。
最近は速弾きしか能のないギタリストが多いが、Michael Schenkerはさまざまな楽曲で最高のプレイを聴かせてくれる。
ロックチューンからバラードまで、感情移入のうまさでは右に出るものなし。
正真正銘の天才。
ライブになるとよくご乱心してしまう情緒不安定な天才だが、スタジオではいい仕事をしてくれます。

水ぶくれ ★★ (2008-08-05 22:58:00)


The Michael Schenker Group

1980年にリリースされた1stアルバム。全9曲で39分の作品。
ズバリ、このアルバムはHR界の名盤ですね!
マイケルがギターリフで押しまくり、メロディアスでエモーショナルな、素晴らしいソロを披露。
ゲイリー・バーデンのヴォーカルはイマイチかもしれませんが、
歌メロが非常に良いので大きな問題ではないと思います。
また、サイモン・フィリップスのハリのあるドラミングが良い味付けをしてくれていますね。

MSGの作品中でも屈指の完成度を誇る、捨て曲なしの必聴アルバム。
HRを聴いている人は、これは絶対に外せないでしょう。

ムッチー ★★★ (2008-06-12 21:27:00)


The Michael Schenker Group

もしこのアルバムに出会えなかったら、おそらくはHR/HMの世界に足を突っ込むことはなかっただろうと思わせるほど、粒揃いの名盤
曲の構成も素晴らしい! A面からB面(私はアナログ派(笑))への流れが起承転結を踏まえ、何度聴いても飽きさせない さすがロジャー・グローヴァー、天晴れである
リズム隊を達者なモ・フォスターやサイモン・フィリップスに任せたのも功を奏した一因だと思う
初めて聴いた時は、マイケルのギターばかり注目してそれだけで大満足だったが、曲に慣れてくると、自然にリズム隊を聴き取れる余裕が生まれ(笑)、とりわけサイモンの自由自在な表現力に圧倒された
Feels Like A Good Thingのカッコ良さはまさにサイモンあっての賜物!
嗚呼でも...Lost Horizonsのあまりにドラマティックで切ない泣きの旋律に今尚心が打ち震える私です

micha* ★★ (2008-04-18 15:52:00)


The Michael Schenker Group

これは間違いなく名盤。
最初のarmed and readyのリフの一撃で即死。死んだまま僕は生き返りませんでしたw
というか生き返る暇すら与えない曲展開やらソロやらがもう完璧でしょうがない。もっと早くに買ってれば良かった。
てな感じですべての曲が完璧。 自分が墓まで持っていくCDがまた増えました。

ガマガエル ★★ (2008-03-25 23:15:00)


The Michael Schenker Group

曲名を間違えました。HEREではなく、NOWHEREでした。

はちべえ ★★ (2008-02-22 23:41:00)


The Michael Schenker Group

祝!ゲイリーバーデン復帰!っていうか、もうすぐ出るアルバムってほとんど1st時のメンバーだった気がするのですが。期待はしますよ、自分は。願わくばゲイリーとのユニットでも構わないので日本に来てもらいたいです。二人が揃って一曲、演奏しただけでチケット代はお釣りが来るようなものですから・・・。この時のメンバーは「神話」時を除いて、最高のバンドでしたから。自分の一番好きな曲は7(LOOKING OUT FROM HERE)ですね。最高です。

はちべえ ★★ (2008-02-22 23:39:00)


The Michael Schenker Group

INTO THE ARENAを代表とした非の打ち所のない楽曲群
いつ聴いても新しい!!

ヤー ★★ (2008-01-28 09:45:00)


The Michael Schenker Group

マイケルシェンカーのメロディアスなギターソロが満載。
曲も聴きやすいのでハードロック入門にもいけるだろう。グルーヴ感溢れるロックナンバーから泣きのバラードまで。
にしても、このエモーショナルなギターを体得するのはそうとう難しいだろうなあ・・・

3割2分5厘 ★★ (2006-12-15 11:25:00)


The Michael Schenker Group

名盤ですね。
このアルバムを聴いてるとB'zの松本さんが最も影響を受けた
ギタリストがマイケルシェンカーであることがよく分かる。

10倍太陽拳 ★★ (2006-11-28 02:04:00)