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JIM JIDHED - 最近の発言
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Push On Through

プロデューサーにダニエル・フローレンスを迎え久しぶりにロックサイドに帰還して作られたソロアルバム。その化学反応は早速オープニングナンバーから炸裂。多くのファンが待ち望んでいた北欧メロディアスHM/HRサウンドに仰け反ります。
ドラムもバシバシきてるしギターも弾いております、この躍動する弾けるポップソングも瑞々しさ、そこにいぶし銀の歌声がフレッシュな感性に触れる事で若返りを図り見事に主役の座をキープしています。
いかにもALIENな②も嬉しいですね。ベースはALIENにいたケン・サンディンなのもマニアには見逃せない要素、こういうメンバーが揃っているのだから、予定調和という最高の調味料を生かし、彼の魅力を存分に引き立てています。
ベタだが、新しい感性に取り入れ新旧の魅力を際立たせ古くて新しい歌モノロックの在り方を伝えてる。難しい事は考えずに上手い唄と良質な楽曲があればいい、そういうことでしょう。
普遍的であるが故に受けられる勲章、幅広い層を取り込む叙情派メロディアスサウンドの旨味、甘酸っぱいメロディを歌い上げるジムのパフォーマンスに魅了されっぱなしです。いかにも北欧らしい味付けのハードポップサウンドは、我々メロディ派の心に永遠に寄り添ってくれるでしょう。歳を喰って渋みが増しても負けてないんですよねぇ。

失恋船長 ★★★ (2021-10-04 15:11:19)


Tankar I Vinternatten

2015年にリリースしたソロアルバム。今作は母国語で唄うソロ。ロック色を捨てて北欧風味満点のフォーキーな楽曲やポップソングを、ジムがリラックスした歌声で彩る仕様。その前に2007年にもソロを出しているのですが、そちらは見たことも聴いた事もないので比較は出来ませんが、ハードポップなジムを期待すると満足度は高くないでしょう。
いい意味で円熟味を増したジムの暖かい歌声、ハードなものを食すワタクシには流石に飽きますが、ハートウォーミングでフレンドリーなポップソングは、贅沢な箸休めとして楽しむことは可能で摘まみながら聴いております。

AOR調のソフトロックが好みの方なら日本人の琴線に触れる情緒に富んだ楽曲は一定の需要があるでしょうね。アーバンな洗練度と唄を聴かせるアレンジ、チャカポコしたリズムだってオシャレに聴かせますよね。
何はともあれ生身の人間が唄うパフォーマンスに魅了されたい歌モノファンには需要はあるでしょう。日本語しか喋れないのに英語じゃなきゃダメとか偏屈を極める人にはススメませんが、語感的にも全然気になりませんがね。

失恋船長 ★★★ (2021-10-04 14:56:16)


Full Circle

個人的には空白の時間が長く、すっかりあの人は今になっていたジム・ジッドヘッド。久しぶりのソロアルバムはバンド形態に戻し極上の北欧ハードポップサウンドを届けてくれた。しかも国内盤はKINGですからね、AKB効果のデカさに色んな意味で握手会に参加したくなりますよ。と嘘をついたところで今作の完成度の高さに偽りはございません。オープニングから北欧風味満点の爽快感の中に哀愁をねじ込むハードポップサウンドで掴みはOK、その流れは②③へと完璧にバトンを繋がれ気が付けば最後まで完走、珠玉の北欧サウンドの数々に胸がキュンキュンしっぱなしとなります。
今や稀代のメロディメイカーと目されるトミー・デナンダーが絡んでいるのだから当然と言えば当然なのですが、ジムのソロアルバムの中ではもっともALIENに近いスタイルを取っており、長年彼のロックサイドの歌声を楽しみたいと思っていたマニアの留飲を思いっきり下げてくれました。
北欧メロディックマイスターの中に入れなければいけないアーティストの本分とは?今作を聴き本当に胸が熱くなりましたな。爽やかな涙を誘うフック満載のメロディ、日本人の感性にベストマッチする歌モノハードサウンドでしょう。
それにしてもトミーの仕事ぶりは本当に素晴らしい、ジムの良さを見事に引き出している。
⑤で泣かせ、ハードエッジの効いたギターが飛び出す⑥の展開に熱盛を叫び、小泉首相ばりに感動したーを連発ですよ。だから⑦でまた泣かされるのよねぇ。中だるみなんて言葉は存在しない珠玉の歌モノハードロックアルバム。世界に先んじて日本盤があることは誇らしい。

失恋船長 ★★★ (2021-09-28 13:58:46)


I Will Never Leave You Now / Full Circle
胸を締め付ける哀愁のメロディ
爽快感のあるサウンドメイクは北欧版のアリーナロックと言うところでしょうか?
いずれにしろアルバムのオープニングに相応しいスケールの大きな一曲
ギターソロのあとにチョイと出てくるキーボードの旋律
卑怯だと言いたくなる泣かせ具合である

失恋船長 ★★★ (2021-09-28 13:37:23)


Snart Kommer Natten

1991年にリリースされたジムのソロアルバム第二弾。今回もスウェーデンのみの流通でしたが、それもあるのか母国語で歌い上げています。制約がないのか、彼がやりたかったのはこっちだったのか分かりませんが、いかにも北欧風の透明感溢れる糖度の高いメロディを軸とした歌モノサウンドを展開。個人的にはポップスには詳しくないので、例えもないのですが、今作を聴き真っ先に思い出したのが、インギーの嫁さんだったERIKAの1stだし、ABBAで聴けた北欧フォーキーメロディでした。ハードエッジなバンドサウンドを期待すると肩透かしを喰らうでしょうが、フック満載の北欧歌モノサウンドが放つ泣かせのメロディの数々、そこに絡むジムの歌声、合わないわけがありません。
個人的には1stよりも出番が多い位ですが、日本語しか喋れないのに英詩じゃなきゃダメだとか、偏った思想の持ち主でもない限り大いに楽しめる歌モノサウンドを展開していますよ。
サブスク以外勝たんとか女子高生みたいなことを言いたくなるくらい知識があればレアもんに出会えます。いい時代になったねぇ~
当時、何故ZEROコーポレーションは手を出さなかったのだろうか?いかにもあのレーベルが手を出しそうな万人向けのメロディアスサウンドだったのに…コロナ疲れのハードサウンドマニアの心に安らぎと癒しを与える極上の歌モノサウンド、メロディ派なら試して欲しいねぇ。

失恋船長 ★★★ (2021-09-28 13:31:35)


Jim

北欧メタルマニアから愛されるAILENの1stで唄っていたジム・ジッドヘッドが満を持して世に放った1stソロ。飛翔する北欧メロディアスハードポップサウンドは独特の湿り気を帯びたメロディが軽やかなに天空の彼方へと天翔ける天馬の如く駆け上がっていきます。
シンガーのソロアルバムと言う事で、ソフトケイスされていますが、ALIENの1stを聴きジムの歌声に惚れ込んだマニアなら手にとって損はしないでしょう。かつては中古盤市場を賑やかし、10万単位まで吊り上げたという都市伝説を聴いた事があるのだが、オリジナル盤の流通が少なかったために、実際に世界中のコレクターが血眼になって探したのは事実。2008年にドイツのレーベルから再発された際にはボートラが4曲追加、多くのマニアを歓喜させました。
結局、そちらも即ソールドアウト、今なお世界中のコレクターが探し回る幻の一品であることに変わりはありません。
見かけたら是非とも手に取って欲しい一枚ですね。ナザレスでお馴染みの③なんかも無難に仕上げ、ジムヴァージョンとして成立させる喉を披露、多彩な楽曲を用意することでジムの魅力が遺憾なく発揮されております。
こういうレアものは断捨離したくと手放せないのよねぇ。現在気軽に聴ける配信盤は一曲少ない、これはマニアにとって見逃せない大きな問題ですからね。

失恋船長 ★★★ (2021-09-28 13:09:02)


Now We Cry / Full Circle
キャッチーなサビメロが素晴らしい。
世が世ならドラマや映画の主題歌に起用されて大ヒット飛ばしていても全くおかしくな
抜群のヒット・ポテンシャルを感じさせてくれるハードポップ。

火薬バカ一代 ★★★ (2019-11-06 00:25:00)


I Will Never Leave You Now / Full Circle
ロック然とした躍動感溢れる曲調と、爽やかな哀愁を湛えたメロディ、
声を張っても透明感が失われないジムの伸びやかな歌声とがベストマッチ。
OPナンバーとして良い仕事しまくりの名曲です。

火薬バカ一代 ★★★ (2019-11-06 00:20:41)


Full Circle

ALIENのフロントマンとして、そしてソロ・アーティストとして活動するジム・ジッドヘッド(Vo)が'03年に発表した、ソロの方では3枚目となるアルバム。以前に聴いた最新作『PUSH ON THROUGH』(’16年)の出来栄えにいたく感動し、遅ればせながら本作も落穂拾いしてみましたらば、こちらも『PUSH~』に負けず劣らず大変に素晴らしい内容で、思わずホクホク顔ですよ。
今回はRADIOACTIVEで縁を結んだトミー・デナンダーがプロデューサー兼ギタリスト、曲作りの相棒としてレコーディング作業を全面サポート。北欧ハードポップならではのキャッチネスと透明感を湛えた哀メロの充実のみならず、爽快な疾走ナンバーが要所を引き締めるHR然としたエッジも効いたこの作風には、彼の起用がばっちりとハマっています。
本編への期待感をのっけから最高潮に引き上げてくれるOPナンバー①に始まり、ジムの伸びやかな歌声が映える抒情バラード⑤を経てスピーディな⑥へと繋ぐ流れ、80年代だったらドラマや映画の主題歌に起用されて大ヒット間違いなしのポテンシャルを感じさせる⑦⑨、ポップな高揚感を湛えた⑩etc…といった逸品が揃うハイクオリティな本編は、作曲家としても確かな腕前を誇るジムと、マルチ・アーティストとして鳴らすトミー・デナンダーの組み合わせによる最適解の産物と言えるのではないでしょうか。(ちなみに⑧はスティーヴ・ペリーがソロ・アルバム用にクリフ・マグネスと書き下ろした未発表曲のカヴァー)
こうなると、長らく廃盤状態のまま放置されている1stソロ『飛翔』(’91年)の国内盤再発を願掛けしたくなるのが人情というものなのですが…。

火薬バカ一代 ★★★ (2019-11-05 00:20:49)


Glorious / Push On Through
アルバムのOPナンバー。躍動感溢れる曲調に続いて
ジム・ジッドヘッドが美声を駆使して歌い上げる
爽快感と透明感と哀愁が絶妙なバランスで配合された
「フックの効いたメロディ」の見本のような
コーラス~ブリッジ・パートが涙モノの素晴らしさ。
北欧ハードポップの一つの理想形を体現した名曲ですよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2018-04-26 23:44:33)


Push On Through

名盤『ETERNITY』(’14年)で復活を遂げたALIENから、その後音沙汰が全然ないと思っていたら、フロントマンのジム・ジッドヘッドが12年ぶりにソロ作を発表。「仕方ねぇからアンタで我慢しといてやっか」ぐらいの何様目線で聴き始めてみれば、これがまぁメロハーの傑作。のっけから、去年の内に耳にしてたら年間ベスト・チューン候補入りは確実だったであろう強力なメロディック・ロックの名曲①が始まってしまい、速攻「舐めた態度取ったりしてスイマセンッした!」とスライディング土下座でひれ伏したくなったという。
声質自体に透明感と哀感が滲む伸びやかな歌声で、本編の主役を堂々務め切るジムのパフォーマンスが経年劣化と無縁なのは当然のこととして(ALIENで確認済みでしたし)、何より今作において特筆すべきは、楽曲のハイクオリティっぷりですよ。FIND MEのダニエル・フローレスやPALACEのマイケル・パレスといった、ソロ・アーティストとしても活動中の面々を始めとする敏腕ソング・ライター勢の集結に加えて、ジム自身が優れた作曲家であった点も本作の勝因の一つかと。何せ、爽やかに疾走する曲調にフック満載のメロディが乗った名曲も名曲の①、躍動感溢れるミッド・チューン②、物悲しくもドラマティックに染み渡るバラード④といった、アルバムの目玉たるいずれの楽曲にもジムの名前がクレジットされているのですから大したもの。(正確には、上記3曲は全てSAHARAのユンリク・レンクヴィストと、SWEDISH EROTICAのモーガン・ジャンセンとの共作名義)
こうなると、ジム・ジッドヘッドの過去のソロ・アルバムに俄然興味が湧いて来るわけですが、調べると国内盤はどれも中古価格が高騰していて、畜生、遅きに失したなぁと。

火薬バカ一代 ★★★ (2018-04-26 00:46:22)


Full Circle

あのエイリアンのVOの3rd。これは素晴らしい。ジャーニーを
彷彿とさせる楽曲群。1stよりもハードロックしており、さすが
トミーデナンダーがプロデュースしただけあります。90点

ジョージベラス ★★★ (2011-07-22 17:50:20)


Jim

これは幻の名盤ALIENの氷山ジャケ1stに引けを取らない作品です。
国内盤が、かなりレアで中古市場で高騰していましたが、再発され
手に入り、とても良かったです。ALIENの1stも再発しないかな…
メロディアスハードの名盤中の名盤です。100点

ジョージベラス ★★★ (2011-07-12 22:32:15)


Jim

ALIEN脱退後の1990年発表の1st。
北欧メタルというより産業ロック寄りの曲がメインです。
ALL I WANT IS YOUのようなオリジナルに加えて、LOVE HUERTSやDON'T LOSE ANY SLEEPなどカバー曲もちらほら。
MARK FREEの「LONG WAY FROM LOVE」の北欧版みたいな感じで捉えた方がいいかもしれません。
個人的には本編よりも、リマスター盤のボーナストラックのMISS YOUR LOVIN'がオススメだったりします。この独特の浮遊感が不思議な心地良さを醸し出しています。

MACHINE HEART ★★ (2009-03-07 19:45:00)


Wild, Young and Free / Jim
子供のコーラスが印象的なバラード。
正直ALIENの1stの時より歌唱力が上がってる気がする。
曲調に似合わずテクニカルなギターソロも○。

MACHINE HEART ★★ (2009-03-07 19:26:08)


Full Circle

ALIENの初代ボーカリストとして名を馳せる、実力派シンガー
トミーデナンダーの全面バックアップのもと製作された
2003年リリース会心の作。
素晴らしいメロディに、ウォームな歌声、そして抜群の
サウンドプロダクション。
AOR的な要素を盛り込みつつも、そのメロディには
親しみやすさがあり、メロハーリスナーに訴えるものが
多分にある。
北欧メロディアスハードの傑作アルバム。

cozy_ima ★★ (2007-07-07 21:39:00)