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「蜉蝣」新譜感想&V系語り ☆USHER-TO-THE-ETHERさんへ☆
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「蜉蝣」新譜感想&V系語り ☆USHER-TO-THE-ETHERさんへ☆
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解説 - 「蜉蝣」新譜感想&V系語り ☆USHER-TO-THE-ETHERさんへ☆
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Recent 20 Comments



1. 白狐 (2003-11-17 00:55:00)

あちらで書き込むのは(雰囲気的に)ちょっと難しかったので、新しくこちらに移させていただきました。
☆そうなんですよ!!(イキナリなんだ??と思われそ…)
大佑さんはボーカリストとしてだけでなく歌詞の表現も腕が上ってきましたよね~。
なんだかリアルになってきて、彼自身色々な体験してきたのかな~と思うことも。
恋愛感が似ているってのは自分もあるんですよ…、そういうの見てるとドキッ!!としますよね。
cali≠gari~!!解散しちゃったのが勿体無いですよね!!
自分はデビュー後の「第7実験室」から入ったんですけど、その後友人(これまたV系のつわもので)にインディーズ時代の作品色々と借りて…。
ヴィジュアル系という枠だけに当てはまらないような彼らの不思議な雰囲気が好きだったんですけど…本当勿体無いです。
レビューやここでの発言、書き込みで各個人が歌詞から読み取った「そこには書いてない歌詞」って凄く参考になるんですよね。
その人の考えとか、また雑誌などのインタビューでのアーティストが込めた思いなども加わると、よりその作品への感じ方、捉え方、思い。が変わってきて新しい世界が増えるというか。
あと、歌詞に書いてないところを聴き取るってのは自分も良くやってます!!
そんなわけで、ちょいと質問。Dirの<予感>の後半のサビに入る語りって
「君の顔を見ても もう、何も感じないよ。 そうあっちゃ(?)ずっと騙されるがいいさ。 ボクの昔(昔の傷?)に比べれば…。」でいいんでしょうか??
そういうところをカラオケで歌うと「お、スゴイ!そこまで歌うのか!」とか「(本人は)本当にそう歌ってるの??アドリブじゃないよね?」とか色々なツッコミがきます。
毒舌には自分もなりがちで・・・でもそれって好きだからこそ故の突っ込みなんですよ。自分の中では。
英詩の訳詞に関してもこう約すよりこうした方が~とかもよくあります。こういうと約してる人たちには悪いのですけどw。
意訳でもいいからもっと日本にあわせた歌詞、にして欲しい!と思うことも。
「良い・最高!!」とは言っても、そのままでは他の人たちには伝わりづらかったりしますよね。
自分のその作品に対する気持ちを前面に出すか、それとも他の人たちにもわかりやすく言うか…、難しいところですね。




2. Usher-to-the-ETHER (2003-11-17 17:23:00)

わざわざスレ立ててくれたんですね、どうもありがとうございます(笑)
問題の「予感」ですが、確か、
「君の顔を見ても何も感じないよ。そうやって、ずっと、騙されれば良いさ。僕の昔の傷に、比べれば…」
だったと思います。「予感」はどうもいつも飛ばしてしまうのでうろ覚えです、すみません(というかGAUZEでは頻繁に聴くのは「Schweinの椅子」「Cage」「蜜と唾」「MASK」「残-ZAN-」くらいだったりする)。
私がDirでぐっと来るのはやはり「脈」以降です。「ザクロ」のソロなんてArch Enemyのソロと同じくらいのメロディセンスを感じますよ(ギターの「泣き」は足りないかもだけれど)。「理由」や「ザクロ」は歌詞的にも心に来るものがありますね。
ただ、最近の歌詞はレビューでも書いたけれど「極彩色」を「ごくさいしょく」と読んだり、英語の文法ミスやスペルミスなど明らかに偏差値が下がってそうなのがファンとしては凄くイヤだったり…気にし過ぎなんでしょうか。
ところで、蜉蝣の歌詞の凄い所って、エログロな曲でも見方を変えるとほんのりした(?)「切なさ」が浮かび上がってくる所だと思います。例えば、「執行猶予3年」なんて普通に読めば思いっきり精神が壊れたストーカーについての歌詞ですが、穿って見ると「ストーカーになるほど好きだったのに、関係が上手く行かなかったんだ…」とちょっと切なくなってしまいます。まぁ流石に共感は出来ないですけど(笑)
因みに「過去形真実」は思いっきり自分のことらしいです。蜉蝣の歌詞のテーマって「不器用ゆえに自分や他人を傷つけてしまう」ことみたいですが大佑さんって意外と不器用な人なんでしょうか…。
cali≠gariは解散してないですよ~(笑)
私は「第6実験室」の「ただいま。」の歌詞に感動して、とりあえず第7期の音源は買い揃えました。桜井青さんの歌詞って情景描写が凄く上手く、隠喩を込めた歌詞も上手いのでムックのミヤさんと並んで好きな作詞家ベスト3に入ります。
でも、「君が咲く山」なんて鼓笛隊+ロックだし、「禁色」はタンゴだし、「ギロチン」はインダストリアルだし、「デジタブルニウニウ」はテクノだし、「嘔吐」では「奇形メルヘン」っていう独自のジャンルを構築してしまうし…ホント、凄い才能だと思います。
話は変わりますが、ヴィジュアル系とメタルにはかなり共通点が有ると思います。
まずバンドサウンド、ややマイナー寄りのメロディ、疾走感、そして個性的なヴォーカル…。メタル好きにはヴィジュアル系を、ヴィジュ好きにはメタルを、是非聴いて欲しいですね。私は「デス声」の魅力にハマってメタルに手を出したのですが、その他にもメタルにはブラストビートやシンフォニックなキーボード、メロディアスなリフなどに耳を惹かれ抜け出せなくなりそうです(笑)「Dir en greyカッコい~」とか言ってる人は普通にEMPERORやDARK FUNERALなどのブラックメタルも受け入れられるのではないでしょうか。先入観で聴かず嫌いは勿体無いですよ~。
ただ…最近ヴィジュアル系にちょっとジャンルとしての限界を感じてしまうんです。
最近のオリコンを見ていると、あろうことか「父親の死」というトラウマを昇華しフォークとミクスチャーを融合させ、人々の共感を呼ぶ歌詞を乗せたバンドよりもコスプレ衣装を着て普通のポップスを演り、ギターを弾かず踊っているバンドが人気を博している所に、このジャンルの弱みがあるように感じます(この隠喩で表されたバンドが好きでしたらごめんなさい)。
…ちょっと長くなっちゃいました。こういうこと語るのは大好きなもので…。読むのが面倒くさいかも(笑)




3. 白狐 (2003-11-19 08:32:00)

☆いえいえ、とんでもないです。まさかこのサイトでこんなお話が出来るとはおもってなかったので。こちらも嬉しい限りですよ。
長く熱く語ってくれた方が自分としては読んでて楽しいですよ~。
☆えっと…cali≠gariは解散してない…。すいませんでした!!
以前読んだ「Fools Mate」でそうような記事があったから…。
彼の一つに囚われない曲作りは本当驚きましたね。歌詞にしてもそうだし。
その情景が自然と浮かび上がるような感じがしますからね。
「予感」の台詞どうもありがとうございます!!コレで堂々と台詞が言える(以前は曖昧ゆえにぼそぼそ言ってましたから…)
英語の文法は日本のバンド大半が…。海外の人が聴くと発音以上に文法に笑う、というのは有名な話ですし。
京さん勉強嫌いだそうでしたからね…、メンバーからのつっこみはなかったのかな??それとも間違いまわかっててその上で何か意図があるのかな…。
しかも、自分もXの<STAB ME IN THE BACK>で大きな間違いしてたし、お恥ずかしい。
間違えといえば、陰陽座が「殺陣」(たて)を普通に「さつじん」と読んだ時にはショックすら覚えましたし。(もしかしたら古文では「さつじん」って読むんでしょうか?)
「執行猶予三年」には正直ビックリしましたよ!!ストーカーだ!!って。
でも、確かに言われてみると(カタチは曲がってるかもしれないけど)本当に好きだった…というのはわかりますね。自分も共感は出来ませんがw。
「過去形真実」が大佑さん自身を歌っていたとは…、なるほどやはり、そういった意図を知っていると曲に対する捉え方も格段にかわってきますよね。
もし、作り上げた偽り・架空の歌詞を歌ってもそれは歌う本人が表現しきれないでしょうし。
「自分を歌う」ことが出来る人は表現力も必然と違ってきますね。
「偽り・架空」でも表現できる人もいるかもしれないのでそこら辺は一概に言えないんですけどね。
共通点は大いにあると思ってます。(それを快く思わない方もいるみたいですけど。)
メタルもそうですけど、ジャンルとして確立されたのはいいけど、双方頑なな精神してそうじゃないですか。
一般向けじゃなくても大衆に見てもらわなくとも、ついてこれる人だけついてくれば良いみたいな。
それがこれらのジャンルを「マイナー」として扱われ、結果聴かず嫌いが多くなる…と考えたことがありました。
某コスプレバンドはインディーズ時代は好きでした。
今もそこそこ好きなんですけど、デビューしてからやったらメジャー路線になるし…。プロデューサー何人もつけちゃって。
「踊り」はライブをショー感覚で楽しんで欲しいから、だそうです。
ところで、MALICE MIZERはご存知ですか??あのバンドもライブではギターお二人がギターを弾か大半は踊ってました。
でも、あれは一種のパフォーマンスで、「ただ、突っ立って演奏したくないから。」と皆共通の意思の元ああなったものと。
マシンガンズなんか演奏もしてパフォーマンスもして…と倍楽しいですし。
「ただ、聴かせるだけならCD流せばいい。本人たちがそこにいる意味を示したい」とか。
なんだか支離滅裂ぎみになってしまいました。
ヴィジュアル系にも、ジャンルの中で細かくわければ多少は変わった見方されたのかな??
メロディアスヴィジュアル系・狂気ヴィジュアル系・哀愁ヴィジュアル系とか、んでヴィジュアル・コスプレ系と(面白い例が思いつかなくて単純ですが)

Psycho le Cemuにしても時代のニーズに合わせ、ある意味成功した、と言う点ではすごいと思っているんですよね。
あとは「氣志團」とか。(彼らもかなりのパフォーマーかと、演奏力は別として)
己を貫くだけでは、例え其れが本当に良い作品であっても、大衆は目を向けない場合もあるじゃないですか。
ゲームなんかまさにそうですよね。自分がこうやりたい!と思っても時代遅れだったら誰も見向きもしないし。
ゲーム業界を取り上げるのは少々無理があるかもしれませんが、音楽にしてもはやり生活がかかってますからね。
そこら辺はそのアーティスト、バンドしだいと言うことで。
こちらも長い上に統一性のない文章ですいません。




4. Usher-to-the-ETHER (2003-11-19 17:36:00)

私もヴィジュアル系について(しかもメタルのサイトで)真剣に語り合える場があって嬉しいです。どうも他のサイトでの「大佑さんかっこい~(はぁと)」とかそういうノリは苦手でして…(実際に格好良いとは思うけど)。
文法間違いの歌詞については、多分意図は無いかと思われます…個人的に、ですが英語の文法で間違うのってなんか中途半端な感じがして嫌なんですよ。それもネイティブが読んで「おかしいな」って思うようなものならともかく、私みたいなガキに見抜かれているようじゃ…。騙すなら骨の髄まで騙して欲しい、そこで馬脚を顕さないで欲しい、という心境ですね。
陰陽座の「殺陣」に関しては、時代劇などの「たて」ではなく、「呪い『殺』すための魔方『陣』」の省略とか…なんか全然違うような気がしますが(何せ私は「妖花~」の「排泄に~」のくだりで水洗便所を連想した輩ですから・笑)
あと「Stab me in the back」の解釈は読ませて戴きましたが、私的には「成程~、こういう解釈も出来るんだぁ…」と思ったので興味深かったです。まぁ性的なニュアンスを多分に含む曲ですし(笑)
「MALICE MIZER」は一応名前は知っています。確かGacktさんと現Moi Dix MoisのManaさん(彼はDARK FUNERALが好きだと言っていたらしいので、ちょっと興味あります)が在籍してたバンドですよね。音は聴いたことは無いですが…
確かに私の意見は「ヴィジュアル系=バンドでなくてはならない」という観念に囚われ過ぎていたような気がします。でもバンドである以上、バンドの演奏を聴かせて欲しいと思うんです。
論点がすりかわるような気もしますが、例えば、Arch Enemyというバンドのウリはアモット兄弟の美しいツインリードだと思うんですよ。そこでこの兄弟がギターを弾かず、踊っていたら(想像するとちょっと面白いかもだけど…)それこそ非難囂々じゃないですか。
もしも視覚的な効果を取り入れるなら、バックダンサーを入れるなり映像を流すなりいくらでもやり方があると思います。私は「視覚的な効果を取り入れる」ことに対しては大賛成ですが、「ギタリストがギターを弾かない」というのは本末転倒に思え、どうしても受け入れる事はできません。どうも反則技のような気がしてしまって…バンドを名乗らないのであれば、全然構わないと思うのですが。
そもそもバンドマンが「魅せる演奏」をすれば、それこそが「本人達がそこにいる意味」だと思います。CD通りがイヤなら、黒夢みたいにスピードを上げるなり、ソロ部分などでアドリブを入れてもっとカッコ良くしちゃえば良いんじゃないでしょうか。
私はヴィジュアル系の一般的なイメージが「視覚的効果で魅せるバンドの群れ」だと誤解され、たとえばムックの歌詞に見られる真摯なメッセージやcali≠gariの百花繚乱の音楽性がかき消されてしまうことをとても憂慮してしまうんです。だから、踊りでなく演奏で魅せてほしいな、と思わずにはいられません。
なんか読み返すとすっごくナマイキ(笑)…お気に障ったら申し訳ないです。




5. HAL9000改 (2003-11-19 18:00:00)

ところで、SHAZNAとMALICE MIZERの残りのメンバーは今いずこへ?



6. Usher-to-the-ETHER (2003-11-20 03:37:00)

>>HAL9000改さん
この間イザムをテレビで見たような気がしますが…ああいうタイプはどうしても苦手なのでノーチェックです、すみません。
MALICEは…何してるんでしょう??




7. MP-4 (2003-11-20 13:50:00)

>イザム
何か映画にも出ていましたよね。MALICEは…???ですね。



8. 白狐 (2004-01-06 11:06:00)

☆話題を立てた本人が忘れかけていてスイマセン。
今更、上記の返信をするのもおこがましいかな…と思ったので…。
ちょっと一つ、「私はヴィジュアル系の一般的なイメージが」というのはボクも大いに共感しています。
このイメージは拭い去れないんでしょうか…。
元をたどると、ヴィジュアル系の原点て<X><DEAD END><BUCK-TICK>等ですよね。
でも、彼らの音源を聴いてみると音楽性は皆それぞれ違うんですけど。
今の日本ではV系以外で、あのような「歌詞」を書ける、独特な曲・雰囲気を作り出せるバンドを知らないものでして、それゆえ、V系へと走ってしまうんですよね。
もし、他の枠・ジャンルでそのようなバンドがいたら外見に関わらず聴いてみたいですし。
☆マリスは永久的に活動を停止しました…そして、メンバーの今は、
初代ボーカル「Tetsu」はマリス脱退後、ジグゾーというバンドを結成。今は解散…。
二代目ボーカリスト「Gackt」は言うまでもないですねw
3代目ボーカリスト「Klaha」はソロで音源を出してます。未聴です…。
バンドの創設者でありリーダーの「mana」様はMoi Dix Moisで活躍中。
同じく創設者の「ko-zi」もソロでプロジェクトを開始しています。詳しいことがわかりませんが…。
Bassの「yu~ki」は不明です・・・。
>Usher-to-the-ETHERさん
J-POPのところではちょいと失礼しました。
あちらでの発言で一つ気になったことがあったので、こちらで書かせていただきますね。
「繊細さゆえ世間の欺瞞に目を潰され自傷する少女や・・・」と書かれたことに対してですけど、
確かにそういう子、方たちは今でも(今だからこそ?)大勢いますよね。
今のボクにはそれさえも信用できなかったりもするんですよ。とんだ、不信感ですけど。
疑うような発言で一部の人たちからみれば失礼な発言にもなりかねないのですが、どこまでが本当に傷ついてるのかな??と。
確かに、世間は欺瞞に満ちていて幸福よりも苦痛の方が多いかもしれませんし、
実の両親、教師、政治家、警察、医者の事件が多いことからも世間を信用することが難しい時代です。
最近の子供たちは「傷つきやすさを売り物にしてないか?」と思うことが多くあります。
本当、難しいんですよねこの話題。個人こじんに「もう少し強くなれ!」と言いたいけど、そう簡単にいえないし。
いじめ一つをとってみても昔とはもう次元が違うもので「悲惨」という言葉が相応しいくわい惨いことが行われているのも事実ですから、
被害にあった子たちに「もう少し強くなれ」とはいえないですよね。
でもそうでない、人たちもいると思うんですよ、ちょい傷ついてるといった感じじゃない?と感じてしまうことが。
(そういう子たちに必要なのは良き理解者や周りの環境であったりするので、こう疑ってばかりはよくないんでしょうけど…)
自分のサイトでリストカッター等の自傷行為について語り合ってる所って結構多いんですよね。
そういうのを多く見ていると「自傷行為自慢」に見えてきてしょうがないんですよ。
「死にたい」とは言っているけど、死なない程度のリストカット??
↑は暴言以外の何者でもないとは思うのですが、疑心難儀のボクから見るとどうしてもこんな考えが生まれてきます。
共感者がいるとわかると途端に傷ついているような素振りを見せる。
その子たちは自分をアイドルか何かと勘違いしてるんじゃない?と、ボクの中で汚い考えが生まれてきたりするのです。
僕がこう思ったことに対しての原因の一つに、ちょっと話題になっていた「医者・精神科でもわからない<自称>自閉症・精神病患者たち」というのがあったんですよ。
めざましい医学のの発展で身体的な病気は殆ど直せるようになってけど、
時代と共に精神的な病気が蔓延してきたような感じがします。
それに対する治療法も普通の手術とは同じようには行かなく、難儀なものです。
また、それに対応した病院やカウンセラーが少ないことも原因の一つでしょうね。
何だか、上手く話がまとめられない上に、内容がめちゃめちゃになっていて何が言いたいのか良くわからなくなってきました…。
こういう時に自分の語彙力、文章力のなさが恨めしく思えてきますね。




9. metalbreath (2004-01-06 12:12:00)

白狐さん、こんにちは。
リスカについてのドキュメンタリー番組を見たことがあります。
自傷行為に及ぶ人たちは実は死なないためにそれをするのだと言っていました。ある意味死と戦っているのではないでしょうか?虐待の経験を持つ人や家庭環境から受験地獄に陥ってしまう人、様々でした。現代では精神的に病んでいる人は本人が気付いていない人も含めて沢山存在しているそうです。私の近くにも過去の出来事に囚われて夢を見てはうなされ続け不眠症になり酒を飲まずにはいられない人や人間が恐くて電車にも乗れない人がいます。完全に理解することはやはり不可能ですよね。本人にしかわからないし助けてあげることも難しい。白狐さんがおっしゃるように学校にも職場にもカウンセラーが必要でしょうね。
横からお邪魔してすみませんでした。



10. Usher-to-the-ETHER (2004-01-06 20:37:00)

>>白狐さん
私は…偉そうな事は言えませんが、その子たちの気持ちが分かるような気もします。
ちょっと感情的でしかも個人的な意見になってしまいますが、この世の中、確かにどこかおかしいと思います。
ほんの少しでも「鬱」や「対人恐怖症」を持つ人に対しては友達を作る事も、楽しく生きることも許さず、そんな自分を少しでも変えようとアルバイトに手を出そうとすれば面接官から「お前は社会の不適格者だ」と罵られ、また寂しさに耐えかねて友達を作ろうとつてをたどって飲み会に参加すれば、そこでは「未成年で酒が飲めることがかっこいいと思っているキチ×イ連中」がもてはやされる正に生き地獄的な場所で、自分が他人と上手くやって行けないことを再認識させられるだけで終わったり…
私ですら「クスリでもやった方が楽になれるのかな」と思ったり、「この先の人生本当の喜びを知らずに独り寂しく朽ち果てていくんだ」という妄想に取り憑かれたり、いっそのこと吸血鬼にでもなりたいと思ったり(笑)、ほんとどこか歯車がずれているとしか思えない事が多々あります。
でも、私は「家族」「昔からの友達」そして「音楽」という支えになるものを持っているので、なんとか自傷、自殺、もしくは犯罪行為などに走ることなく生きて行けているのだと思います。
ですが、もし「拠り所」となる物が持てなかったら、自己否定を繰り返した挙句手首を切ってしまうことでなんとか正気を保とうとする、そんな行為に走る事も十分考えられる事と思います。
なにより問題なのは、「人々がそういう人たちの行動を理解出来ない」という事ではなく、「理解しようとしていない」ことではないでしょうか。
先日、ニュースでキャスターがそういう人たちがインターネットで自傷の画像を載せていることに対して「全く理解出来ない」ともっともらしい口調で言っていたときには、呆れを通り越して怒りすら感じてしまいました。
その行為が(多少歪んでいるとしても)助けを求めているんだと、考える事も無く否定してしまうのはほんとに最も恥ずべきことだと思います。
私がこんなことを願ったって何も変わりませんが、どうしても「世界中の人々がもう少しだけ優しく、そして考え深くなってくれればいいのに…」と願わずにはいられません。
…読み返してみたら、すっごく感情的ですね(笑)。でもいつもこういう事に関して疑問を持っているもので…。
P.S. 陰陽座「睡」、今日発売だったんですね!!
私はてっきり13日くらいだと思っていたので、見かけたときはかなりびっくりしました。
もちろん「睡」もかっこいいですが、「貍囃子」のBメロの瞬火さんの低音!!ああいう声は凄くツボだったので非常に良かったです。正直「貍囃子」は最後を飾るのではないお祭りソングという事であまり期待してなかったんですが、見事に裏切られました。かっこいい曲です!!




11. 白狐 (2004-01-06 21:06:00)

>metalbreathさん & Usher-to-the-ETHERさん
こちらこそ、どうも~。お二人分まとめてお返事させていただきます。
決して手抜きとかじゃないのでご理解を(笑)
双方に同じようなこと言ってしまいそうだったのでまとめた方が良いかな?と思いまして。
それと、metalbreathさん「横からお邪魔します」なんて仰らなくて良いですよ、むしろ参加していただけた方がありがたいです。
お二人の意見を聞いて「死なないためのリストカッター」なんだとようやく解りました…。
なんともお恥ずかしい。所詮、ボクも彼ら理解しているつもりでいても、あくまで「理解しているつもり」止まりな中途半端さを持っているようです…。
ボクは友人・想い人、落ち込んだ時自分を励ます所為、行為などの「心のよりどころ」を持ち、
知っているから上記のような強気なことが言えたんじゃないかな?何て思いました。
そのニュースキャスターのように、「全く理解出来ない」とはいかないんですけど、中途半端なところで燻ってしまっています。
考えもなしに簡単に否定したりはしないし、それこそ自分だって不安定な時期が合ったし彼らの気持ちがわからないわけではない。
でも、完全に理解が出来るか?といわれたら何かひっかかるものがあるんですよ。
自分がそうでなくとも、身近にそういう方がいたら、真剣に考えるだろうし変わってくるのでしょうけど…。
所詮、ボクもあと一歩が踏み出せないでいるんですよね。真っ向から否定、というのはしたくありませんけど。
その人、それぞれの真意はその人にしかわからないものであってそれを「理解」してくれる人、
そういうことを打ち明けられる人が周りにいることが大切なんだな、と。
ボクもかなり感情丸出しな文章になってます・・・。
もうちょっと若かったら、NHK教育テレビでやっている「真剣十代なんとか」という番組に出てみたな、と思ったことが多々あります。
あの番組は本当ためになりますよ。ボクもテレビを見ながら「それは違うだろ?」とか「ああ、こういう見方、考えもあるんだな」とか色々考えさせられることがあるので。
「睡」は正確には明日発売、大体のCDショップは今日入荷、といったところですね。
早速買われたんですね!!自分も明日ショップへ走ります!!
Usher-to-the-ETHERさんのレビューを聞いて更に期待が膨らみますよ~。




12. Usher-to-the-ETHER (2004-01-06 21:17:00)

>>白狐さん
私がいうのもなんですけど、期待して良いと思いますよ~(笑)
今回も3曲とも良かったです!!やっぱり陰陽座はカップリングもレベルが高い…
ただ、やっぱり「妖怪らしさ」はあまり無いので昔からのファンの方にはやや受けが悪いかもです。もうちょっと聴き込んだら、このサイトに感想も書こうかな。
あと、白狐さんはそういう事をお考えになっているというのは凄く立派だと思います。世の中にはそういう心情が「存在する」ことすら考えが及ばない人すら沢山いるわけですし。




13. metalbreath (2004-01-07 02:06:00)

>白狐さん >Usher-to-the-ETHERさん
ふとジェイムズ・ヘットフィールドを思いました。彼も「音楽が無かったらどうなっていたかわからない、犯罪を犯しているか死んでいるよ」と言っていましたね。またラーズ・ウルリッヒはジェイムズの問題について「自分には彼の問題に対処する能力がないんだ」とも。いかに個人が抱えている問題が難しいものか、と考えてしまいました。「音楽」でも何でも支えがあれば・・支えになるものが必要なんでしょうね。私も振り返えれば「音楽」を拠り所とし家族友人にも支えられ今日があるのだと思います。
周囲の理解は大切なんですね。自分も心がけて行きたいと思います。
白狐さんのように常に問題意識を持つことは大切ですよね。たとえ答えがでなかったとしても考えることは大事だと思います。



14. 白狐 (2004-01-09 04:08:00)

>Usher-to-the-ETHERさん metalbreathさん
ボクはそんな大それた人間じゃないですよ(笑)
自分のこと以外でも考えることのできるゆとりは常に持っておきたたいな、と。
それが今回は上記の話題であったということで。
今の時代「問題」が多すぎてあちこちに手が回らない、考えてる暇がない人もいるともうんですよね。
つまりは「心の余裕・ゆとり」が作りづらいんですよね。
ボクは上記で発言したような問題を考えているけれども、他の問題で悩んでいる人もいるだろうし…。
>metalbreathさん
ジェイムズは確かメタリカの方でしたよね??(違っていたらスイマセン)
それと、「ジェイムズの問題」ということについて自分は知らなかったので、よろしければ教えていただけませんか?
やはり、「音楽」という支えがあるだけでも自分は幸せなんだな、と感じます。
>Usher-to-the-ETHERさん
先日7日に地元のCDショップで「睡」を買いに行ったのですが、
コーナーを見てもないし(あったのは「醒」と再販した2枚のアルバムだけ)店員さんに聞いてみたところ、
「ああ、陰陽座ですね。新作の方は売切れてしまいまして…」と言われ愕然としました。売れたのは嬉しいけど反面、買えなかったのは哀しい…。
地元のほかのショップでは陰陽座自体取り扱ってすらいなかったし、
仕事が忙しくて家から出られないので、結局ネット通販で頼むことにしました。
でも、オフィシャルサイトでCMクリップを見ることが出来たので、届くまでそれでガマンしてます。




15. 白狐 (2004-01-09 05:23:00)

☆最近のPierrotのシングル「ネオグロテスク」
これって結構、いや、かなり直接的な批判が入ってますよね。「嘘っぱちな癒し系の歌が…」「リスペクトの歌が…」とか、キリトさんらしくて…。
☆最近ヴィジュアル系バンドがぼちぼちとデビューし始めてますね。
去年から今年にかけてデビューしたバンドは
「バロック」「Psycho le Cemu」「ムック」「ナイトメア」「Kagrra」
とインディーズ界でも人気の有るバンドたちでしたね。
ボク的には「蜉蝣」が最初にデビューしそう、何て思ったけどそうでもなかった…。




16. metalbreath (2004-01-09 12:45:00)

>白狐さん
バンド名も書かずにすみません。はいメタリカの~です。
以前メタリカ関連の質問にお答えいただいたのでテッキリご存知なのかと・・勝手に思っていました(汗)
ジェイムズの抱えていた問題とは・・・子供の頃に遡り、親がクリスチャン○○○○○の信仰をしていたことでその教理にしたがって教育されたこと。例えば病気は神様が治してくれるから医者には行かない、身体のことは重要ではないから保健や体育の授業に出る必要はない、怒りや悲しみという感情を露わにしてはならない、等強制されたこと。強い疑問・反発心を持ちながらも上手く主張することができず、学校でも疎外感を感じながら過ごしてきた少年時代。(今月号のロッキンFにもインタビューが載っていますが)13歳で親は離婚、16歳の時母親がガンで死去。ガンと分かっていても治療を受けずに死んでしまった母親への思い。そういったジェイムズのバックグラウンドを理解してくれていたクリフ・バートン(元ベーシスト)の突然の事故死。いい関係を築いていた父親の他界。愛する人の死から立ち直れずアルコールに頼るようになり、やめてはまた飲みだしジェイソン(前ベーシスト)脱退のころには制御不能に。家庭もボロボロになり危機を悟って自ら依存症の治療のために入院し健康を取り戻したという過程が・・。音楽に気持ちをぶつけ表現することで自分自身のセラピーになっていたとも語っていました。
今まで聞いた(読んだ)話を総合したのですが上手くまとめられませんでした。わかりにくかったらご勘弁ください。
繊細な心を持っている人は人一倍傷つきやすいのでしょうね。



17. Usher-to-the-ETHER (2004-01-09 14:33:00)

>>白狐さん
いえいえ、あなたは立派な人だと思いますよ(笑)
私は「問題が多すぎて手が回らない」人に関しては自分が手を貸してあげたいとも思うんですが、どうもそうでない人が多い気がして…
例えば、上記の「落ち込んでいる人に平気で人格を否定する面接官」や、「未成年で酒が呑める事がかっこいいと思っているキ×ガイ連中」のような奴らがそんな人たちを思いやっているとは到底思えないんです。しかもそういう奴等に限って思いやりのある人よりも大手を振って楽しく暮らす、そんなケースが多すぎるというか…私はここに現代社会の偽善や欺瞞を感じてしまうんです。
…のっけから暗い話題で失礼しました(笑)
「睡」、売り切れだったんですか!?私はTSUTAYAで買ったんですが、どうやら最後の一つみたいでした。陰陽座もどんどん売れているみたいで、私としてはかなり嬉しいですよ~。
でも、買えなかったのは残念でしたね…でもその分期待が膨らんじゃったりして(笑)
ところで、去年はV系にとって実りの多い年でしたね。
まず陰陽座(V系かどうかは置いといて)、メリー、cali≠gari、蜉蝣、ムック、PIERROT、Dir en grey…私が買っただけでもこんなにアルバムが出てますよ。
メリー、蜉蝣、ムックのインディーズ界を代表する(ムックはメジャー行きましたが)3大アーティストが揃いも揃ってアルバムを出しただけでも凄いのに、ディルとPIERROTの大御所もまた新作を発表して…更に今年の締めにはPIERROTのインディーズ・ベストが出ましたね。
V系の帝王的存在のcali≠gariなんてオリジナルとベストの2枚を出してますし、こうして振り返ってみると実に豪華な年だったなぁ…と実感します。
特に陰陽座とムックは私の周りでもかなり評判が良いですし、これからもどんどん大きな存在になっていって欲しいですね!!
でも…私は白狐さんの仰る「バロック」「ナイトメア」「kagrra」っていうバンドは全く知らないです…う~ん、修行不足かな(笑)
あと、V系ファンにメタルを勧める場合、デス/ブラックはかなり有効みたいですよ。特にディルファンは結構気に入ってくれる人が多いです。PIERROTファンだとあまりにも音楽性がかけ離れていて辛そうですが…。




18. 白狐 (2004-01-10 13:29:00)

>metalbreathさん
☆ご丁寧に答えていただいてどうもサンクスです!
洋楽方面はメンバー関連にはめっぽう弱かったりします…。最近、ようやくB誌を読み始めたものでして。
それに、わかりにくいなんてこと無いですよ。読み易く、上手くまとまっているかと思います。
早速読ませていただいたのですが…、なるほど。
心や性格を生成する幼少時の出来事に加えて、良き理解者の死去。
それまでの心の傷痕は計り知れないものでありながら、音楽というもので自らを保ち続けているんですね。
こうやって、メンバーのことについて知っていくとその人に対する考えも変わるし、
その人が作る曲、作品に対しての捕らえ方も変わっていくんだな、と感じました。
こうやって、知らなかったこと聞いたりして情報のやり取りが出来る場っていいですね。
このサイトに本当に感謝しなくちゃ。
自分の友人では、母親が熱心なクリスチャンで、結局それが原因で両親が離婚をしてしまったという子がいました。
親の教えというものに関して子供には選択権が無い上、子供の成長を見守り、
心身ともに育てていくはずの親が子にまで宗教を押し付けるのはどうかな?と思うことがあるんですよね。
国教であるなら話は別なのでしょうけどそうでない場合、まだ、心も幼い子供に「教え」を説いたってそれは無理がありますよね。
宗教でも、心が十分に成長してからまたは、成人してからでないと駄目!みたいな法律でもあれば良いのに・・・なんて思ったりしてます。
>Usher-to-the-ETHERさん
「チャラチャラしてるんだけど、世渡り上手な人」がいい思いして、「真面目に生きてきた人」が馬鹿を見る世の中ですよね。
神様、因果応報をしっかり適用させてくださいよ…と嘆きたくなります。
Raphaelの「Evergreen」での「心の中は変わらぬ素敵な大人になる事」という歌詞があまりにも素晴らしかったですよね。
自分もそうなれればとは思っているのですが、「ピーターパン症候群」や「花咲く命ある限り」で言っているように、
確かに、大人に近づくにつれて汚いことを垣間見て、それを納得できなくなることも多くありました。
でも、それが「社会」であったりするので、嫌々ながらも適応されざるを得なくなっていくんですよね…。
そう考えると自分も少しずつ汚れていっている(社会に染められていっている)のかな…なんて思うことがあります。
☆通販で届きました!!「睡」。期待を裏切らないどころか予想を上回る出来で物凄く満足してます!!
そちらはTSUTAYAでも取り扱っているんですね、羨ましいです。
☆陰陽座の充実ぶりを筆頭にいい感じでしたね!!
cali≠gariを攻めてみようと思い「第7実験室」他色々と友人に貸してとくれ~!と頼んできたところです。
そして、調べていたのですが、2003年6月22日をもって無期の活動休止、となっていました…。
そういえば、こことは別の話題で「Elldorado」と「メリー」の話してたのを思い出しまして、しかも、自分其れのお返事していなかった気が…。
あの時自分の言い方が悪かったようで、「Elldorado」のボーカルは男性です。
「ハスキーボイスな女性のような」男性、といいたかったんですけどどうも書き方が悪かったようで。
メリーは兎に角ボーカルに惚れました!しっかりしているというか、珍しいタイプの歌い方で。
カラオケでも「愛国行進曲」はびっくりしたな~と(←これはメリーをイロモノ扱いさせすぎですハイパージョイさん!!)
自分はアルバムではなく、中古買った「個性派ブレンド ~純情・情熱編~」と「~黄昏編~」で聴きました。
アルバムの方にほとんど入っているのでそっちの方買えば良かった~、なんて思いましたよ。
Pierrotのベストは確かインディーズの音源を集めたものですよね。
「パンドラの函」と「CELLULOID」を持っているので今回は見送るつもりなんですけど、
初回版に「トウメイ」故「人間」也。」が収録されているのが魅力的なんですよ…まだ聴いたこと無いので。
それと、V系とはいっても意外に広く深いものでして知らないバンドがあっても修行不足というわけでないですよw。
自分もまだまだ知らないところが多いし、新しく顔を出してきたバンドも日々増え続けているので。
☆あ、確かに、Dir好きならデス・ブラックはお勧めできるかもしれませんね!!
自分もそうでしたし。まず、自分もそちらへ入っていこうかな、と思ってるんですよ。
こちょうどいい機会なので、Usher-to-the-ETHERさんに「CRADLE OF FILTH」をご教授願おうかと。
「A TRIBUTE TO THE BEAST」で聴いた「HALLOWED BE THY NAME」が気に入ったので、ちゃんとした作品も聴きたいなと思いまして。
とりあえず一枚買ってみようと思うのですが、どのアルバムがお勧めですか??




19. Usher-to-the-ETHER (2004-01-10 18:26:00)

>>白狐さん
白狐さんはそういうことに疑問を持って考えている、素敵な大人だと思いますよ。私も大人になってもちゃんと思考は止めないで生きていかないと…
エルドのVoは男性だったんですか~。友達から「エルドのVoが行方不明になって脱退した」と聞いたもので…あの「サナトリウム」って曲を聴いて「上手いな」と思ったのでちょっと勿体無いかもですね。
メリーですが、なんと私のアルバム当たりだったんです!!ボーナストラックに未発表曲「スカル」のライブ版が入ってて、当時滅茶苦茶落ち込んでたのでこれはすっごく嬉しかったです。
もちろんこれ無しでも完成度が高い、いいアルバムでした。(特に路地裏哀歌、ブルージー・ナイトはかっこいい!!)
Pierrotの「トウメイ」はかなり良かったです。メロディもキャッチーだし、透明人間という一見妙なテーマで新しい価値観を提示するキリトさんの作詞能力に脱帽…
再録が「カルマ—因果応報—」じゃなくて良かった、とか思いました(笑)
さて、CRADLE OF FILTHですが、私のような若輩者が語っていいものやら…(笑)なんですが、語らせていただいちゃいます。
一概にどれがオススメとは言いにくいので、各アルバムについて書きたいと思います。
「CRUELTY AND THE BEAST」…一般にCRADLEの中では一番の名盤と呼ばれているアルバムです。
展開の複雑さ、かっこよさでは随一です。Voは自分の実力を誇示するよりも歌詞の世界観に合わせている感じです。ただ、ドラムはフレーズがかなりかっこいい(この世界では有名らしいニコラス・ベイカーが叩いてます)んですが、音が軽いです。特にVoが入ってくるとかなり脇役になっている気が…それと歌詞の対訳がヒドいです。かなり直訳調で意味の通らない部分がかなり多い…コンセプトアルバムとしてこの点はちょっとマイナスかもです。
一聴したキャッチーさには欠けますが、聴き込むには最適なアルバムです。特に「THIRTEEN AUTUMNS AND A WIDOW」と「LUSTMORD AND WARGASM」は超名曲レベルで、「THIRTEEN~」なんてハマり過ぎて授業中歌詞を訳してたほどです(笑)
「MIDIAN」…CRADLEの中で最もキャッチーなアルバムだと思います。
特にこのアルバムで素晴らしいのは女声コーラスとパイプオルガン風のキラキラしたキーボードで、「HER GHOST IN THE FOG」のVoとソプラノコーラスの掛け合いなんて最初聴いたときは感動すら覚えました。またVoはいつも通り高音も凄いんですが、今回は低音もかなり上手くなってます。
「HER~」はV系ファンにもかなり受けがいいし、一番入りやすいアルバムかと思います。
「DAMNATION AND A DAY」…CRADLE史上最も壮大なアルバムです。
今回はキラキラしたキーボードはやや引っ込んだ印象ですが、そのぶん生のオーケストラが加えられて更にダイナミックかつ緻密になった印象です。コンセプトのストーリーも練られていて、歌詞を読みながら聴くと更に感動が味わえるかと思います。欠点は…「HER~」や「AMOR E MORTE」(共に「MIDIAN」収録)のようなキラーチューンが無い事でしょうか。
…長くなりましたが、こんな感じです(笑)私的には「MIDIAN」がオススメですね。
キーボードがキラキラしてるので、CHILDREN OF BODOMが好きならハマれるかと思います。
あと…ブラックならEMPERORの「PROMETHEUS」とMAYHEMの「DE MYSTERIIS DOM SANTHANA」ってアルバムがオスス…ってこんな黒いの人に勧めていいんでしょうか(笑)聞き流して下さい。



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