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読書とは即ち、書を読むことなりよ(らくがき帳)
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読書とは即ち、書を読むことなりよ(らくがき帳)
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解説
- 読書とは即ち、書を読むことなりよ(らくがき帳)
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コメント
1.
すいません
(2003-07-15 22:28:00)
ところで、皆さん、本好きですか?
好きな作家や、読んで面白かった本などを教えてください。
因みに、幼少の頃に江戸川乱歩と星新一で読書に目覚めた私の現在好きな作家・ライターは筒井康隆、清水義範、原田宗典、沢木耕太郎、ゲッツ板谷、鴨志田穣、土屋賢二などです。(こう見ると統一性が全くないですね。すごくバラバラ、今の巨人のチーム状態のようです。)
清水義範による天才的パスティーシュ小説や歴史小説、原田宗典の本格小説と抱腹絶倒エッセイ、沢木耕太郎の刺激的なノンフィクションと鋭い評論文、ゲッツ板谷の面白紀行文と家族内暴露エッセイ、鴨志田穣の酒と病気とアジアと戦争に彩られたエッセイなどに嵌っています。(加えてゲッツ板谷と鴨志田穣の本は西原理恵子の漫画により、ショッキングピンクのペンキをぶちまけられた小鳥のように彩られて、異彩を放っています)
土屋賢二の哲学コネクリユーモア随筆については、面白いけど最近(読みすぎて)食傷気味です。
ミステリ、純文学、歴史小説、詩集、外国作家の作品等、ジャンルは問いませんが、漫画については既にスレッドがありますので、ここでは主に活字を主体としたものについて教えて下さい。
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2.
GEORGE
(2003-07-15 22:59:00)
私も星新一、筒井康隆、清水義範は好きですね。
活字にはまるきっかけは私も星新一でした。
作家で一番のお気に入りは夢枕獏です。
中でも好きなのは「上弦の月を喰べる獅子」と「空手道ビジネスマンクラス練馬支部」です。
ネタバレするといけないので詳しくは書きませんが、前者は壮大で独特の世界観を持ったSF、後者は男の夢と浪漫と悲哀が凝縮された作品です。
あとはエラリー・クイーンの国名シリーズにはまりました。
伏線は全部示した、さあ犯人をあててみろ!みたいなノリの謎解き中心の作風が好きでした。
物語よりトリック主体なので何度も読み返すには向いてませんが。
最近は物語世界に入り込むエネルギーがなくなり小説を読むのが辛くなってしまいました。
と学会関係とかブルーバックスの科学読み物を読むことが多いですね。
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3.
SCARECROW
(2003-07-16 01:13:00)
歴史ものが好きです。最近読んだのは堺屋太一さんの『豊臣秀長』。
まあこれは歴史小説というより兄、太閤秀吉の補佐役に生涯をささげた
弟の伝記みたいな感じです。
あと浅田二郎さんの『壬生義士伝』とか司馬遼太郎先生の『新撰組結血風録』
等、新撰組に関するものも好きです。
本はもっぱら古本目当てです。古本屋に発掘に行くの大好きです。
歴史ものでお勧めあったら教えて下さい。
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4.
すいません
(2003-07-16 02:09:00)
>GEORGEさん
夢枕獏は今までノータッチでした。確か「陰陽師」の人ですね。GEORGEさんが挙げられている「上弦の月を喰べる獅子」と「空手道ビジネスマンクラス練馬支部」はどちらもタイトルが秀逸ですね。特に後者に関しては、購読意欲をそそられますね。早速チェックしてみます。
ミステリや推理ものに関しては、私も読みきるスタミナが最近なくなって来ました。数年前、暫くミステリを離れた後に久々に読んだのが「OUT」(ミステリと言うよりクライムノベルですね)で、な~んかパッとしなかったので、ソレ系統の本を余り読まなくなってしまいました。そのもっと前に読んだ「虚無への供物」(著者:中井英夫【なかいひでお、だったと思うが間違いかも知れません。確認したくても本自体が何処へ行ったのか見当も付かない】)は、結構スリリングでしたよ。
>SCARECROWさん
歴史小説といえば高名な先生が多いですが、私の中では清水義範が一番です。清水義範は的確な表現を用い、肩肘張らずに分かり易い文章で歴史の流れを表現できる作家だと思っています。一見簡単そうに見えますが、実は凄いテクニックなんだなぁといつも感心しています。
本格歴史小説は「尾張春風伝」「上野介の忠臣蔵」「源内万華鏡」、空想歴史小説なら「金鯱の夢」「開国ニッポン」、面白歴史小説では「偽史日本伝」などがお薦めです。
インドの歴史を描いた「永遠のタージ」も圧巻ですよ。お薦めします。
偏った趣味ですいません。
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5.
アゴ 勇
(2003-07-16 02:49:00)
すいませんさん、お久し振りです、アゴ 勇です。
自分はバッグの中に、必ず文庫本を1冊入れてます。最近読んだのは、花村萬月の「鬱」です。ジャンルでいうと純文学ですな。あと、志賀直哉も好きです。
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6.
すわんそんぐ
(2003-07-16 19:54:00)
ロッカーなら死ぬ前に一度は
『栗本薫』の『ハード・ラック・ウーマン』を
読もう!まさにロックである!
あとは『オーデュボンの祈り』(←タイトル間違ってるかも・・)、
『いちばん初めにあった海』が
おすすめ!死ぬ前に一度は読もう!
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7.
SCARECROW
(2003-07-17 01:20:00)
>すいませんさん
早速のご返答ありがとうございます。今度チェックしてみます。
忠臣蔵辺り好きなのでその辺から入ってみようかな。
訂正:新撰組結血風録→新撰組血風録
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8.
素人ギタリスト
(2003-07-17 16:47:00)
浅田二郎さんの本はすばらしいです!!SCARECROWさんが↑でもおっしゃってましたが。
読んでて涙がべーべー(文学的じゃねぇなぁ/笑)出てきます。「壬生義士伝」のほかにも、「王妃の館」も良いです。
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9.
クーカイ
(2003-07-18 01:08:00)
最近読んだ本の中で最も感銘を受けたのは『バカの壁』(養老孟司)です。
居るじゃないですか。人の話を聴こうとしない人って。どこにでも。「どうしてあの人には話をわかってもらえないのかな」という疑問も、この本を読めば氷解。なるほどね、というところです。
あと、これまでの人生で最大の衝撃を受けた小説は『薔薇の名前』(ウンベルト=エーコ)。
推理小説であり、歴史小説であり、宗教小説であり、古文書小説であり、迷宮小説であるこの小説は、小説を超えて一つの世界を形成しています。そしてその世界はもちろん迷宮の構造を呈しています。映画『セヴン』(主演ブラッド=ピット)を観て、「あ~あ。やっちゃったな」と思った人は是非読んでください。過ぎたる信仰は滑稽を超えて、一皮剥くと恐怖の様相を呈します。
迷宮といえば、『伝奇集』(ホルヘ=ルイス=ボルヘス)もお勧め。思索の極北というか、綿密に創り込まれた「架空」が現実を侵食する味わいは、ちょっと他所では味わえません。
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10.
C3
(2003-07-18 07:54:00)
浅田次郎さんと言えば「民子」がよかったです。絵本みたいなもので、言葉もほんの少しなのですがとても感動的です。動物好きの私にはたまらない作品です。
>クーカイさん
小説「薔薇の名前」って映画化されていませんか?!たぶんショーン・コネリー、クリスチャン・スレイター主演の同名タイトルのあの映画だと思うのですが。大好きな映画なんです。原作があったとは知りませんでした。ぜひ読んでみたいので探してみます。
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11.
KISS
(2003-07-18 13:09:00)
この前本屋で「ITと呼ばれた子」という本を見つけ買ってみました!今話題の本なのでみなさんも知ってると思いますが、史上最悪の虐待って言われるほどの虐待を受けたデイヴィッド・ペルザーと言う人が本当の話をそのまま書いた本で、3巻まであるんですが、1巻は幼年期で虐待されてる時期を書いていて、2巻が少年期で、その虐待のお母さんから保護されて里親と暮らすいろいろなことが書かれていて、3巻は自分が大人になってからのいろいろなことを書いています!1度読むことを進めます!!!
私も江戸川 乱歩好きです!江戸川 乱歩のなんかのシリーズが大好きだったんですが・・・何か忘れました。すいません。
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12.
クーカイ
(2003-07-18 23:43:00)
>C3さん
そうです。『薔薇の名前』は映画化されていますね。私はまだ見ていませんが。
原作の持つ情報量があまりにも「重い」ので映画化は難しかっただろうなと考え、今まで見ようとは思いませんでした。しかし、映画好きのC3さんが「好きだ」というならそれなりにきっちりつくってありそうですね。今度見てみることにします。
他にも読み終わった後「凄いな!これ」と思った作品をいくつか思い出しました。
『百億の昼と千億の夜』(光瀬龍)このような解釈でここまで大風呂敷を広げ、かつ物語が破綻していないSFはそうないでしょう。傑作です。
『頭蓋骨のマントラ』(エリオット=パティスン)チベットを舞台としたミステリです。下巻の中盤以降、パタパタとドミノ倒し的に一つの謎が明かされ別の謎が生まれ、伏線がビシビシつながって結末へと縒り合わさっていく様は圧巻です。
『闇に横たわれ』(ダン=フェスパーマン)内戦下のユーゴスラヴィアが舞台のミステリ(というかハードボイルドというか、冒険小説というか)です。
で、実は今紹介した2作の親玉みたいなのが『ゴーリキー・パーク』(マーティン=クルーズ=スミス)という小説です。これは主にソヴィエト連邦を舞台としたミステリで、永遠の傑作です。あと、冒険小説の金字塔といえば『猛き箱舟』(船戸与一)を忘れてはなりません。この人の「物語」はとにかく熱い。
以上に挙げた作品はいずれも面白いです。暇があったらぜひ読んでみて下さい。
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13.
MP-4
(2003-07-19 20:26:00)
色々読みますが、純文学が特に好きですね。好きな作家は池澤夏樹先生、辺見庸先生。あとは町田康さんや川上弘美さん、江国香さんなんかも読みます。浅田次郎さんは「メトロに乗って」が好きでした。あとはミステリーも良いですね。先日映画化された「TRY」の原作は文句なしに面白い!ぜ~ったい映画より数百倍面白いです。
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14.
すいません
(2003-07-20 03:44:00)
いろんな人のお勧めの作品を見る事が出来て、非常に有り難く思っています。最近は本屋に行ってから読みたい本を探すと言う日々が続いていました。これからは、目的を持って本屋通いが出来、嬉しい限りです。皆さん、もっともっとお勧めの本を教えて下さい。
>アゴ勇さん
お久し振りです。お忙しいのか、最近書き込みが少ないですね。楽しみにしていますので、いろんな話題でどんどん書き込んでください。私も志賀直哉大好きです。っが、ここ数年読んでないので、久し振りに読み直してみようかなと思っています。
>クーカイさん
>C3さん
『薔薇の名前』と言う本は、読もうと思ってたのに何故か今まで手に取ることが無かった本です。クーカイさんとC3さんの書き込みを見てしまったら、読まずには、観ずにはおられくなってしまいました。明日、早速書店に買いにいこうと思います。その後、ビデオを借りに行きます。
※清水義範の「バラバラの名前」と言う本で「薔薇の名前」の存在を知りました。「バラバラの名前」も、それはそれで結構面白いですよ。
>MP-4さん(スレが違うけれどもここで言わせて頂きます)
ご退院お目出度う御座います。余り関係ないですが『ドリームキャッチャー』(映画)を何ともなくご覧になれることを羨ましく思っていました(ところで、やっと最近焼肉が食べられる様になりました)。くれぐれもお体をご大事になさって、以前のようにシャープな書き込みをドンドンして下さいね。
ほんで、純文学というと最近の私的ヒットは、有名どころですが平野啓一郎です。『日蝕』の世界には今一歩馴染めないでいますが、その才能には驚きを感じざるを得ません。兎角、難解な表現にスポットを当てられがちですが、巧みなストーリーテリングには嫉妬すら感じてしまうような凄みがあると思います。オビに「三島由紀夫の再来」とか何とか書かれていた(様な気がする)のが何となく分かるような気がしてきました。平野啓一郎と三島由紀夫には「クドクドしくて、読んでいてイライラするのに、なんか凄みを感じてしまう」と言う共通する要素が感じ取れるのです。あと(どうでも良いけど)啓一郎って言う名前も良い感じだという気がします。
・・・で、誰か・・・ゲッツ板谷のファンの方、いませんか~。
ゲッツ板谷は面白いですよ。「ベトナム乱暴紀行」とか「ベトナム怪人紀行」とか「タイ怪人紀行」とか「板谷バカ三代」等は名著だと思います。
長くてすいませんでした。
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15.
MP-4
(2003-07-20 10:55:00)
>すいませんさん、ありがとうございます。徐々に体力を取り戻していきたいです。(何せまだお腹に力を入れると傷がヤバそうなので…)
あと163-12、江国香さんではなくて、江国香織さんでした。失礼致しました。
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16.
C3
(2003-07-20 19:14:00)
>クーカイさん&すいませんさん
映画は原作を忠実に再現出来ているのか気になります。忠実に映画化されている作品はあまりないので不安ですが。映画を見る限りクラ~くて重く不気味な世界ですね。
すいませんさん。「薔薇の名前」と「バラバラの名前」では意味合いがぜんぜん違ってきますよね(笑)。笑ってしまいました。あ、もしかして殺人事件ですか?バラバラって(大汗)。
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17.
すいません
(2003-07-21 02:28:00)
>C3さん
そうです。「バラバラの名前」は殺人事件についての短編(!)です。っが、バラバラ殺人事件ではありません。ソレイタとかパチョレックとかマルカーノとかモッカが出てきます(若干新しいとこではサンチェが出ます。ポンセは出ていません、多分)。「薔薇の名前」を読了しており、尚且つ昔のプロ野球(1970年代後半~ぐらいと思う)について詳しい方なら、より一層面白く読めると思いますよ、多分ですが。
「是非とも読んで下さい」と一生懸命になるのは似合わず、「ま、読んでよ」と言う感じの本です。馴れ馴れしくてすいません。悪気があるわけじゃないんです。あくまでも表現として、そんな感じ、ということなんです。
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18.
すいません
(2003-08-13 21:43:00)
クーカイさん推薦の『バカの壁』(by養老孟司)を買おうと思い書店に足を運びましたが、生まれつき天の邪鬼の私は(「バカ」関連のということで)『まれに見るバカ』(by勢古浩爾)を買ってしまいました。
まだ18ページくらいしか読んでないけれども、これは・・・・・・久々に出会った絶句型書籍の予感がします。
なんつったって前書きで『本書は「バカ」の定義にはこだわらない』と言っておきながら、そのすぐ後に(「ただあえて言うなら」という前置きをしてはいるが)ちゃんと数種類の定義を提示しており、読んでる方は思わず失笑してしまう。
あとがきも斜め読みしたけれども、要するにこの本は、特定・不特定にかかわらず、ある対象に悪口を言うだけの本のような気がする。オビにあるように「抱腹絶倒」できるか至極不安。
やっぱり『バカの壁』を買えばよかった。私がバカでした。
頑張って全部読みます。
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19.
あお
(2003-08-13 23:17:00)
こんばんは。初めまして。「あお」と申します。m(_ _)m
皆さん結構日本の本をお読みになっているようなので、
ここら辺で洋書などはいかがでしょう??
私はシドニィ=シェルダンを以前読みあさったことがあります。
推理小説ですけど、なかなか面白いですよ!
私は「ゲームの達人」と「明日があるなら」がお勧めです。
どれも似ているって言えば似てるんでしょうけど・・・。
どれも上下2冊で、完結してるのでかなり読みごたえはあると思いますけど、
なかなか面白くてやめられませんよ。
一時期、流行ったので知っている方も大勢いるかと思いますが。
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20.
たける
(2003-08-14 14:00:00)
SF読んでる人は少ないのかな~。
自分は、かつてハードSFを読みまくってました。最近は時間が作れなくて、めっきりですが。
A.アシモフ、L.A.ハインライン、A.C.クラーク、J.P.ホーガン、L.L.フォワード、、、
等々定番といわれる人たちばかりですけどね。特にホーガンが大好きでした。
自分の中での最高傑作は、ホーガンの巨人3部作ですね。感動しました。
クラークの「宇宙の旅」シリーズは最後はなんだかよく分かりませんでした・・・(-_-;)
>あおさん
S.シェルダン、私もいくつか読みましたよ。おもしろいですよね。
結末が気になって仕方ないので、徹夜して一晩で読んでしまった覚えがあります。
歴史モノって読んだことがないのですが、歴史で興味があるのは、19世紀~20世紀の
欧州・太平洋戦史なんですが、そんな関連でオススメの本ありませんか?
ここ最近は仕事関連でビジネス書を「読まされる」ことが多くて、いけません(笑)
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21.
たける
(2003-08-14 14:11:00)
欧州・太平洋戦史について、追記。
日頃思っていることなんですけどね。独り言チックに書くんで、適当に読み飛ばしてください。
学校で習う歴史は、日本史なら江戸時代以前・世界史でも第1次大戦前くらいは、割と細かく
史実を勉強しますが、それ以降の歴史は、特に日本史については授業の内容が薄すぎます。
「今の日本がいかにして作られたか」太平洋戦争前後の劇的な歴史が今に続いているのに、
私達、義務教育を受けてきた世代(今もかな)は、余りにも戦争前後。特に戦争直前の
日本史を知らなさ過ぎます。
なぜ、韓国や中国や北朝鮮の人たちが、日本人を毛嫌いする(しない人ももちろん居ます)のか?
その理由をきっちり説明できる人って少ないですよね。総理大臣の靖国神社参拝が何故問題なのか。
中国・東南アジアで旧日本軍が何をしていたのか。なぜ太平洋戦争は始まったのか。なぜ原爆が広島と長崎に落とされたのか。
日本は原爆・空襲の犠牲者だと、多くの日本人は思っています。でも、アジア諸国では日本は加害者扱いされている事実を「知らない」ってのはね。どうかと思うわけですよ。
「習ってない」ことは仕方がないので、教育システムを変えなきゃいけないと感じてます・・・
が、自分に何ができるのかな・・・とジレンマに陥るのですけどね。
カタい事を書いてしまいましたが、そろそろ「歴史」という授業を考え直して欲しいな。>教育委員会関係者様。
いつまでも、聖徳太子がどうのこうの言ってないで、昭和史をもっと勉強する時間増やしましょうよ。
以上、独り言でした。
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22.
GEORGE
(2003-08-14 22:34:00)
かなり昔、中高生だったころはSFが好きで創元とか早川とかをちょこちょこと読んでました。
でもハードSFは話が難しくてついていけませんでしたね。
P.K.ディックはハードSFになるんでしょうか?
「アンドロイドは電気羊~」がブレードランナーの原作だなんて気づかずに読んでました(笑)。
「高い城の男」も妙な日本人観があって面白かったです。
それとハードじゃないですけどK.ヴォネガット(ジュニア)。
ユーモラスでお伽噺チックに話が進むんですけど、どことなく物悲しい作風が好きでした。
「タイタンの妖女」はお勧めです。
あとはE.C.タブのデュマレスト・サーガは全巻読みました。
どの巻も戦隊ヒーローかTV時代劇かというくらい紋切り型の展開。
いま読み返すと他愛の無いスペースオペラですね(笑)。
それでも当時の私にとってはすごくかっこいいヒーローだったんです。
昭和史については同感です。
語るほど知識はないのですが、デリケートな問題だからこそしっかりと多面的に教えていかないとダメですよね。
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23.
うにぶ
(2003-08-15 00:29:00)
>たけるさん
私もけっこうSF読んでました。で、イニシャルはI.アシモフ、R.A.ハインラインだと思うのですが。
アシモフもハインラインも大好きです。
あとはティプトリーとかカードとか、色々と。日本SFだと梶尾真治や菅浩江なんかも好きです。
>GEORGEさん
ディックはどっちかって言うと厳密に科学的な話より幻想系が多くないですか? 麻薬でぶっ飛んでどうのっていう…。
ヴォネガットは「スローターハウス5」(だったかな?)を昔読んで、何とも言えない気分になりました。
上で名前があがっている作家で好きなのは、星新一、清水義範、夢枕獏、栗本薫とかです。川上弘美もこれからはまりそう。光瀬龍の「百億の~」は萩尾望都のマンガの方でしか読んでません。
最近好きなのは、北村薫、宮城谷昌光、恩田陸といったあたりです。
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24.
GEORGE
(2003-08-15 00:53:00)
うにぷさん。
実はディックはこの2冊しか読んだことがないのです(汗)。
ハードっぽいかな~と思って背伸びして名前をだしてみました。
ヴォネガットって展開がめまぐるしくて作品中の時間軸をつかむのがちょっとしんどいけど、運命に弄ばれる人間の悲哀がなんともいえずいいですよね。悲哀の表現のしかたがダイレクトじゃないのもお気に入りの理由のひとつです。
毛色は変わりますが、M.ムアコックのシリーズもエルリック、エレコーゼ、コルム、ホークムーンとよく読みました。
いまなら確実にファンタジーに分類されるのでしょうが、当時はなぜか創元も早川もSF扱いでしたね。
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25.
うにぶ
(2003-08-15 22:39:00)
>GEORGEさん
私もディックは数冊読んだだけであんまり詳しくないです(^^;
ハードSFなのもあるかもしれません。
ムアコックは「この人を見よ」とかいうタイトルのタイムスリップものを読みましたが、キリスト教徒にはやばいでしょって内容で、けっこう衝撃でした。
あとエルリック・サーガを途中まで読んで挫折しました。今になってちょっと読み返したくなってます。
エルリックをコンセプトにしたメタル作品なんかを聴いてみたいな~とも思いますが、
マノヲーみたいなマッチョや大仰なブラガやラプソだとあの世界には合わないし…。
イタリアのB級(?)バンドにムアコックの世界観をコンセプトにしたのがいたような気もしますが。
う~ん、今一つハマるバンドが思い浮かびません…。
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26.
たける
(2003-08-18 09:14:00)
>GEORGEさん
ディックもいいですね~。SFはSFなんでしょうけど、ハードというわけではないかもですね。電気羊~はすごくワクワクしながら読んだ記憶があります。映画(ブレードランナー)を見ちゃと、自分が小説を読んで想像していたイメージとずいぶん違ったので、違和感がありました。(笑)
>うにぶさん
御指摘感謝です。お恥ずかしい。(イニシャル標記)
ムアコックのサーガは私もいくつか読みましたよ。ついつい読みふけってしまうタイプでこれまた時間を忘れて読んでしまっていましたね。
ストームブリンガー(剣の名前)とか、バンド名になってるし、メタル界に何かしら影響与えてるとしか・・・(笑)
指輪物語(ロードオブザリングズ)も読みたいな・・・と思いつつ、先に映画化されてしまいましたねw
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27.
GEORGE
(2003-08-18 22:56:00)
うにぷさん。
ムアコックの世界観に似合うバンドを考えてみたんですけど、個人的にはメタルメタルしたものよりもプログレ系が合うんじゃないかな~なんて思います。
「結果的に強いだけで実は精神的には普通の人より脆弱なヒーロー像」っていうのが力強いメタル的音像に合わないような気が。
既存の曲ではキンクリのEPITAPHがしっくりきますね。
たけるさん。
私は映画と原作とどっちを先にみたか忘れてしまったのですが、おめでたいことに原作だなんて思いもしませんでした。
誰かに教えてもらってから読み返して「おお~」とうなったのを覚えています。
一粒で二度おいしい(笑)。
あ、そうそうクラークってハードSFですよね?
唯一読んだハードSFは「2001年宇宙の旅」です。(←ミーハー)
でもこれって絶対原作から読まないと映画だけじゃ何が何だかわからないですよね。
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28. takutaku
(2003-08-19 00:05:00)
ひさしぶりに書き込みさせてもらいます。
僕は海外の作家の作品を読むことが多いです。日本国内の話だと想像力がわいてこないのです。変ですかね?とはいっても星新一、乱歩、つかこうへいなんかは好きでよんでましたが。
好んで読むのはモダンホラー、ミステリー、SFが多いです。王道どころですがキング、クーンツは特に好きです。ロビン・クックの医療系サスペンスなんかも好きでよく読んでました。キングの作品が映画化されると大抵へなちょこになってしまうのが残念です。
29.
あべんじゃー
(2003-08-19 14:23:00)
takutakuさん、俺も一緒ですよ。海外のじゃないとねー。日本の地形や現象は実際生活してるから現実過ぎるというか。サスペンス物のスコット・スミス著「シンプルプラン」
読まれました?読み終えた時期に丁度映画化された予告編を見て、自分のイメージ全くそのまま
の光景が出てきた時一種デジャブな感じがしたんで凄くびっくりしました。
(作・訳者が上手かったからに他ならんけど、。)
しかしなんといっても忘れてはならないジャンル、本格派(海洋)冒険小説っすよ!
ってくれば知る人ぞ知るウィルバー・スミス。 彼の作品はどれもとてつもなく
作品に引き込まれ一気に読破しないと気が済まない。古本屋で\50で買った暇潰しの
「飢えた海」(南氷洋海難救助の駆け引き&恋)「虎の眼」これで虜になったっすなー。
ただ書店で探しても過去の作品殆ど出回ってないから古本屋周りは必須かな。
それでも読む価値ありますよ!って自分の好きなんばっかり言ってしまい申し訳ない。
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30.
爺
(2003-08-19 17:31:00)
突然失礼します。自分もHR/HMと同様大好きな推理小説について一言。
海外ものも面白いものがたくさんありますが、あまり出ていないので国産のものを紹介します。
1.山口雅也氏のキッドピストルズシリーズ(大英帝国のパンクロッカーが探偵です)
2.笠井 潔氏の矢吹駆シリーズ(本格物、舞台はフランス。1作目の「バイバイエンジェル」
は角川小説賞受賞-1980年)
3.京極夏彦氏の京極堂シリーズ(超有名だとは思いますけど、2作目と5作目は傑作)
4.東野圭吾氏の「名探偵の掟」(大爆笑間違いなし)
以上お薦めでした。興味がある方は読んでみて下さい。
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31.
アゴ 勇
(2003-08-26 10:44:00)
エミリー・ブロンテの「嵐が丘」に感動し、
「嵐が丘」をモチーフにした昼ドラの「愛の嵐」(出演:田中美佐子、渡辺裕之、長塚京三)のDVD1巻から14巻、全巻揃えました。
→
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32.
ふぁうすと
(2005-04-17 22:27:00)
安部公房をバカのひとつ覚えのように読みふけっていた時期がありました。
カフカと違ってSF小説も書いていて、これがなかなか面白いです。
有名なのは『砂の女』ですが、一番面白かったのは『壁』。『箱男』は未だによく分からない。
エッセイではちくま文庫『吉行淳之介エッセイコレクション(全4巻)』
さすがエッセイ・対談の名手と呼ばれただけあって、とても良いです。
ヨハネ・パウロ2世が亡くなられた今、遠藤周作を再び読もうかと思ふ……
→
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33.
toratoratora
(2005-04-17 23:24:00)
筒井康隆の作品が好きです。
「ロックしてる」と思います。
お薦めは「エンガツィオ司令塔」です。
皆さんぜひ一読を。
→
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34.
蛇めたる
(2005-04-18 01:16:00)
遠藤周作氏は我が校OB。
さすがに小6で氏の作品に触れたときは分からなかった。
そういや最近、本読まなくなったな。久々に読んでみようかなあ。
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35.
カウガール
(2005-04-18 22:14:00)
こんにちは、つい2月前に約4ヶ月かけて山岡荘八著「徳川家康」を読みました。受け取り方は各々だと思いますが、人生一度は読んでみて損はないのでは、と思いました。ちなみに同故人著の「私本太平洋戦争記」も、日中韓がギクシャクしているこのごろ、一読してみるのもいいのではないでしょうか?
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36.
カトリ
(2005-04-18 23:16:00)
今日「海辺のカフカ」の上巻を読み終えました。
私の村上春樹初体験です。
なかなか読みごたえがありました。
さっそく下巻を読もうと思いました。
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37.
ウォーケン
(2005-04-18 23:32:00)
こんばんは。山岡荘八の「徳川家康」は、実家に全巻あったので僕も高校時代に苦しみつつ読破みました。当時は司馬遼太郎の歴史小説を日本史の勉強代わりに耽読してたころで、司馬の判りやすくグイグイ引き込まれる文体に慣れていたせいでかなりとっつきにくかったですね…。いつかまた挑戦したいです。でも歴史小説は受験勉強にもってこいですね。経験者は語る、です。ちなみにいまは山本周五郎の「さぶ」を読んでます。
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38.
FALS
(2005-04-19 02:31:00)
宮部みゆきの「スナーク狩り」。
超有名作家の知られざる名作です。
先の読めない展開と、読者の心を掴んで話さない文章の魅力。
引き込まれると言うよりも、宮部ワールドに迷い込んだ、という感覚になりました。
時代小説がお好きな方には、隆慶一郎がお勧めですね。
「一夢庵風流記」「影武者徳川家康」などは漫画化したことで有名になりましたが、
それ以前から時代小説ファンから根強い支持を受けていました。
実際、私は漫画版はあまり好きではありませんが、原作は大好きです。
両者とも有名作家名だけに「何を今更」という気もしますが、未体験の方がおられ
ましたら、是非読んでみてください。
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39.
シャア専用ソロイスト
(2005-04-19 22:32:00)
あまり読書家ではないのですが村山由佳さんの本が好きです。
とくに「おいしいコーヒーの入れ方」シリーズがオススメです。
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40.
中曽根栄作
(2005-04-20 19:49:00)
折口信夫の死者の書
銀英伝
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41.
コスモ
(2005-04-22 12:53:00)
「すべてがFになる」以下、森博嗣作品。
理数系作家はいいですね。
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42.
銘菓ひよこ
(2005-04-24 05:39:00)
およょ、隆慶一郎の名前が・・・。一夢庵風流記ですか、面白いですよね。傾奇者ですな。
司馬遼太郎は文章の語り口が平易で読みやすくてハまりますよね。
あと、海音寺潮五郎とかも好きかな。
しかし、山岡荘八の「徳川家康」全巻読破したってのは凄いね。
いつか読もう読もうとは思ってたんだけど、あの量はね・・・(笑
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43.
ふぁうすと
(2005-07-07 22:30:00)
本屋にいったら夏の文庫フェアの季節がきたんですね~。
今年の新潮文庫は基本的には1作家1冊で幅広くラインナップが揃っていて好印象。
久しぶりに100冊に復活した作家だと開高健や大江健三郎などもあり。
先日に絶版本も手に入れたし、久々に開高を読み返そうっと。
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44.
ぬりかべメヒコっこ
(2005-07-08 00:05:00)
今年の4月に大学に入ってから村上春樹さんの作品を読みあさってる俺、
初めて読んだのは「海辺のカフカ」。面白さ故、上巻、下巻併せて3日で読み終わりました。あと最近これも村上春樹さんの「ねじまきどりクロニクル」と「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を読みましたがなかなか読み応えがあってグー。
特に、「世界の終わり、、、」は自分の中でヒットでした。
最後の80ページ位は、BGMでRADIOHEADの「KID A」を聞きながら読むと、更に物語にのめり込めた。最後の章で最後の曲を聴くと切なくなってくる。
あと、村上龍さんの、「昭和歌謡全集」は面白いよ。頭悪い主人公の仲間がいい感じ。
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45. 飛白
(2005-08-09 21:39:00)
中学の頃は、宮部みゆきシリーズを読み漁ってました。結構温かい感じのミステリだと思うので、とても好きでした。
あとは、椎名誠さん。好き嫌いが分かれるかもしれないですけれど、『わしらは怪しい探検隊』、最高です!学校の朝の読書の時間に、みんな黙々と本を読んでる中で、一人で腹がよじれるほど笑ってました。
46.
senasis
(2005-08-11 01:21:00)
僕も村上春樹が大好きです。読むとビールが飲みたくなります。
メタフォリカルで象徴性の強い作品が多いですが、文体はシンプルで読みやすいです。
『羊をめぐる冒険』は相当感銘を受けました。『スプートニクの恋人』も大好きです。最初の1ページを読むだけで、ただの恋愛小説ではないことが分かると思います。
後、随所に流れるBGMも魅力的。BGMを抜き出すだけでも一つの作品として成立しそうなくらい"生きて"ます。
今は別の作家ですがジュンパ・ラヒリの「the namesake」をペーパーバックで読んでます。異国で暮らす日常での、心の揺れ動きの描写が絶妙で、日本人であっても共感できる部分は多いと思います。
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47.
けんしょー
(2005-08-11 23:48:00)
沢木耕太郎の「深夜特急」。
ベタベタですが、もう何回読んだか。
自分もこれ読んでバックパッカーになりました。
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48.
車屋さん
(2005-08-14 17:39:00)
FALSさん、銘菓ひよこさん、初めまして。最近レスし始めた『車屋さん』と申します。
隆慶一郎の【一夢庵風流記】自分も愛読書でございます。漫画も持っとります。
最近の愛読書は栗本薫の【グインサーガ】シリーズですね。なんと既に103巻発行!
今98巻まで読みました。外伝も19巻発行されており、現在122冊本棚に在ります。
一気買いをしたら60,000円超えました…。カードで買ったので嫁にばれたら…即死!
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49.
かづき
(2005-08-23 22:56:00)
私はカミュが大好きです。高校生かそこらに読んだ「異邦人」や「ペスト」には本当に衝撃を受けました。ジッドやオスカー・ワイルド、ヘミングウェイなんかも好きですね。
日本の作家さんでは芥川龍之介、太宰治、遠藤周作、柳田邦男などが好きです。最近の方では江国香織さん、北村薫さん、平野啓一郎さん、山田詠美さんなどをよく読みます。基本的に純文学が好きです。
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50.
ソナタ
(2005-08-25 10:09:00)
>コスモさん
おお、同じ趣味の方が!!
理系だからいいんですよね、確かに
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51.
セキ
(2005-08-25 11:31:00)
知ってる作家が宮部みゆきぐらいしか(汗
龍は眠るとか、クロスファイアーとかぐらいしか読んだことないなー
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52.
1210mush
(2005-08-26 10:20:00)
ヘミングウェイは短編集をいくつか読んだだけですが、殺し屋、は最高ですね。
上手く言葉に出来ませんが、傑作短編だと思います。
最近興味を持ったのが、天沢退二郎という作家。
児童書…ではあるのですが、ストーリー、言葉のセンス、世界観といい大人が呼んでも大変楽しめる内容になっていると感じます。
宮沢賢治の研究で大変有名な方らしいのですが、そちらの方はまだ読んだことがありません。
ちなみに詩の方でも非常に独特な世界観のある詩を書いておられます。
そちらを知っている方には児童文学の方が驚きかもしれませんが…。
詩集の方も難解だと感じましたが、読んでいくうちに独特の魅了にすっかり取り付かれてしまいました。
特に水への特別な思いといいますか、その表現は超がつくほど独特です。
ちなみに長らく絶版になっていましたが、最近復刻されているようで、光車よまわれ、は復刻版で読むことが出来ました。
他はいくつか図書館で読みましたが。
まだ自分も読み始めたばかりですのでこれから彼の本をもう少し探してみようと思います^^;
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53.
yuho
(2005-09-06 22:33:00)
クトゥルー神話ものです。こういうイメージのホラーは大好きなので、古本屋でよく探してます。メタルでもけっこう取り上げられているようですよ。有名どころでは、METALLICAのコール・オブ・クトゥルーですね。元ネタを知ってるとイメージがわいていいです。筒井康隆はおもしろいですね。「メタモルフォセス群島」かなり好きです。「しぬ、しぬ、今しぬ。すぐしぬ。」っていう台詞があったんですけど、結構笑いました。
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54.
1210mush
(2005-09-07 13:01:00)
私もケルト神話はかなり読みましたねぇ。
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55.
マンホール
(2005-09-30 17:57:00)
正延哲士 「最後の博徒」
本堂淳一郎 「悪魔のキューピー」
山平重樹 「新宿(ジュク)の帝王 加納貢」
団鬼六「真剣師 小池重明」
宮崎学 「突破者」
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56.
ぬりかべメヒコっこ
(2005-09-30 23:26:00)
村上龍の「昭和歌謡全集」が大好きです。
ストーリーとかキャラがアホすぎです。
小説読んでて初めて爆笑しました。
ありえなすぎる物語のラストで更に悶絶。
実は村上龍の最近の作品、「半島を出よ」の物語の前歴です。
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57.
tosa
(2005-11-15 16:33:00)
最近思い出して読み返してみて、やはり面白かった本です。
宮本常一『忘れられた日本人』
民俗学のジャンルで、その方面ではかなり有名だと思います。
著者のフィールドワークをまとめた本で、淡々とした文章で名もない人々の人生が語られています。私は「土佐源氏」という一話が特に気に入っています。
私生児として生まれ、「ばくろう」(農家を相手に牛の売り買い)を生業とし、晩年は盲目になって乞食に身を落とした八十の老人の語りなのですが、なかなか他では読めないおもしろさがあります。民俗学ですが、読み物としてとても読みやすく面白いです。
つげ義春や中上健次あたりが好きな人にはたぶんこたえられないおもしろさだと思います。あと私はラヴクラフト、橋本治、京極夏彦(嗤う伊右衛門!)などがスキです。
あ、怪奇幻想の大御所ラヴクラフトはメタルファンの間で有名ですね。
私のラヴクラフトとの出会いは、前田岳彦(現B!)氏の単行本『へヴィ・メタルギタリスト列伝』という本の「ランディ・ローズ」の項で、Mr.crowleyのギターソロを評して「ラヴクラフトの短編“エーリッヒ・ツァンの音楽"に登場する、発狂した老バイオリニストの奏でる音楽を連想する」といったことを書いていたのを読んだのが始まりです。早速、創元推理文庫の全集第一巻(二巻だったかな)で読みました。前田氏の評があまりにもピッタリという感じで、以来オオはまりです。
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58.
Usher-to-the-ETHER
(2005-11-15 18:57:00)
三年前くらいに読んだ、貴志祐介さんの「青の炎」を読み返してたのですが…
通学の暇潰しに読んでたので、電車の中なのに普通に涙腺がやばい状態になってました(苦笑)
泣きはしないけど、震えるため息をついてる状態…通学中にこんな話を読むべきではないかも。
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59.
ふぁうすと
(2005-12-04 09:06:00)
「マゾヒズム」の語源として知られるだけに、色もの作家として思われがちなレオポルト・フォン・ザッヘル=マゾッホが意外な程に正統派な、しかも長編小説においては重厚なストーリーを展開する作家だとは思わなんだ。
最近は文庫・ハードカバー共にマゾッホの著作が復刊・初邦訳されたりと、再評価のムーヴメントが起こっているのだろうか。
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60.
k.s.m.2
(2005-12-04 17:37:00)
このスレッドでははじめまして、です。
別スレッドで「好きな作家や本はなんですか?」が有ったので、そちらしか見ていませんでしたが。私自身の書き込みは、そちらの16を参照(長いので略)。
>20 たけるさん、22~26
SF系は、三大巨頭時代までのものは、ローティーンまでに結構読みました。ディックやヴォガネットは、J・バス『神鯨』や(作者名忘れました→)『バーチャル・ガール』、ベア『女王天使』と並んで苦手なのですが。
大昔に読んだ、“強アルカリ性の池の水自体が生物で、ビーカーにとってきたサンプルに電極を浸して、研究者がその水と会話する話"や、“「腰抜けラッセル」船長が異星人の侵略から地球を守る話"のタイトルが思い出せないのが痛い。さすがに年齢一桁で読んだからなぁ……。
同じ邦訳シリーズの『ゴセシケ』は、今でもデザインが好きです。挿絵もすごいし。
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61.
k.s.m.2
(2005-12-04 17:40:00)
橋本治が挙がってますね。さっきまで『89』再(何回目やら)読していました。嬉しいので単発レスでした。
→
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62.
tosa
(2005-12-06 11:14:00)
k.s.m.2さん
橋本治、大好きなんですが実は最近10年ぐらいの新しい作品は読んでいないんです。
はまった当時かなり影響や衝撃を受けたのですが…。その時点で既に古典?のようになっていた「桃尻娘」シリーズや「青空人生相談所」「恋愛論」の橋本治が私にとっての橋本治です。彼の文章には知性と不器用さのせめぎあいがあり、背後に自身の性的指向からくる切実さ・緊迫感を強く感じさせるのが最大の魅力だと感じています。また近頃になって、氏の新しめの作品を読んでみようかなという気持ちが起こってきたところでした。「89」もまだ読んでいません。おすすめがあればぜひ教えてくださいませ。
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63.
k.s.m.2
(2005-12-08 06:05:00)
うわぁ同志(笑)「桃尻娘」サーガは全6巻所持です。「恋愛論」は、当時の納得
ぶりを思い出して懐かしいです。「青空~」はちくま文庫ですよね?(これは不所持)
こういう読み方の方になら、「89」は最初のお薦めにしてよいかと思います。上記3冊
全てと繋がっています(具体的に名前が出てくる)し、土地の値段から幼女連続殺人、
ゴルバチョフから昭和天皇まで出てきて、執筆理由は自分へのラブレターへの返事、
という狂った本なので(笑)
基本的な方向性で「桃尻語訳枕草子」「窯変源氏物語」を押さえておくのも良いと思います。
ある意味、一番真面目な彼の本職が見れます。(既読だったら済みません)
近年の作は私も疎いです……評論集「天使のウィンク」は「89」続編として楽しめますが、
歳を取って丸くなった(ついでに時事に疎くなった)感触なのが残念。
「~八犬伝(正式名忘却)」「愛の矢車草」「青春つーのはなに?」「貧乏は正しい!」
辺りも読みましたが、少々、私の求める指向との差が広がってきて辛かったですね。「ぶらんこ(本当は漢字表記)」を読んでみたい気もしますが、30代~40代執筆の評論で見られる“陶酔主義者"としての力が出ていないようですし……。
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64.
k.s.m.2
(2005-12-09 05:28:00)
橋本治の追記です。後半は、読んだことがない方には意味不明かもしれません。
別スレッドには書きましたが、映画評「虹のヲルゴォル」も良作ですよ。
映画が苦手(しかもリアルタイム鑑賞の無理な時代の映画)な私が読んで、
もとを知らないでも十分に楽しめました。下手な思想書より有意義ではないかと。
ただ、文系故の知識量の多さと、それを巧く連関させる語り方の妙、大規模
個人商店の育ち故の生活能力とその自信、という要素でもっている物書きである
ので、評論家としての力(つまり、当たり前の事柄を、問答無用で納得させると
いう文を書く能力)しか、私は認めていなかったりはします。
例えば“性的指向"にしても、アプリケーションとして具体的な解決法を示す
ということが出来ていず、問題提起に終始してしまった感があるので。戦後世代
の弱みといえば弱みなのかもしれませんが……。
まぁ、それ以前に「捕捉するなんてことはまだやっていない(「89」p197)」問題
なのだから、踏み込んだだけでも功績とすべきですか。洞察力の及ぶ範囲は、個人
に依ってバラバラなのも当然ですし(本の内容に踏み込んでます。「分裂症の蒸し鶏
の件」で、『外に出ない理由が恐怖である可能性は?』と思った私)。
その分、“世間で当たり前とされていることを経験しているだけで大きな顔を
している年長者"に抵抗するための心の糧にはなるかもしれませんね(大笑)
→
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65.
k.s.m.2
(2005-12-09 05:50:00)
「89」貸すから「青空~」貸してください、とか言いそうになります(^^;
ちなみに、「89」は1990第1刷で、私の所持は91年の第5刷。マドラ出版
(どこですかソレは)当時の定価で1900円、全427ページです。
……株式の売買の話まで出てくるし、これだけ読んでおけば、総論の理解
にはやはり十分かも。以上本のレビューでした(笑)
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66.
tosa
(2005-12-09 11:35:00)
たのしいレスありがとうございます~
「89」「虹のヲルゴオル」読んでみまっす!
【“世間で当たり前とされていることを
経験しているだけで大きな顔を
している年長者"に抵抗するための
心の糧にはなるかもしれませんね(大笑)】
↑このあたりも橋本治氏の思想の大きな主題ですよね。
働き始めのペーペーの頃、上の人から「異議・異論は(仕事が)デキるようになってから言え。」と言われたもんです。私は「まだ誰も認めてくれない立場で発言するからこそ意味があるんじゃないか!」と内心思ってました。今振り返ると、こういう考え方はたぶん橋本さんの影響かなと思います。彼からは、世間の・仕事社会の常識の中で、きちんと「反抗」するための考え方を教わった気がします。『合言葉は勇気』とか、つくづく学生の時に読んでおいてよかったなあと。彼の人生論は成功のためでも自己実現のためでもなく、反抗のために書かれていたんだと、今更ながら思います。
「説得力」という言葉をどういう意味にとるかで、その人の考え方がわかる気がします。二通りのとらえ方があると思うんですよ。一つは「おまえみたいなやつが言っても説得力がないよ」「同じ内容でも専門家が言うと説得力がある」みたいなのです。もう一つは「コトの本質がきちんと指摘されていて説得力があった」みたいなのです。
前者は、発言者に対する周囲の先入観こそが「説得力」の源だというハナシで、ワレワレには到底受け入れられないわけです(笑)橋本さんの最大の武器は後者の意味での「説得力」であり、徹底的に前者のような「説得力」をやっつけようとしてました。
…でも、ほんっと、世間では腹が立つほどこういう正論は受け入れられませんねえ。
私もぼやぼやしていると、かつて違和感があった世間や年長者に同化してしまうなあ、と思う今日この頃だからこそ、「また橋本治、読んでみようかな」なのです。
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67.
k.s.m.2
(2005-12-09 22:28:00)
もしかして、年長の方ですか? 偉そうだったら済みません。
パンクスですか(笑:違)反抗するのには「別の路線を進むことで、その問題は
回避できる」ということを知ることが、最大の必要条件としてありますからねぇ。
これに限らずですが、私にとっては刑法未成年期に体験したことの裏打ちとしての
作家だったりします(『合言葉は勇気』は未読:レビューしてほしいです~)。
身体から出てくるものを自分なりに位置付けることを生業とする作家である以上、
自己実現のため、という方向性は橋本にとって無意味な言葉な気もします。
年長者に同化:大人というのは、物を知らない人間に具体的なアウトラインを
示せて、相手が“知らない"ということを寛容できればよい、と思っています。
その場の目的を忘れる大人はただの暴君ですからね……。自分の仕事に加えて
そこまでやるには、相応のポテンシャルが要るとは思いますが。
説得力:ここまで踏み込んでしまえる方を相手になら、多少の論戦も……許され
るといいなぁ。
二つの挙げられ方ですが、私は『前者』は少々モデルとして単純化し過ぎだと思います。
橋本の著作でもそうですが、彼が玲奈のようなガールフレンドを持っていたり、男の先輩と
色々しちゃったのをちゃんと記憶しているからこそあの作品に説得力が(あるなら)ある
わけで、専門家の力というのは押並べてそこにこそあるはずです。
つまり、実体験と詳細な知識の両方を持つからこそ、ことの本質というものを見る気があれば
見られる、という。(無ければ(よく言う)『机上の空論』になりかねない)
現在の地位や、そこに至るための努力というものを“説得力の源"としてしまえば単なる
『権威主義』でしょうが、『ことの本質を捉えるために必要な経験をし、かつそれを適宜
思い出して論理だてられる』人間にしか説得力というものは持ち『得』ない。
(つまり、挙げてくださった例は、比較の双極にするには矛盾を孕むのではないか、と
言っているわけですが……)
そして厄介なのが、そこにある『必要な経験』を認めない相手に、自分が解決したい問題
が相手にも共有されていることを示せるかどうか。大抵無いことにされるので、ほとんど
欺瞞と擬態で捻じこまないといけない気がしますが。
ある意味、この技術の達者さ故に『売れないのに生き続けている作家』であれる(可能形)
橋本は、自分の経験からの教訓で動きたい人間にとって、仮想敵である可能性もありますね。
「仕事ができることとは『自分は洞察に必要な経験を積んだんだ』と言えるということで、
そのステップを踏めていない人間には異議・異論なんか言う資格は無い」という言い換え
(レス66 L8引用から)をされたら、若者は耐えるしかなくなってしまいます、よね?(*)
ちなみに、こんなのは全然「正論」ではないと思いますよ(^^;
「89」自体、知人(量的には私の数倍の読書家)に勧めても、理解不能と言われたり、
ひどく面白がられたのに教訓にしてもらえなかったり、ですし。
(*):だから私は、臨場感とその場で急遽掻き集められる知識とだけで可能な洞察の
方法論を示してくれる作品の方が好きなのですが。
かくいう私が「89」を読み込んだのも、そもそもは性欲論の為だけだしなぁ……。
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68.
tosa
(2005-12-10 16:34:00)
年はいいっこなしですっ(笑)
どうやら橋本を読み返して自分に火をつけ直す前にあなたに火をつけられちゃったみたいですね。
「説得力」のこと、実は私も書いたそばから単純化しすぎたなと、引っかかるモノを感じておりました。
わたしのひっかかりはks.m.2さんのご指摘と一部重なっているのか別物なのか…。オモシロイ話題です。お返しするコトバが思い浮かんだらレスしますんでしばしお待ちくださいね。
おっしゃる「そして厄介なのが~全然「正論」ではないと思いますよ」部分は、申し訳ない、単純に文章の意味が私には正確につかまえられませんでした。少し補足してもらえると有難いです。
「青空~」「合言葉は勇気」おいおい書き込みますね。
→
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69.
k.s.m.2
(2005-12-13 12:59:00)
火:点いてしまったのなら僥倖です(笑)
前置き:67の私の書き込みですが、2行空きの部分で段落が変わっています。
補足:『立場に依らない説得力の根拠=自己の経験』とした時に、その等式を成り立たせるための右辺を呑めない相手に対して、同じ論調を主張するには厄介さが増す、という……補足になってませんね……。
『共通基盤を持たない相手に対する説得力の保持』に対する私見での不満です。
語~彙~が~足~り~な~い~
→
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70.
k.s.m.2
(2006-01-04 21:56:00)
あくまで読書の上でですが。
サン・テグジュペリ「夜間飛行」(「南方郵便機」も収録)。
職業に関する満足の質を問う思考実験に良いです。
堀口大學の訳文の格調にひかれたのが、読了を目指すことにした
当初の理由だったりしますが。
ちなみに、「星の王子さま」は好みの面で悪印象。
トマス・ハリス「羊たちの沈黙」。
どうしてこんなものを映画化しなければいけないものか
理解に苦しみますが(所謂“名作映画"によく感じる事)、
(少なくとも訳文では)最低限の知性は感じさせる作風
だけに、読み進められてしまうのが困ったもの。
……でも、自分の思考が通常だったら手に取ったりしな
かっただろうなぁ。
→
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71.
C3
(2006-05-04 19:05:00)
「ダヴィンチ・コード」上・中・下巻を映画公開までに読むべきか迷っています。面白いので1日で読めるらしいです。うーん、どうしよう(汗)。
→
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72.
k.s.m.2
(2006-05-22 20:10:00)
「ダ・ヴィンチ~」は宗教ニュース題として楽しめてしまっている昨今ですが(苦笑)
以前に出した橋本の話題の追記を。発見したのが最近なだけで、著作は2年前ですが。
『上司は思いつきでものを言う』集英社新書。3ヶ月で7刷という橋本の本とは思えない
扱いだったようで(笑)
会社の構造とサラリーマンの「組織的」問題についてです。曰く、上司を「オヤジ」とか
「おんな」と読み替えてもよいそうですが。
えぇと。「古墳を造る一般の人向けの、埴輪の製造納入業者の業績不振を治す方法」から
論が始まります。これに目が留まった方にはお薦め。
→
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73.
k.s.m.2
(2007-01-07 17:18:00)
友人の薦めから気に入ったモノ。読書から離れた自分には久々の降雨。
野尻抱介「ロケットガール」シリーズ(3巻:ただし3は一月発売)。
アポロ~シャトルの現実の宇宙ネタに詳しい方向けかもしれませんが。
しかも硬派なSF好きにも思想系SF好きにも嫌われそうな。
アニメ化が無かったら再刷無かったのか、とか疑うと悲しい限り。
→
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74. kunihisa
(2007-01-29 15:01:00)
ジョン・ミンヒの「ルーンの子供たち1~3」を読みました。3冊とも無茶苦茶分厚い本で、2巻目なんか人を殴り殺せそうな分厚さです。けど、面白い本です。
あと、今は「文学刑事サーズデイ・ネクスト」を呼んでいるんですけど、これもなかなかです。
75.
k.s.m.2
(2007-02-07 01:56:00)
好事家からすれば激烈に今更「戦闘妖精・雪風<改>」。<改>というのは加筆訂正版だからだそう。
海外SFの訳本の日本語はいまいち読み難いが、簡潔というか鉄壁というか、そういう文体が好きな方には宜しいかと。
異形の宇宙人襲来ものとしては異色の出来……と言っては最近のアニメ・ノベライズ中心ちっくな風潮を蔑視しているように聞こえるだろうか?
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76.
シャア専用ソロイスト
(2007-02-07 03:45:00)
三崎亜記さんの「失われた町」がお読みたかったんですけど
無かったので「となり町戦争」というのを借りて読んでたら
丁度、実写映画が2月中に始まると聞いてビックリしました(笑)
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77.
コールドデモン
(2007-02-07 18:31:00)
最近、推理小説をよく読むけど
複雑で登場人物がわりと多いのを時間かけて読んでしまうと
犯人がの名前がでてきても結局、誰かわかんなくなってしまう(笑)
あんまり昔から本を読む習慣がなかったせいもあるかもしれない
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78.
セキver2
(2007-02-07 18:32:00)
伊坂幸太郎のなんだったけな・・・
なんかがお勧めとか言われたんだけど・・・
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79.
5150
(2007-02-11 13:08:00)
貫井徳郎「慟哭」
出張中、新大阪駅の本屋で「3年連続売上ナンバー1」のポップに惹かれて手にとった1冊。
読み始めたら途中で止められない。悲しみにくれる人の心や、移り変わる場面の表現が実にうまくて、読んでいると目の前に情景が浮かぶようだ。
推理・ミステリーだが驚くような展開があり、読後に深く考え込んでしまう。名作だと思った。
学生時代以降、こういう小説を読むことがなくなっていたが、この作者の作品を追ってみようとおもいました。
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80. kunihisa
(2007-06-10 22:34:00)
なんかここ最近はファンタジー系ばっか呼んでます。今は「氷と炎の歌」シリーズを呼んでます。1,2を読み終えたので図書館に次の巻を借りに行くと・・・・貸し出し中の字がっ!続きが気になる
81.
k.s.m.2
(2007-08-25 13:05:00)
谷原秋桜子『砂の城の殺人』読了。
女子高生が主人公なことを忌避する向き意外には、相変わらず読み易いライトミステリだと
思う。巻末の解説も、世の解説一般からすると珍しくまとも。
娯楽としてしか本を読まなくなるというのは、良くない老いの兆候だと思うが、だからと
いってどうするか。
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82.
中曽根栄作
(2008-09-23 23:55:00)
三島由紀夫の午後の曳航を読んだ。
洗練された日本語表現の本来ならば当たり前な姿から、ライムを練ったりして遊ぶのは楽し。
少年たちの持つ青くて繊細な忘却を醒ますがごとき刺感覚にハッとさせられる。が、そこだよね。ワンダーになれるのは。子供たち一人一人の『証言』が聞きたくなった。
登は・・・リノかなw
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83.
中曽根栄作
(2009-04-18 23:13:00)
ミステリって本当にくだらねぇし退屈だなと思うんです
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84.
Spleen
(2009-08-03 01:11:00)
遅ればせながら、本日『ブラック・メタルの血塗られた歴史』(Loads Of Chaos)を購入しました。
……何故か「キリスト教/神秘学」のコーナーに置いてありました。
何で「音楽」の棚に置いといてくれなかったんだよ。しばらく探し回る羽目になったじゃないか。
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85.
中曽根栄作
(2009-08-20 20:59:00)
カズオイシグロはよい
実にグロい
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86.
銘菓ひよこ
(2014-09-12 18:12:39)
歴史読本とか歴史街道とか、月刊誌の歴史雑誌がモノ凄いネタ切れ状態だな。
毎年同じような話題をループしてるだけなんだが。
歴史街道の今月号の日露戦争なんて、何十回目だよ(笑。
歴史読本よりは歴史街道の方が圧倒的に読みやすいので、たまに買うんだが、
日本の歴史って、もっと様々な出来事があっただろ。
そろそろ、新しい切り口で記事を提示してくれないと、本をレジまで持ってくことは無いな。
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87. 名無し
(2022-03-11 17:51:55)
いつも思うのですが読書から何を得ているんですか?
只々このスレに逃げ込んでるだけでしょう。現実逃避。
そんなだからあの人との論争で論破し返すどころか説得力ある反論すらできない。
本を読んだだけで賢くなったつもりになってるのではいつまでも膠着状態ですよ。
88.
kamiko!
(2022-03-15 04:25:27)
日本を蝕む 新・共産主義 ポリティカル・コレクトネスの欺瞞を見破る精神再武装 馬渕睦夫著
馬渕睦夫が読み解く2022年世界の真実 静かなる第三次世界大戦が始まった 馬渕睦夫著
新型コロナ騒動の正しい終わらせ方 井上正康・松田学著
地球の未来のため僕が決断したこと ビルゲイツ著
イベルメクチン ; 新型コロナ治療の救世主になり得るのか 大村智著
2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ
これからの日本に必要な「絡合力」 武田邦彦著
グレート・リセット ダボス会議で語られるアフターコロナの世界
ロシアやウクライナ、その周辺地域の音楽を楽しむことはボクのステイタスだ。
というワケで、今起こっているロシアとウクライナの戦争でこの地域のCDの空輸が止まってしまうのはイタイ。
ただ、それはボクの生活においては些細なことだ。
少なくともこの地域の音楽を楽しむにおいて、そのお国柄、民族背景、思想や歴史のプチ知識があると
今日本で報道される、ロシアを一方的に悪者とする風潮や、人道的人権的判断に偏る在り方に疑問を感じ
フェイクを含む報道や、情報統制され報道では知ることができない何か隠された事実があるのではという猜疑心が沸く。
少なくとも、ウクライナとロシアは元より、EU諸国をも含め弱体化を狙う何者かの存在や、武器を売りたい何者かの存在、
地政学とは別の、何者かの存在は、単に陰謀論では片付けられない事実があるのでは?と考えさせられる。
世界中にウクライナ人が避難することは、人道的判断だと受け入れるべきだが、多民族国家に争いがつきものという視点も
必要だろうと思っている。
少なくとも、この戦争や、コロナ騒ぎ、殆ど報道されないワクチン後遺症、SDGSやRCEP、TPPなど近い将来の社会変動
戦争を意図的に起こすために暗躍する者、自由の国というイメージのアメリカが共産主義化しつつある現実など
モロモロの点と点が繋がり、物価高騰や食糧難から始まる、割と身近な問題から徐々に大きな流れに随分と生活が
脅かされる予感がしている。実はワクチン接種で体を壊して、ボクは自宅療養しているので
日々、将来に備えて知識武装をしているところである。報道のフェイクに騙されず、自分で調べて
どの情報が真実なのか、フェイクなのか、自己判断して、あらゆる情報の可能性に対して、中立で平常心でいることに努め
食料の備蓄をし、政治的事情や巨大な金の動きなどの背景を知った上で、今後のワクチン接種や、コロナウイルス対策を、
自己判断で考えていかなければならない。それを踏まえて現実に起こる戦争に対して啓蒙しなければいけない。
全世界がコロナとワクチンで弱体化している状況での戦争勃発という視点でボクは現実を注視している。
そのために知識武装した一部の書籍が上記に列挙した著書だ。ホントはあまり情報統制されていないメルマガが情報精度が高い。
これらの著書は少なくとも全て信用できる内容ではなく、それぞれを自己解釈しなければならない。そのためには多くの情報がいる。
音楽に対する向き合い方もそう。
メディアで発信される一部の意見に流されることなく、情報に対して常に中立でいること、自分で調べて自分で感じ自分の思想とすること。
一生で体験できる作品には限りがあり、作品を深く堪能する限り、楽しめる作品数は限られてくるが
多くの音楽に触れることは、音楽をより深く楽しむためには必要なことで、のめり込むことなくライトに沢山聴くことも大切。
そんな中で、興味が惹かれる音楽に出会えば、アーティストの素性、時には歌詞を翻訳してみたり、国の歴史、音楽性や世界観
その地域にどんな背景があって音楽が生まれたのか、とか、探究していく過程がまた面白い。
まあ、ココは気軽に書ける掲示板なので別に何を書いてもいいんでしょうが、ボクはそういうアツい書き込みがあった時に嬉しくなる。
なので、ボクは最近は、そういう書き込みができるように努めているね。
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89. 名無し
(2022-03-23 15:00:08)
読書からでも何からでも戦略や陰謀や謀略を学ぶ事ができない人は
例えば営業マンだったとしてもろくな成績挙げてないんだろうな。
そんな日和った人の書き込み誰も読まない、需要が無いんだよ。
90. 名無し
(2022-03-31 12:16:48)
おや?アクセス禁止になったのではありませんか?
コメント出来てしまう事の方がサスペンスですよ。
91. 名無し
(2022-04-01 12:13:11)
どの面下げてまたここに来れるんだろうな
92. 名無し
(2022-04-01 18:04:06)
みそぎは永久に終わらない
復活は無いよ
93.
めたる慶昭
(2022-04-02 21:30:48)
内田康夫の「琵琶湖周航殺人歌」を読了。
本作も面白かったですが、密室トリックの崩し方が安直な気がしました。
一方琵琶湖での殺人のアリバイ崩しは、単純でしたが説得力が有りましたね。
今回浅見光彦は若い女性とうら若き未亡人の2人から好意的に思われ両手に花状態でウハウハでしたね。(女性の苦手な浅見は持て余すだけでしたが)
琵琶湖の汚染問題と絡めての筋立ては何時もながら取材の成果が良く出ていて作者の能力の高さが証明されていると思います。
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94. 名無し
(2022-04-03 12:08:33)
まだ居つくの?
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