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【絶望音楽】を教えてください
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【絶望音楽】を教えてください

解説 - 【絶望音楽】を教えてください

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コメント



1. キャメル (2006-02-23 20:18:00)

極度に憂鬱になったときは、へたにアッパー系のものを聴くよりも
とことんダウナーで暗い音楽を聴いた方が逆に癒されます。
というわけで、皆さんのお勧めの【絶望音楽】を教えてください。
【絶望音楽】という言葉にこれという定義はありませんので、
皆さんの自由な解釈でお願いします。




2. Kamiko (2006-02-23 22:24:00)

ども。そっち方面はお任せを。
とはいえボクは暗い人間ではないのでよろしく。
霊柩車で聴きたい葬式系ドロドロドゥームはいかが?
TORTURE WHEEL、SKEPTICISM、EVOKENあたりの暗さが真性です。
UMBRA NIHIL(チョイとプログレドゥーム)もディープな鬱系ドゥームです。
JUDAS ISCARIOTとかBURZUMのようなプリミティヴブラックも絶望的でグー。
前衛的な作曲家JOHN ZORNの個人名義作品も絶望的な鬱に浸るのにはもってこいで
KRISTALLNACHT、ELEGYあたりがグレイト。
他、絶望ではないが鬱に浸る時には
PINK FLOYD / A SOURCERFUL OF SECRET
DOWNY / 無題(3rdまたは4th)
SUPERSILENT / 4~6
とか、アンビエント~ゴシック系や俗に言う音響系を活用してます。
クラシックピアノはフィンランドのラウタヴァーラが圧倒的暗さを誇ってます。




3. 野崎 (2006-02-23 23:30:00)

暗黒チェンバー代表、UNIVERS ZEROのHERESIEを聴かない事には始まりませんよ・・・!



4. ペレストロイカ (2006-02-24 00:06:00)

BURZUMの3rd「HVIS LYSET TAR OSS」はヤバイです。絶望音楽というのにぴったり。
綺麗なメロディ系ならLACRIMOSAとかかなぁ…




5. Kamiko (2006-02-24 01:02:00)

>野崎さん
絡むのはお初でしょうか。今後ともよろしく。
ベルギー産チェンバーできましたか。いきなり濃いなあ。
分家のPRESENTも濃いですよ。
Cold Meat Industryは絶望的な音楽の宝庫です。
今はたまに買う程度ですが、暗黒のアンビエント~ダークウェイヴ界で敵ナシといった感じです。
http://www.coldmeat.se/home.html




6. 暗黒騎士MARS (2006-02-24 04:13:00)

UNIVERS ZEROのRHYTHMIXという作品は持っています。音は確かに闇の世界ですね。昔の作品はもっと凄いんでしょうね。



7. SCARECROW (2006-02-24 07:42:00)

God Speed You! Black Emperorなど如何がでしょう?
絶望度(?)はポストロックの中でも高い方ではないかと。




8. fk (2006-02-24 07:43:00)

暗いというか、薄暮系ですね。
イリュージョンです。ルネッサンスのオリジナルメンバーのバンドのほう。
"ビューティフル・カントリー"なんて…。
あと、アモン・デュール「楽園に向かうデュール(邦題が好き)」ですね。




9. 野崎 (2006-02-24 11:59:00)

>Kamikoさん
いや、こちらこそお願いします。
UNIVERS ZEROの諸作はパッと手の届く所に常備してます(笑)。
PRESENTは一枚目と二枚目の2in1CDだけ持ってますが、あれもカッコいいですよね。
これも薄暮感ありますがNICK DRAKE、良いです。
特に、弾き語りの3rd「PINK MOON 」は生々しい。ジャケも良し。
憂鬱な雰囲気と、それを蔽う孤独感。しかし美しいんだなあ・・・・




10. 虹紫 (2006-02-24 12:04:00)

アリス・イン・チェインズのlove,hate,loveなんかオススメです。



11. 車屋さん(in本社) (2006-02-24 12:13:00)

絶望音楽ですか…?
『HELICON/HELICON Part2』の事ですかね?
だって帯に「ジャーマンメタル新時代を担う~」みたいな事が書いてあったのに
聴いてみたら『きょきょきょきょきょ~~!!!』って変な叫び声が…。
俺はHELICONを聴いてジャーマンメタルの未来に絶望した(笑)
皆さんとは全く違う視点で申し訳ない…。



12. ソナタ (2006-02-24 12:59:00)

SENTENCED「The Cold White Light」、
OPETH「Blackwater Park」、
KING CRIMSON「Red」なんかも挙げておきます。




13. ドゴスギア (2006-02-24 12:59:00)

↑いやー、爆笑させていただきました、車屋さん!!
僕は当時ジャーマン大好きでジャーマンをバカにする友達に毎日布教していたのですが
このアルバムを買って聴いたときは「砂漠に独りポツンと立たされた」ような絶望を味わいました(笑)
さて、僕の絶望音楽はドリームシアターのスペースダイヴェストと
クイーズライチのサムワンエルスです。
これもちょっとみなさんとは違う意味になってるかもしれませんね。




14. アゴ 勇 (2006-02-24 14:37:00)

お久し振りです。
ギリシャのAPHRODITE'S CHILDというバンドの「666」というアルバムに収録されている「∞」(無限)は凄まじいですよ。
とんだキチガイ沙汰です。
まだ国内盤で入手可能だと思いますので、是非。
あとは、Kamiko氏も大絶賛しているNAKED CITYの「LENG TCH'E」もキテますねぇ。
全1曲収録。
30分間の地獄絵図。
俺からもお奨めしたい一品。
メタルだと、故人的に猛烈にプッシュしたいのが、CONFESSORの「CONDEMNED」。
ヴォーカリストの声は気持ち悪く、奇怪なギターリフ、ドラムはかなりの変態プレイで、
薬物常習者じゃなくとも、バッドトリップすること必至。




15. Kamiko (2006-02-24 18:20:00)

>アゴさん
随分久しぶりですね。
レンツェは尋常じゃないですね。ある意味究極かも。絶望かつ非常に痛い。
テーマが直球ストレートでとっても判り易い反面、かなーり聴き手を選びますね。
チョイとブラックやドゥームかじった程度じゃたぶんギブアップかも。
以前どっかのスレでも紹介したギリシャ産Sun of Nothingもかなり絶望する。
ギリシャの作品は結構敷居高い異端作品多い。
というワケでAPHRODITE'S CHILDにはとっても興味が湧きます。




16. 中曽根栄作 (2006-02-24 20:26:00)

上に挙がってるUNIVERS ZERO、God Speed You! Black Emperor、KING CRIMSONのRed。
これはいい絶望音楽なので僕もお薦めします。
僕個人としてはRadioheadのKid A。実際に使ってバッドトリップ引き起こしました。
あとはJoy Divisionかな。




17. カズチン (2006-02-24 20:59:00)

俺も絶望的なサウンドに結構興味あります。
手持ちでパッと思いつくのは元祖フューネラルドゥームのTHERGOTHONでしょうか、
後は日本のドゥームCORRUPTEDとか、有名なとこでBURZUMとかも、
このへんが沈んでく感じがするのでいい感じです。
後アゴさんとKamikoさんが挙げられたNAKED CITYの「LENG TCH'E」もいいですね、凶悪です。
JOHN ZORN名義なのかNAKED CITY名義なのかいまいち分かってませんが「ABSINTHE」も聴いてて参ってしまいます。




18. Kamiko (2006-02-24 21:34:00)

>カズチンさん
どうも。ダークサイドな方々が集まってきましたね。
うわー、ABSINTHEもイタイですねえ。あんまり聴きませんが・・(汗)。
カビの生えたようなベルメールジャケとぬるーいアンビエントサウンドは強力です。
部屋の片隅でぬるく人形フェチ着せ替えヲタになる気持ちを堪能できる作品だ。
じゃ次はゴシックメタルから・・
My Dying Bride / Turn Loose The Swans
Paradise Lost / Gothic
の2枚をチョイスしてみました。




19. カズチン (2006-02-25 00:00:00)

>Kamikoさん
このサイトってメロスピや正統派なサウンドが好きな方が多いですが、
こういうスレが立つと意外と盛り上がりますね、楽しいです。
俺はNAKED CITYの音源は単品では持っておらずコンプリートボックスで持ってます。
5枚組なんですが、その中の1枚は「ABSINTHE/LENG TCH'E」という恐ろしい組み合わせで、
初めて聴いたときにはさすがに絶望しました(汗)、ヤバ過ぎです。
俺はまたドゥームですが、MOURNFUL CONGREGATIONの「THE MONAD OF CREATION」とかもどうでしょうか?
我々(と書いていいんかな?)のようなダークサイドのマニア者なら絶品と唸るこの作も、
普通の人には絶望的だと思います、強烈に悲しく暗い。




20. fk (2006-02-25 00:08:00)

ホルストをカバーした、キングクリムゾンの「マーズ」ですね。
スタジオじゃなくて、ライブのほう。メロトロンがよれてて。
エピタフとか、コレクターズ・クリムゾンとか、
「宮殿」の編成のライブがいっぱい出てるでしょう。
よれたメロトロンと絶望…、ってベタですね。




21. 暗黒騎士MARS (2006-02-25 01:25:00)

JESUの作品もちょっと絶望的な感じですね。



22. キャメル (2006-02-25 01:34:00)

しまった・・・・・・いつのまにかこんなに返答が。
>Kamikoさん
ドゥームですか・・・
自分はCATHEDRALさえまともに聴いたこと無いドゥーム素人(?)ですが。
あ、でもなぜかGOATSNAKEの犬のジャケのやつだけ持ってます。
これを機に本格的にドゥーム探求をしてみるのもいいかも。
う~む見事に知らない名前ばかり・・・・・・あ、PINK FLOYDがありますね。でもこの作品は未聴だ。
お、DOWNYってのも今週のアルバム10選で誰かが書いて・・・ってよく見たらKamikoさんその人でした。
しかも「鬱でダウナー」ってモロですね。タワレコとかで普通に売ってますか?
>野崎さん
お久しぶり・・・ですよね?(どうも最近ボケてて・・・すいません)
UNIVERS ZEROは・・・たしかプログレだったような・・・
プログレは怪しいの多いですよね。チェックしてみます。
>ペレストロイカさん
BURZUMってたしか相当危険な(リアルな意味でも)ブラックメタルだったと記憶してますが、聴いたことは無いです。
SATYRICONみたいな音ですか?
>SCARECROWさん
不勉強で、ポストロックと聞いたときに具体的にどんなバンドがあるのかよくわかりません。
これも全く知りませんでした。
・・・というかアーティスト名の方がBlack Emperorでいいんですか?(頭悪そーな質問すいません)




23. リッチースタンレー (2006-02-25 02:04:00)

絶望時に聴くと更に落ち込むのはやはりBLACKSABBATHでしょう。バンドのネームトラックを筆頭に重い曲が目白押しです。SCORPIONS初期のバラードなんかもひたすら重いですよ。私は個人的にはそんな時には邦楽の中島みゆき、柴田淳なんかを聴きますね。落ち込んだ時、日本人には日本のフォークが一番効くのです。たまにはメタルから距離を開けてみるのも良いですよ。(個人的に、メタル好きはフォーク好き!と言う説を唱えているのですが...)どうですか?



24. アゴ 勇 (2006-02-25 02:06:00)

どうも。皆様、久々です。何とか生きてます。
キャメルさん、はじめまして。
アーティスト名が、GODSPEED YOU BLACK EMPEROR ! というカナダのバンドです。
音楽性はNEUROSISを更に無機質したような感じかなぁ。
UNIVERS ZEROは、俺のお奨め作品は「CEUX DU DEHORS」が傑作。
でも、そんなに絶望感は無いかもしれない。
Kamiko氏、元気でしたか ?
APHRODITE'S CHILDは、多少前衛的でジャズ寄りのプログレなんですけど、
邦題が「666~アフロディテス・チャイルドの不思議な世界」というヤツです。
CD2枚組で、全24曲収録。
「∞」は、DISC 2の5曲目です。
兎に角「∞」は凄いよ。
女性らしき人物が、呪文を唱えるかのように、叫んだり、苦しみもがき、吐き気を堪えているかの如く発狂してます。
この1曲のみ、絶望感が漂ってます。
俺はこれを10年以上前、伊藤政則のパワーロックトゥディで、夜中の4時30分頃オンエアーされていたのを聴き、
次の日、速攻このCDを買った記憶があります。
インパクト特大ですよ。




25. キャメル (2006-02-25 02:07:00)

>fkさん
アモン・デュールも未聴ですが、邦題が素晴らしいのが多いみたいですね。
しかし、店で見かけたことが無いような・・・
ユニオンとかにあったかなぁ・・・
>虹紫さん
ALICE IN CHAINSは一作だけ持ってます。「DIRT」って作品です。
「FACELIFT」はデビュー作みたいですね。でもこのジャケは・・・・・・
いや、このサイトでの評判も中々良いようですしチャレンジしてみます。
>車屋さん
ジャーマンメタルで『きょきょきょきょきょ~~!!!』って・・・・・・CHROMING ROSEが頭に浮かびました。
う~ん、これはこれで違った興味が・・・
>ソナタさん
後期SENTENCEDは中々に絶望音楽らしいですね。B!誌で「CRIMSON」が絶賛されてましたけれど。
やはりSENTENCEDは避けて通れないみたいですね。
OPETHも評判良いですね。難解かな?と思って敬遠してましたけど、やっぱり聴いてみるべきでしょうね。
KING CRIMSONの「Red」は持っております。不穏ですけどカッコいい音ですよね。
>ドゴスギアさん
プログレ・メタルですか・・・
あんまり聴かないんです。
何故かというと、頭がちょっとアレな私はあまり難解なものは理解できないからなのです。
「IMAGES AND WORDS」と「OPERATION: MINDCRIME」は流石に聴有名なので聴きましたが。
でもスペースダイヴェストってめっさ暗い曲らしいですね。聴いてみようかな・・・




26. ペレストロイカ (2006-02-25 02:27:00)

>キャメルさん
SATYRICONと比較すると多少SATYRICONの方が派手さがあるように感じます。
BURZUMは派手さは抑え目で不気味、病んでる感じでしょうか。
ヴォーカルも病んでますね、絶叫してます。。何を言っているのかわかりません。
あとバンドの曲の中にはアンビエント曲のようなものもあったりで、それも凄く暗いです。
うーん、といっても表現力乏しい私の駄文ではあんまり伝わらないですね…
(その他のブラックメタルバンドも絶叫するし、何言ってるのかわからないし…)
手っ取り早い方法なら、ここで
http://musica.mustdie.ru/en/band/burzum/73/
良かったらサンプルを聴いてみてください




27. キャメル (2006-02-25 02:36:00)

>アゴ 勇さん
APHRODITE'S CHILDの「666」はたしかコンセプトアルバムらしいと聞きましたが、そんなにヤバイ曲があるんですか?これは聴かねば。
NAKED CITYも、なんかジャケ写真見て普通じゃないなと思っていましたが、やっぱり・・・
CONFESSORは初めて聞く名前です。そ、そんなにキテますか。これも聴かねば。
GODSPEED YOU BLACK EMPEROR ! 全部バンド名だった! 恥ずかしー! 顔からRAPID FIRE!
>中曽根栄作さん
「Kid A」は確かにバッドトリップしますよね。絶望というかひたすら鬱って感じで。
Joy Divisionは全く知らないです。ジャンルは何ですか?
>カズチンさん
そうですね。意外と詳しい方がたくさんいらっしゃるんですよね。油断してました。そのせいでレス遅れてすみませんです。
しかし、ドゥーム系は聞いたこと無い名前ばかり。まだまだ知らない世界は恐ろしく広大だなー。
>Kamikoさん
たとえが怖い!怖過ぎですよ!
お、やはりゴシックがでましたね。
そういえばMy Dying Bride(バンド名が既にヤバイですよね)は、B!誌で「首を吊りたくなる」みたいに表現されてましたね。
Paradise Lostは未聴です。大御所なのに・・・




28. キャメル (2006-02-25 03:00:00)

>暗黒騎士MARSさん
JESUは名前は聞いたことあります。結構個性的な音らしいですが、成る程、絶望音楽的にも要チェックですか。
>リッチースタンレーさん
フォークですか。友川かずきは大好きですよ。そういえばあれも相当絶望音楽ですね。
>ペレストロイカさん
ありがとうございます。早速聴いてみました。
・・・こ、これは荒涼とした音ですね。モノクロの狂気。ヘッドフォンで聴いたら発狂しそうです。




29. Kamiko (2006-02-25 03:10:00)

>キャメルさん
MY DYING BRIDEは「首吊りたくなる作品」か。
確かにそんな雰囲気で濃厚に暗い。でもどこか耽美で綺麗な感触も宿ってるのが救いだ。
この世界観をドゥームにしたような感じがカズチンさんオススメのMOURNFUL CONGREGATIONです。
こちらは昨年の投票第2位に入れちゃいました。クオリティ高いです。
おまけに首吊り作品をふたつ。
PAINKILLER / EXECUTION GROUND
AVULSION / INDOCTRINATION INTO THE CULT OF DEATH
両方ともジャケが首吊ってます。AVULSIONはインナーで吊ってますよ。
PAINKILLERは既出のJOHN ZORNやNAKED CITY絡みのバンドです。
作品単体としてはEXECUTION GROUNDよりもBURIED SECRETSが好きかな。
AVULSIONは渋いオールドスクールデスの快作です。
DOWNYは日本のバンドでDVDも出てます。CDも普通に購入できますよ。
CD全作品「無題」なので間違えないように気をつけよう。
こっち方面の音はSCARECROWさんの方が詳しいかな?
>アゴさん
APHRODITE'S CHILD探してみます。
おまけにドゥームスレのPENTAGRAMはまだ買ってないです。
そのうち買おう。
>カズチンさん
MOURNFUL CONGREGATIONをプッシュしてるWIRED TRUTHにWORSHIPってバンドの作品が
あるんだけど、以前ココのサイトでどなたかがMOURNFUL~と共にプッシュしてました。
WORSHIPは1st発表を待たずにメンバーが自害したそうな。真性な絶望作品ですねぇ。
当時はテープのみで入手困難でしたが気付いたらCD化されてます。
ちょっと前に発注してるので後日ウチに届きます。うーん、楽しみ。




30. キャメル (2006-02-25 03:43:00)

>Kamiko
首吊り作品いろいろありますねぇ。
DOWNYは全部無題ですか!ジャケで覚えろってことですね。
それにしてもメンバーが自害とは!
教会に放火したり殺人を犯したりするリアル・ブラックメタルの話は聞いたことありますが、絶望音楽の世界にもそんなリアルな人達が!
・・・なんか軽い気持ちで【絶望音楽】なんていっていた自分を反省・・・

というわけで、皆さんの教えてくださったバンド・作品リストを手に、これから第一次絶望音楽探索活動を始めます。
結果はまた後ほど。
というわけで、皆様ありがとうございました。




31. fk (2006-02-25 07:59:00)

>キャメルさん
一般的にアモン・デュールだと、「サイケデリック・アンダーグラウンド」「崩壊」が有名です。
どちらも、酔っ払った(何に?)演奏と編集が素晴らしいです。
挙げていた「楽園~」はフォークタイプの作品で、何か儚いというか、ぬるーい感じで。
いいんですよ。とても、同じバンドとは思えないんですが。
アモン・デュールⅡ(セカンド)だと、「地獄!」「野ねずみの踊り」が好きです。




32. 5150 (2006-02-25 09:09:00)

上に既に上がってますが、MY DYING BRIDEの「Turn Loose The Swans」は
最強です。私もオススメします。
他にはDARKSEED「Diving Into Darkness」はSENTENCEDっぽくて聴きやすいですが、独特の魔界っぽい雰囲気があり、絶望の沼に徐々に沈んでいくような感覚に襲われます。
ANATHEMAの「Eternity」は美しく哀しいゴシック。これも素晴らしい。




33. SCARECROW (2006-02-25 09:10:00)

>キャメルさん
ポストロック、『Post=次の、後の』ロックってことで、
進化したロック、次世代ロック、とでも言いましょうか。
ただポストロックと言っても色々ありまして、一概にどんな音楽とは言いにくいです。
電子音と融合したり、編集面で音を色々いじったり、実験的ロックといった感じかな。
先に挙げたGod Speed You~やKamikoさんご推薦(私からも推薦!)のDownyなんかも
その枠でくくられることもあります。
ポストロックの代表格としてまっ先に上がるのはTortois(トータス)でしょうか。
電子音楽は勿論、ジャズ、テクノ、パンクなどの要素を取り入れたり、
コンピューターを駆使してサウンドを加工したりと、非常に実験的なバンドです。
他にはMogwai、Battles、Sigur Rosあたりが有名。
中曽根さんが挙げられたJoy Divisionはポストパンクなどと言われています。
このバンドのボーカル、イアン・カーティスは23歳という若さで自殺。
そんな背景もあり、私もこのバンドを聴くとすごく鬱というか、不安になります。
現在活躍中のNew OrderはJoy Divisionの残されたメンバーにより編成されています。
ちなみにポストパンクの代表格はGang of Four辺りかな。
長くなってしまってすみません。
>Kamikoさん
いやいや、Kamikoさんのほうがお詳しいですよ。Downyは2ndと3rdで音楽性が変化し
4thはまさにその集大成といった感じですよね。早く復活しないかな。




34. 野崎 (2006-02-25 11:48:00)

最後にもう一つ。
ALGARNAS TRADGARDという、またもやプログレで申し訳ないんですがスウェーデンのバンド。
72年に1st、その後2001年に2ndが発掘された、可哀想な経歴があるんですが
なんで?って思うくらいに好きなバンドです。
もう全員が死んだ目をしてる事間違い無しの、退廃と緊張感。
一般的に2ndの方がロック色が強くなった、と言われますが1stにもそういう曲はあります。
しかし、どちらも絶望に浸れるのは確か。
個人的なことですが、最近買ったHAIKARAってバンドの「GEAFAR」。
まだ聴いてないですがジャケからして異常な絶望度。楽しみだー。




35. GC8改 (2006-02-25 12:50:00)

アメリカの異端カルトバンド、SAVIOUR MACHINEもお勧めです。
基本的にはプログレですが、ゴシック、オペラの要素も取り入れ、その個性的な音は
徹底的に暗く、絶望に浸れると共に、宇宙すら感じさせます。
特に'97年リリースの「LEGEND PART Ⅰ」を皮切りに始まっている
LEGENDシリーズは絶品です。
またライブDVDでは彼らのシアトリカルがショーが楽しめますので一度お試しあれ。
因みにここのギタリストは、NARNIA、ROB ROCKにも参加している
Carl John Grimmarkです。




36. サトラレタin大阪 (2006-02-25 21:51:00)

最近その手の音楽を開発しようかと思っている次第です。
たくさんあってどこから攻めるべきか悩みます…。
個人的にはToday is the dayの「Sadness will prevail」をオススメします。
キョーレツでした。
確かにBURZUMも病んでましたねー。




37. こ~いち (2006-02-25 23:28:00)

>アゴ勇さん
私もあの番組聴いてて「なんじゃコリャー」と思った一人です。
買ってみようかなー。でも聴くのが怖い・・・。




38. 絶叫者ヨハネ (2006-02-26 01:54:00)

そうですね、一口に絶望音楽といっても、「絶望の種類とその形態」にも色々なパターンがあるので結構難しいんですが、とりあえず幾つか典型的な絶望のタイプへ特化した作品を挙げておきます。まず第一弾は以下の面々。

激情系絶望音楽
Sentenced / 「Cold White Light」
ご存知「自殺メタル」のSentencedです。これは説明不要、絶望音楽の定番です。
割りと聴いて楽しめる(エキサイト)できるのがポイント。

宗教系絶望音楽
The 3rd and Mortal / 「Tears Laid in Earth」
音はゴシック系ですが、神秘性が段違いです。
北の大地の地下を流れる「母なる暗黒の大河」という雰囲気です。
「魂の暗夜」、信仰を失った修道士とか、神に見捨てられたと感じるシスターとかが味わう、
「魂の激痛」のようなものを感じます。
自分が絶対に救われない存在であるとを完璧に思い知らされるような
絶対的絶望の世界です。自殺よりさらに悲惨な状態を描いたような音です。

狂気系・宇宙系絶望音楽
Klaus Schultze / 「Irrlicht」 「Cyborg」
ドイツの実験型プログレ、初期型シンセ&オーケストラによる独演ですが……。
これは基本的に拷問用音楽です。音色が発狂してます。これを聴き続けると寿命が縮まります。
砂の惑星に一人取り残されたとか、暗黒の地下牢に死ぬまで閉じ込められるとか、
そういうイメージの凄まじい孤独感と絶望感です。70年代のシュルツェ氏はまぎれもなく
音楽史上最悪(ほめ言葉)のアーティストの一人でした。



39. カズチン (2006-02-26 17:56:00)

>キャメルさん
ドゥームの世界は広い…ホント広いです。
俺もそこそこマニアックな物に手を出してますがこのサイトでいろいろ見てると
まだ入り口に立ってる感覚が抜けません、果てしないです。

>Kamikoさん
WORSHIPですか、俺もずっと聴いてみたかったんですが未だに聴けてません。
う~む、一人暮らしならとっくに手に入れてるんだけどなぁ…まぁしょうがないです。
MY DYING BRIDEの名が挙がってたんで久々に聴いてみたんですが…こんなに暗かったでしたっけ?
俺が持ってるのは頭を砕かれた天使の石像のやつなんですが、まさにMOURNFUL CONGREGATIONをゴシック寄りにした感じで今更ながら気に入りました。
危ねぇ、もうちょっとで手放すところだった(汗)…




40. キャメル (2006-02-26 18:08:00)

>fkさん
アモン・デュールの「楽園~」。確かにフォークっぽい感じですね。
絶望感は感じませんが結構いい感じなので他の作品も探してみます。
>5150さん
DARKSEEDの「Diving Into Darkness」持ってます。B!誌のレビューを見て買ったんだったと記憶してますが。
ってそんな前からこういう系統の音楽探してたんですね、自分。
ただあまり絶望感は感じず、ダークでカッコいいメランコリック・メタルという印象でした。
ANATHEMAも一作だけ持ってた気が。たしか「ALTERNATIVE 4」って作品です。
一曲目の歌い出しが『親父が~』って言ってるように聞こえて衝撃を受けた記憶が・・・って、どうでもいいですね。
>SCARECROWさん
成る程。こうして見ると聞いたこと無いものばかりです。あ、Mogwaiは一作だけ聴いたかな。たしかレンタルでしたけど。
勉強になりました。ありがとうございます。
>野崎さん
プログレは好きなので問題無しですよ。
しかし、全員が死んだ目をしてる事間違い無しって凄いですね。
売れな過ぎて絶望したんでしょうか・・・って失礼ですね。
入手が絶望的でないといいのですが・・・




41. キャメル (2006-02-26 18:23:00)

>GC8改さん
Carl John Grimmarkという人は不勉強故全く知らなかったのですが、HM/HR的人脈なんですね。
ところでそういうDVDってどこで売ってるんでしょうか?
>サトラレタさん
Today is the dayも聴いたこと無いです。ノイズ系ですか?
このサイトの感想を見ると、結構凄そうですが。
>絶叫者ヨハネさん
The 3rd and Mortalは興味はあるのですが未聴です。
宗教系絶望ですか。そういえばそういうのは聴いたこと無いです。聴いてみたい。
Klaus Schultzeは一作だけ聴いたことがあります。が、なんかとらえどころが無い印象で「?」となってしまった記憶が。
今度ちゃんと聴いてみます。




42. キャメル (2006-02-26 19:11:00)

******** 第一次絶望音楽探索活動中間報告 ********
・ アモン・デュール「楽園に向かうデュール」
いかにもな絶望音楽、という感じじゃあないですが、時折不穏な影が。怪しい。
・ DOWNY
普通に売ってました。私が買ったのはタイトルが付いてない作品です・・・・・・ってみんな無題ですね。
買ったのは4作目です・・・多分。
絶望、とういか破滅的な音ですが演奏が最高にエキサイティングですね。
曲によってはRADIOHEAD(「OK~」の頃)を想起したりも。
・ DREAM THEATER「AWAKE」からSPACE DYE VEST
すいません。今まで食わず嫌いしてました。「AWAKE」カッコいい!
おっと、そこがメインじゃないですね。SPACE DYE VESTは内向的絶望感ではなく、終末的絶望感漂う曲ですね。
・ JESU
RAMMSTEINっぽいのかと勝手に思ってましたが、全然違いました。
一般受けするような路線じゃありません。これはじっくり聴く必要がありそう。
・ Joy Division
「UNKNOWN PLEASURES」という作品を聴きました。
はじめの方は、そんなに絶望的な感じでもないかな? と思って聴いてましたが、後半からどんどん暗く・・・
5曲目なんてほとんどゴシックメタルでは? という印象。
今のところこんな感じです。まだそれぞれサラッと聴いただけなので感想も大雑把ですが。
APHRODITE'S CHILDとUNIVERS ZERO見つからず。
APHRODITE'S CHILDは前にユニオンにあったんだけどなー。
まあ、その 前 ってのが相当前なので無理ないか。その時買っとけばよかった。
なんと近くのユニオンにドゥームのコーナがなくなってる!
なんてこと、これじゃあ何処で探せばいいのか・・・
時間があるときにもうちょっと広範囲を探してみるかな。長い戦い、もとい探索になりそうだ。




43. Kamiko (2006-02-26 19:23:00)

>キャメルさん
Today is the dayはカオティックなハードコアサウンドですが、普通のハードコアともまた違う、なんとも形容しがたい音です。
Saddness~は2枚組でやや楽曲が弱いと思うので、慣れるまでに時間がかかると思いますが
他ではなかなか聴けない高周波ノイズや精神を掻きまわすような効果音がポイント高く
とても存在感ある作品です。
ジャケの配色や内容から、絶望感溢れる雰囲気がありますが、曲によってはメロディアスだったり、純粋にハードコアしてるモノもあります。




44. Kamiko (2006-02-26 19:36:00)

>カズチンさん
うわー、My Dying Brideは売っちゃダメですよ。
このバンドの作品は作品ごとにテイストが違い、一時はインダストリアル化しちゃったんですが
カズチンさんの持ってるSONGS OF DARKNESS WORDS OF LIGHTSはこのバンドの集大成といった印象で、もはやゴシックドゥームの風格が他バンドとは違う!
ただ、このバンドの世界観を最も忠実に再現しているのはTurn Loose The Swansかなと思う。
Mournful Congregationでも感じられるメランコリックさや一寸の光のような神々しさが
Turn Loose The Swansにはありますね。




45. WILK Ⅱ (2006-02-26 22:44:00)

>Kamikoさん
現在、その「Turn Loose The Swans」にハマってます(笑)
Swallow The Sunをきっかけにドゥーム色のあるゴシックを漁ってましたが、これは当たりでした。
絶望的な音だけど、妖しげのあるメロディが凄ーく良い感じで癖になりますね。




46. カズチン (2006-02-26 23:04:00)

>Kamikoさん
今またMY DYING BRIDE聴いてます、ズルズルと惹き込まれてます。
MY DYING BRIDEはこのスレのおかげでもう一度聴きなおしたんで、もしこのスレが無かったら今日売ってましたね。
今日ポップスやらメタルやら80枚くらい売っぱらってきました。
…しかしこういう音が好きなはずなのに、なぜこのバンドはすぐに気に入ることができなかったんだろう…
そう思ってamazonで買ったので履歴を確認したら、好きなV系のバンドと一緒に買ってたのであまり印象に残らなかったかと思います、でもおかしいな…
ちなみにそのときに一緒にBATHORYの「HAMMERHEART」も買ってました。

う~ん、そのKamikoさん推し、WILK Ⅱさんもハマってらっしゃる
「TURN LOOSE THE SWANS」聴いてみたいですねぇ、そう言っていつになることやら…




47. 野崎 (2006-02-27 00:54:00)

666は「∞」も凄いけど、神秘の輝き、「AEGIAN SEA」の美しさ。
そうかと思えば、次の曲は黒魔術の不気味な囁き「SEVEN BOWLS」。
他のも怪しかったり、結構ポップなロックも有りで、やっぱり名盤です。
基本的にメロディが良い。さすがはヴァンゲリス。
ちなみに「∞」の気の違った女性はイレーネ・パパスって有名な女優。熱い女優魂を見た!
キリっとしてて、凛々しいお方です。「トロイアの女」が好き。




48. Kamiko (2006-02-27 01:39:00)

>WILK Ⅱさん
どうも。こんばんわ。
フィンランド産Swallow the Sunはハイクオリティでしたねぇ。
そこらへんのゴシックメタルと比べるとまず深みがちがう。
ドゥーム色あるゴシックといえばNovember's Doomの近作がオススメです。
決して真性なバンドではないけども、安定感ある渋いバンドです。
>カズチンさん
Turn Loose The Swansは太鼓判です。まあ、機会があれば聴いてみて下さい。
ちなみに本国ではCathedralよりも人気があるとか。
My Dying Brideの前座をCathedralが務めたこともあるらしいです。
(随分前の情報なので今はどうだかわかりませんが・・)
絶望音楽を非メタルで。
Diamanda Galas / La Serpenta Canta
女声ヴォーカリゼーション、主にピアノをバックに強力なヴォイスを聴かせてくれます。
絶望的というより、魔性や嫉妬といった雰囲気で、まさに声の表現者。
時に怒涛のような怒りや、スレタイの通り絶望的な感情を垣間見ることがありますね。
昔から追いかける真のアーティストです。
ショパン / 葬送行進曲
ファミコンのゲームオーバーなんかで流れたりして有名ですが
実際のピアノ演奏は、かなり重厚で荘厳。
まさに霊柩車と火葬場が浮かびます。
近所に高齢者が住んでると家で弾けない曲です。




49. アゴ 勇 (2006-02-27 11:50:00)

ウオーッ、野崎さん、はじめまして。絡むの初めてですよね。
以前から野崎さんのマニアックな書き込みを興味深く拝見してました。
ホント、いつも渋いバンドをチョイスしますよねぇ。
野崎さんのレヴューは思わず唸ってしまうモノばかりですよ。
それにしても、APHRODITE'S CHILDの∞は有名な女優だったんですか ! ?
詳しいですねぇ。最高ですよ、野崎さん。
一回、酒呑みながら音楽の話をしたいなぁ。
THE PIRATESに凄い興味があります。
こ~いち管理人様。
目茶苦茶久し振りじゃないですか ! お元気ですか ?
いつも、うだうだ草楽しく拝見してますよ。
こ~いちさんもパワーロックでオンエアーされた∞聴きましたか !
俺はあれを聴いた時に、深夜喰ってたカップラーメンを床に落として、嘔吐しそうになったほど、衝撃を受けましたよ。
野崎さんが仰るように「666」は名盤なので、是非、買って聴いて不穏になりましょう。
キャメルさん、APHRODITE'S CHILDは「666」のみアマゾンで入手可能ですよ。
あと、もう一つキャメルさんに絶望音楽の誘いを・・・。
OLDというバンドの「LO FLUX TUBE」という作品。
OLDは俺が登録したんですが、CDを買えの方にも書き込んでます。
これがもう・・・不協和音の嵐。
ドゥームともゴシックとも違う、激しい絶望不穏サウンド。
ドスを素手で握りしめて止めたような殺伐とした空気が耳に痛い。
アルバム全編血の臭いがするよ。




50. WILK Ⅱ (2006-02-27 13:09:00)

>カズチンさん
「Turn Loose The Swans」は俺からも太鼓判です(笑)
是非聴いてみてください。
>Kamikoさん
どうも。
Novembers Doom、少し音源聴いてみましたけど凄く良いじゃないですか!
ドゥーム色強そうなバンド名ですけど、あまりドゥーム色は強くなくて結構聴き易いですね。
個人的にはこのぐらいが丁度良いです。今度アルバム探して見ます。




51. 野崎 (2006-02-27 15:59:00)

>アゴ 勇さん
べ、ベタ褒めじゃないですかー(笑)!。・・・・やりづらい(笑)。
いや、マニアックなものに惹かれるのは性癖なので、どうしようもないんです。
おっ、パイレーツ!?良いバンドですよ~。
オススメは、77年にパンクの波に乗っかった復活作1枚目「OUT OF THEIR SKULLS」。
実に単純明快なロックンロール。たるむ事なく、ひたすらに激しいトリオの演奏。
テレキャスをバキバキ弾き倒すギターが有名ですが、リズム隊もかなりの迫力。
ライブも入ってて、そっちはもう暴れまくってます。汚いボーカル(兼ベース)の荒々しさも魅力。
って、こんなトコでパイレーツの話だけではあんまりなので
J・A・シーザー(日本人)の「身毒丸」「国境巡礼歌」。
純音楽、ではなく演劇の中の音楽。しかし劇がメインかと言うとそうでもなく
劇と音楽、どちらも互いを喰ってやろうというぐらいの勢い。
天井桟敷の泥臭く前衛的な劇とJ・A・シーザーの音楽。そして寺山修司の存在。病んでます。




52. キャメル (2006-02-27 21:59:00)

>Kamikoさん
成る程。そっち系ですか。
今サイト見てみたんですけど、なんというかアブナイ感じですね。
こういうブッ飛んだ感性・・・・・・好きです。
ショパンですか。身近なとこにあるものですね。そういや、身近なわりに原曲ちゃんと聴いたことないかもです。
>野崎さん
おお、ヴァンゲリスってあのヴァンゲリスですか。(無知ですみません)
とはいえソロのシンセサイザー作品とは随分違うみたいですね。
むー・・・欲しい。
J・A・シーザーってプログレ関係の人でしたっけ?
そんな暗いのやってるとは知りませんでした。
うーん、こうして見ると、名前だけ聞いたことあって実際聴いたこと無いのいっぱいあるなー。
>アゴ 勇さん
アマゾンですか・・・ 最後の手段と思ってましたが・・・
というのは、配達する人が私のいない時に限って来るんですよねー。一発で受け取れたことあったかなー?
だからあんまり使いたくない・・・って迷惑してるのはむしろむこうですよね。反省。
OLDの「LO FLUX TUBE」、アルバム全編血の臭いですか・・・
絶望というより壮絶ですね。カテゴライズ不可ってのに惹かれます。




53. 野崎 (2006-02-27 23:16:00)

>キャメルさん
はい、あのヴァンゲリスです。映画音楽で有名の。有名になる以前の作は名盤が多いです。
J・A・シーザーはプログレを目指してたかは分からないけど、プログレッシブな要素満載です。
特に身毒丸はホント傑作で、「見世物オペラ」の謳い文句の通り。
妥協を許さぬ狂気の芝居にヘヴィな演奏、琵琶や琴、和太鼓。語り(平坦なやつ)。
本格的なテノール、ソプラノ、怒涛のコーラスも凄まじい。読経も飛び出す。
母の下腹部から垂れ流れる、鈍く光る血の呪い、因習の物語。
「てのひらに 百遍母の名を書かば 生くる卒塔婆の 手とならむかな」(冒頭の語りより)




54. こ~いち (2006-02-28 00:42:00)

>アゴ勇さん
APHRODITE'S CHILDの「666」、amazonで注文しました。




55. fk (2006-02-28 02:45:00)

薄暮系ですけど、スウェーデンのモルトマカブルです。
アネクドテンとランドベルクの合体ユニットです。
元々、ホラー映画テーマ曲のカバーを集めたコンピレーション・アルバム用のユニットだったのですが、
1曲で終わらずに、アルバム一枚作ってしまった、という事です。
メンバーは4人なんですが、全員メロトロンを弾いていて。
夕闇が迫ってくるような。




56. fk (2006-02-28 08:34:00)

これも薄暮系、カンタベリーの2大ベーシストの共演盤、
ヒュー・ホッパー&リチャード・シンクレア「フランスの何処かで」。
シンプルな演奏と、リチャード・シンクレアのボーカルが味わい深くて。
夕暮れでひっそり浸っていたい盤です。




57. キャメル (2006-02-28 20:30:00)

>野崎さん
お、おどろおどろしい・・・
暗いというより怖いですねー。でも、そういうの興味あります。
確かJ・A・シーザーはユニオンにあった気が・・・ 探してみます。
>fkさん
アネクドテン! そういえばあのバンドもくら~いのやってますよね。
「From Within」しか聴いたこと無いですけど・・・
ランドベルクは・・・・・・名前すら聞いたこと無いです。
ホラー映画テーマ曲とプログレというと、GOBLINやMIKE OLDFIELDを連想しますが・・・ってこのサイトに登録されてる!吃驚!
そういえば『薄暮系』って言葉が最初よくわからなかったんですけど、皆さんのレスを読んでるうちに何となくわかってきました。
まあ、ホントに表してる音楽との差は、やはり実際に音に触れて埋めることにします。




58. うにぶ (2006-03-04 18:31:00)

↑の音楽の数々、なんとも濃いですね~。
God Speed You! Black Emperorは、バンド名から爆走ロックに違いないと思って買ったら火傷しちゃいました。
確かに暗い音楽にはかえって気持ちを癒してくれる効果もあるので、以前は私もよく求めて聴いていましたが、最近はあまり聴かなくなりました。
メタル系で上に挙がってないバンドだと、NINE INCH NAILSの『THE FRAGILE』、KORNの『KORN』、PAIN OF SALVATIONの『REMEDY LANE』なんかは聴いててドップリ暗くなりますね。
メタル以外だとあんまり激しくないやつの方が暗い気分に浸れて良いです。
谷山浩子とか森田童子とかさだまさしの曲の一部は歌詞含めてとても暗くて絶望を感じます。
他にもいくつか個人的にお世話になっているもので上に挙がってないものを。
HAYDENの『EVERYTHING I LONG FOR』は宅録でシンプルな弾き語りなんかも入ってるんですが、振り絞ったダミ声に宿るやりきれない諦念が絶望的でヘヴィです。
NEUROSISのヴォーカルSTEVE VON TILLの『AS THE CROW FLIES』はアコースティックでどこまでも陰鬱な世界を描き出していて、浸れます。
BONNIE 'PRINCE' BILLYの『I SEE A DARKNESS』はネオ/オルタナ・カントリーとかいう括りはわけわかんないですが、不気味なアートワークに妖しい歌が異様な雰囲気でとにかくまあ暗黒な感じです。
GASTER DEL SOLの『UPGRADE & AFTERLIFE』はピアノやアコギの奇妙なフォーク・ソングに電子ノイズが絡んで、音響系だかポスト・ロックだか知りませんが、日常にぽっかり穴を開けて不安を引き出すような音空間が絶望的と言えなくもないって感じで気に入ってます。




59. キャメル (2006-03-13 22:58:00)

さて、いろいろ忙しかったりHELLOWEEN来日したりでちょっと中断してましたが、探索再開。
>うにぶさん
God Speed You! Black Emperor、上の方で私変なこと書いちゃってますが、以前視聴したことあったみたいです。爆弾投下してるジャケの。
バンド名をちゃんと把握してなかったようです。
確かにバンド名からは想像つかない音ですよね。
NINE INCH NAILSも暗いですね。「THE DOWNWARD SPIRAL」しか聴いたこと無いですけど。鬱インダストリアル。
KORNはやはり絶望感でいうと断然1stですよね。4月見に行きます。
PAIN OF SALVATION忘れてました!これも絶望音楽だ!PVもコワかったし。「THE PERFECT~」の方ですが。
「REMEDY LANE」も聴いてみます。
おお、谷山浩子ですか。結構好きです。ホントは怖い童謡って感じの雰囲気がなんとも。
森田童子って人は知りませんでしたが、同系統な感じでしょうか?
うーん、下の方のは知らない名前ばかり・・・
お、STEVE VON TILLのソロが! そういえば前にユニオンなんかで探してみたけど売ってなかった記憶が。
もう一度探してみようかな・・・

最近はDOWNYをよく聴いている、キャメルでした。




60. 中曽根栄作 (2006-03-14 00:13:00)

今まで挙がったのはみな絶望風味の音に過ぎないわけですけども、ダウナーな時はそれが最も安全な心の処方箋なのかも知れません。
本物の絶望の音と違って。




61. 野崎 (2006-03-14 00:25:00)

↑ボーっとしてたから、なんか自分の脱力感とのギャップで、つい笑ってしまった。



62. アゴ 勇 (2006-03-14 01:13:00)

中曽根さん、ヤバイでしょ。怖いよ、ちょっとマジで。
凄いなぁ、しかし。




63. fk (2006-03-14 02:38:00)

これ、怖いですね。
夜中に聞きたくないです。しかも、今から外に出かけるところなんですけど。
少しの物音でも、後ろを何回も振り返りそうです。




64. dave rodgers (2006-03-14 15:53:00)

恐ろしい‥。



65. 帰ってきた男 (2006-03-14 23:46:00)

ザッと見たところ挙がって無いみたいですが、Coccoもめっちゃ絶望音楽なんじゃない
ですかね。魂削り身を削り精神の泥沼に沈むような。まあ光への執着の裏返しのように
も思いますけども。1st「ブーゲンビリア」なんてメッチャ重たいですよね。




66. 5150 (2006-03-17 19:07:00)

ALICE IN CHAINS「ALICE IN CHAINS」
これは絶望感というか、「もうどうにもならない」「もうどうでもいいや、死の。」的な雰囲気が全編にあって、独特の閉塞感や寂寥感や脱力感を味わうことができます。名盤です。絶望とは違うかなあ・・・?どうでしょ。




67. キャメル (2006-03-23 00:14:00)

>帰ってきた男さん
サイトを見てみたら歌詞が出てたので見てみました。首。という曲。
・・・こわッ!
これは中々絶望音楽な雰囲気ですね。聴いてみます。
>5150さん
ALICE IN CHAINSは他の方が「FACELIFT」からの曲を薦めてらっしゃいましたが、
「ALICE IN CHAINS」の方が絶望音楽としては有名らしいですね。
両方とも聴いてみます。

さて、そろそろまた終末、否、週末にでも聴いたものを報告しようかと思っております。
が、その前にたまには私からも絶望音楽を。
・Paragon Of Beauty「Comfort Me Infinity」
ゴシックメタル。まあ、MY DYING BRIDE等に比べるとヌルいわ! って感じるかもしれませんが。
2曲目が特に好き。何か本気を感じさせる絶叫が悲壮と慟哭のコントラストをうまく表現してるようで。
・Queen Adreena
コワレたビョーク。不安定さを剥き出しにしたようなVoが凄まじい。
・COCK ROACH
残念ながら解散したらしい日本のインディーズ。THE BACK HORNタイプですが、結構独特の音楽。
絶望音楽としては「赤き生命欲」がおすすめ。
・Portishead
一応ブレイクビーツに入るのかな? ひたすら憂鬱で退廃的な音。
この女性Voのどこかあどけない感じがまた絶望感を煽る。




68. 帰ってきた男 (2006-03-28 23:58:00)

キャメルさん>Cockroachいいですよね~。「ユリイカ」も発売日に買っちゃいましたが
、なかなか素晴らしいかったですよ。
「赤き生命欲」はほんと、衝動性と完成度の高さが一番ほど良くて良いですよね。
食人欲求者の謝肉祭やランヒェイあたり好きです。




69. キャメル (2006-04-02 01:19:00)

>帰ってきた男さん
私も昨日買って来ました。
ケース開けて吃驚。
赤い羽根がフワリと・・・
・・・・・・ジャケのイメージと相まって妙に怖かったです。
一緒にDVDも買いましたが、こちらはまだ見てません。

さて、上の方で報告云々書いてましたが、すっかり忘れてました。一週間以上も前やん。
とりあえず今は眠いので、また後程。




70. キャメル (2006-04-02 23:11:00)

******** 第一次絶望音楽探索活動中間報告(続き) ********
・ APHRODITE'S CHILD「666」
やっと聴くことが出来ました。
コンセプトアルバムなので、いきなり「∞」にいきたいところをグッとこらえて一枚目から順に聴いていきました。
「THE LAMB」とか、めっさカッコ良いですね。というか全体的に素晴らしい。
既に登録されてるようなので、そのうち書き込もうと思います。
で、問題の「∞」ですが・・・
いやー、これ、何というかもっと曲っぽいのを想像してたので、初めて聴いたときフリーズしてしまいました。
これがオンエアされてたなんて・・・ 途中からラジオ聴いた人は何事かと思ったでしょうね。とにかく衝撃。
・ ILLUSION
絶望感より切なさが胸に迫ってくるような感じですね。fkさんお薦めの「Beautiful Country」、泣けます。
・ NICK DRAKE「PINK MOON」
確かに生々しいですね。こういったフォーク的な作品って、装飾が少ない分ダイレクトに感情が伝わってくる感じがありますよね。
しかもこの人の場合、どうやら繊細すぎるが故に自殺してしまったということなので。
・ God Speed You! Black Emperor
2ndと3rdを聴いてみました。
これは不穏な音ですね。全編不穏なムードが漂ってます。2ndの方がちょっとだけ明るいかな?
・ ALICE IN CHAIN
重い。このウネウネとした憂鬱な雰囲気は何なんでしょう?
ヘヴィなとこはBLACK SABBATHなんかにも通じるところがあるんですが、音自体の重さのみならず粘着度の強いVoが強烈。
・ EVOKEN
暗過ぎ。
ゴシック系と違うところは、重た~い圧迫感でしょうか。
「吊ろう・・・」ではなく「吊れ・・・!」と迫られているような感覚です。
・ ALGARNAS TRADGARD
2ndを某店で発見致しまして早速聴いてみました。
SOLARISの「火星年代記」(ハンガリーのプログレ)を彷彿とさせるような空気を感じました。
あまり絶望感は感じませんでしたが、浸れる作品でした。




71. 野崎 (2006-04-03 03:01:00)

>キャメルさん
おおっ、あのダサさの極みみたいなジャケにへこたれず、よく手に取れましたね(笑)。
しかし望みの音じゃなかったようで申し訳ないです。浸れる作品ってので救われます。
と言いつつ、また薦めます。ゴジラのあのテーマが聴きたいなー、と
お手軽に「ミレニアムゴジラベスト/伊福部昭 東宝特撮映画傑作集」を今日レンタル・・・
ゴジラの存在は有名でも、音楽として接する人はあんまり居ないと思いますが、正直驚きました。
ゆる~い気分で聴き始めたのに、ここまで衝撃受けるとは考えてなかったです。
やはり化け物を音で表すためか演奏のテンションが異常に高い。
「怪物=神」というのが有るらしく物凄いヘヴィなのに、その緊張感は神秘的。鎮魂のような曲も。
「ゴジラ上陸」の重低音の畏怖、「大怪獣バラン」「キングコング対ゴジラ」の邪教コーラスの強迫。
「モスラ対ゴジラ」小美人の回想、の幻想美からドロドロしだす展開。
勿論あのゴジラのテーマもかなりの迫力。足音や鳴き声がヤバ過ぎる。170円で良いもん聴けた。




72. キャメル (2006-04-06 23:14:00)

>>野崎さん
え? ダサジャケってこれですよね?
そんなに駄目ジャケですか? 抵抗無かったですけど・・・ 否、駄目なのは私の感性の方かも。
意外なところからきましたねー。
サントラ、しかもゴジラですか・・・ 全く予想外の分野です。
まあ、現実にあんなのがいたらそれこそDOOM(この世の終り)って感じでしょうが・・・
中々面白そうなので探してみます・・・・・・
・・・・・・レンタルショップで。




73. キャメル (2006-04-06 23:33:00)

******** 第一次絶望音楽探索活動中間報告(続き) ********
・ BONNIE 'PRINCE' BILLY 「I SEE A DARKNESS」
聴き始めは、そんなに絶望的でもないかな?なんて呑気に構えていたのですが、聴き進めるにしたがってどんどん凹んできました。
(絶望音楽的には褒め言葉)
なんか、思考の暗闇をダイレクトになぞっているような感覚の音です。
・ CORRUPTED
どれ聴くか迷ったので、初心者はこの作品から聴くといいかも的な宣伝文に従って「SE HACE POR LOS SUENOS ASESINOS」を聴きました。
しかし・・・
・・・・・・聴きやすくない!全然聴きやすくない!!
初っ端からなんだこの曲は? お経?! 怖いわっ!!
・・・と、突っ込み入れつつも結構聴いてます。
・ NINE INCH NAILS「THE FRAGILE」
わりと有名ですね。書き込みも既に結構ありますし。
「THE DOWNWARD SPIRAL」よりも絶望度が高く感じます。
なんというか、鬱状態に聴くと無気力感が増長されそうな音です。いや、以外にもっと積極的な毒性も端々に感じます。
2枚組みですが、最後まで通して聴くとラストに救いのあるエンディングが、って感じじゃなく後味悪いまま終わります。
この後味悪さが中毒性に繋がるともいえますが。
・ Cocco「ブーゲンビリア」
ヘヴィですね。曲調・歌詞ひっくるめて想像してたよりも重い。
もうちょっとポップなのを想像してましたが、いい意味で期待を裏切られました。
「がじゅまるの樹」なんて一聴するとカワイイ感じですがよく聴くとダークだし。




74. 野崎 (2006-04-07 15:51:00)

>キャメルさん
なんか、いかにも即席感のあるCGが個人的にはダメでした。1stのが良いぶん余計に。
・・・いや単に70年代物にしか免疫がないからかもしれないですが。
>・・・・・・レンタルショップで。
ですねっ(笑)




75. カズチン (2006-04-07 21:46:00)

>キャメルさん
EVOKEN、俺も最近手にしました。
あのどうしようもない暗さはスゴイですよね、最近の愛聴盤です。
CORRUPTED聴かれましたか!でもそれは俺が持ってる作品とは違う物のようですね。
CORRUPTEDは初心者向けではないですよね、
俺が持ってるのは1曲2時間強の2枚組のと、1曲70分越えのものです。
前者は強烈です、後者も強烈ですが美しいのでこれらもお薦めです。




76. キャメル (2006-04-10 21:47:00)

>カズチンさん
絶望音楽をきっかけにドゥーム勉強中のキャメルです。
しかしどろどろドゥーム(?)って店にあんまり無いですよね。
ストーナー系は結構あるんですが。
カズチンさんをはじめベテランドゥームハンターの方々は、どこで買ってらっしゃるんでしょうか?
それとNAKED CITY関係も、全然売ってないです。
私の探し方が悪いんでしょうか。私の頭が悪いんでしょうか。
いい加減疲れてきたので、HMV通販でいくつか注文してしまいました・・・




77. Kamiko (2006-04-11 00:20:00)

>キャメルさん
こんばんわ。
http://www.weirdtruth.jp/home/index_j.html
http://www.leafhound.com/
http://www.diskheaven.com/doom/idx/doomidx.html
最初に探すのはココかな。
あとはアマゾンとディスクユニオン。
ボクは殆どネットで買物です。
お気に入りにたくさんのショップを登録してますが、↑の5箇所で大抵なんとかなります。




78. カズチン (2006-04-11 00:51:00)

>キャメルさん
いやいや、まだまだベテランと呼ばれるほど買ってませんよ。
俺もKamikoさんにいろいろCDやショップを教わってる状況ですんで。
俺は大体「はるまげ堂」、「weird truth」、「amazon」、「disk heaven」あたりで探します。
これ以上広げると欲しくてたまらずにツラくなってしまうんで。




79. キャメル (2006-04-11 21:55:00)

成る程、やはりネット通販ですか。
私の場合、家に居なきゃいけないってのが少々不便ですが。
みんなコンビニ受け取りできると便利なんですけどね。
それにしても濃い品揃えですね。
早速探してみることにします。
Kamikoさん、カズチンさん、どうもありがとうございます。




80. fk (2006-04-13 01:11:00)

Lard Free「Lard Free」(邦題「サード」)(1977)
フランスのエレクトロ系プログレです。
一般的な曲を聞かせる、というバンドじゃないんで、ダメな人はダメかもしれませんが。
ノイジーに加工された楽器音が、左右にグルグル回っている感じでしょうか。
とにかく、かっこいいです。ヘッドフォンを付けて聴いてみて下さい。
もう一つ、フランス物を。
再発されているみたいなので、
HELDON「Un Seve Sans Consequence Speciale」
(邦題「終わりのない夢」通称"溶鉱炉")(1976)
簡単に言うと、70年代後半のタンジェリンドリーム+ロバート・フリップというか。




81. キャメル (2006-04-19 20:30:00)

>fkさん
HELDON「Un Seve Sans Consequence Speciale」、HMVで注文したら今になって
「誠に恐れ入りますが、ご注文頂きました商品に関して、
私ども取引先より廃盤/生産中止の連絡が参りました」云々、というキャンセルメール。
・・・じゃあ最初から商品リストから消しとけッ! っていいたくなりました。
こんな絶望知りたくなかった・・・




82. fk (2006-04-20 01:46:00)

>キャメルさん
エルドン、もう廃盤になってたんですね。すみません。
先月、タワーレコードへ行ったら、あったものですから。




83. うにぶ (2006-04-20 20:36:00)

>キャメルさん
かなり遅レスですが…。
森田童子は基本はきれいなフォーク・ソングって感じですが、学生運動全盛時代の文学青年の自殺願望を歌にしたかのような、透明で儚い絶望世界です。
ファンタジーな谷山浩子と比べると、もっと現実的でしょうか。中島みゆきの方がまだ近いかも。
BONNIE 'PRINCE' BILLY、購入されたんですね。
そう、確かに最初はあんまり絶望的には感じられず、私も買って失敗したかなと思ったんですが、けっこうジワジワと嫌~な感じに効いてきました。
NIN、「THE DOWNWARD SPIRAL」の方が好きなんですが、絶望感ではやっぱり「THE FRAGILE」ですね。ドップリ浸かってしまいます。
キャメルさんの挙げられたアーティストだと、Queen Adreenaが気になります。コワれたビョークって、ほとんど病苦みたいな感じでしょうか。

昔やっていた「小公女セーラ」のアニメ、OPもEDも絶望的だったなぁ。たまに口ずさんでしまいます。




84. キャメル (2006-04-21 22:45:00)

>fkさん
いえ、fkさんのせいではありませんよ。
悪いのは全てHMV(これも逆恨み)。
まあ、地道に探すのも嫌いじゃないので、ゆっくり探してみます。
Lard Freeの方は多分大丈夫。これも廃盤とかいったら、それこそ発狂してしまうかも。
>うにぶさん
成る程、非常に解り易い表現でなんとなく想像がつきました。(このなんとなくってのがクセモノだったりしますが)
森田童子、探してみます。
そして病苦。あゃー、私も同じように脳内変換してましたよ。
「小公女セーラ」というのは、せーらさん(今はガイアナさん)のHNの由来になったというアニメですか?
内容は全然知りませんが・・・(アニメ、というかTV全般に全く詳しくない人間なもので。すいません)




85. うにぶ (2006-04-27 00:10:00)

>キャメルさん
えーと、「小公女セーラ」っていうのは、お金持ちの純真なお嬢様が、両親が事故で亡くなった途端、お嬢様学校で下働きをさせられ、これでもかと苛め抜かれるお話……だったかな。
私も小さい頃に観ただけなので、記憶が定かではありません。




86. キャメル (2006-04-28 22:13:00)

>うにぶさん
ありがとうございます。
なるほど。そういう話だったら、主題歌が絶望音楽なのも頷けますね。




87. キャメル (2006-04-28 22:59:00)

******** 第一次絶望音楽探索活動中間報告(続き) ********
・ THERGOTHON 「STREAM FROM THE HEAVENS」
伝説的バンドらしいです。
EVOKENも暗かったですけど、こちらも負けていません。そしてとにかく遅い。
なんか聴いてると哀しくなってきますね。
「みんな死んでしまいました・・・」 そんな感じ。
・ MOURNFUL CONGREGATION 「THE DAWNING OF MOURNFUL HYMNS」
またまたドゥーム。
さて、だんだん慣れてきたのか調子に乗って、今日はコレを聴きながら寝よう、なんてやってみたんですが・・・
・・・耐えられませんでした。
寝る前に聴いちゃ駄目です。何かが迫って来ますよ、コレ。
リラックスとは無縁の音。
・ DIAMANDA GALAS 「LA SERPENTA CANTA」
はじめの方は、女性Vo主体のオシャレ? な感じで、あんまり絶望的でもないなーとか思って聴いてました。
が、5曲目あたりからだんだんとあやしくなってきて、後半は狂気の世界へと・・・!
独特の世界観ですなー。味わい深い。
・ STEVE VON TILL 「AS THE CROW FLIES」
ようやく入手。
予想通り、いや、予想以上に暗い。こいつは暗い! 全編お葬式ムード。
実はNEUROSISはちゃんと聴いたことなかったりしますが・・・
・ JOHN ZORN 「ABSINTHE」
おや、日本盤? そしてアーティスト名が、ジョン・ゾーン・ネイキッド・シティ?
確かにこれ、名義がよくわかりません。ま、いっか。
で、中身・・・に行く前にアートワーク。気味の悪い出来物付の足が垂れ下がった、なんともいえないジャケです。
そしてブックレットにも同じものが・・・
次のページもそのまた次も延々と同じものが続きます。嫌がらせのようです。何じゃコリャ?
で、音楽の方もやっぱりわからない。一応この作品、ジャンルはジャズとなってますが・・・
ジャズ? う~ん、ジャズには全く詳しくないですけど・・・ これがジャズ?
どっちかというとポストロックなんかに聴こえたりもしますけど、なんかよくわからない、形容し難い音楽。ふたすら不気味な音。
一聴しただけで解るようなものじゃないらしいです。とりあえず私の中ではヘンタイ音楽にカテゴライズされました。




88. キャメル (2006-04-28 23:35:00)

↑下から二行目、『ふたすら』ではなく『ひたすら』ですね。間違い。
それは兎も角、続き。
・ SENTENCED「THE COLD WHITE LIGHT」
これは凄い!
絶望音楽云々よりも、これは全メタルファン必聴ではないですか!
とにかく曲が抜群にいいですよ。演奏も気合入ってるし。
個人的には絶望って程じゃあなく、哀愁メタルって感じに聴こえました。
・ 森田童子
調べてみると主題歌に使われてる曲が結構あったりして、わりと有名な方のようでした。
とりあえずベスト盤聴いてみました。
本当だ、フォーク・ソングですね。
どれも優しい雰囲気の曲調ですが、どうしてフォークってこう物悲しいのでしょうね。
一人称がみんな「ぼく」なんですね。




89. Kamiko (2006-04-28 23:43:00)

>キャメルさん
うーん、いいお買物しましたねー。
アブサンのデキモノができたような物体はベルメールです。
人形フェチアンビエントといった感じです。




90. SCARECROW (2006-04-29 08:07:00)

気が弱いのでジョン・ゾーン作品群のジャケは苦手です....
あ、絶望とはちょいと違うかもしれませんが、アバンギャルドなジャズだったら
ONJO(Otomo Yoshihide's New Jazz Orchestra)とかいいですよ。




91. キャメル (2006-04-30 16:45:00)

ベルメール? あの物体にそんな洒落た名前がついていたのか?!
と思って調べてみましたら、成る程、ハンス・ベルメール。球体関節人形。シュルレアリスム。
うーむ、やっぱり芸術家の考えることは解らん・・・
ホント、ジョン・ゾーンの諸作のジャケはヤバイの多いですよね。
NAKED CITYって作品も買ったんですけど、これもジャケがグロエグい。裏ジャケも大変なことに。
これは絵ですけど、写真でシャレならんのもあるみたいですね。
メタルのコーナにあったら、間違いなくブルデス・グラインドコア系の音だと想像してしまいそう・・・
なんですけど、コレは聴いてみたら意外に聴きやすい。
こりゃ、確かにジャズですな。結構カッコいいですよ。
ジャズいいかも。ONJOというのは初めて聞く名前ですけどチェックしてみます。




92. fk (2006-04-30 22:54:00)

ジャズは詳しくないので、メジャーな盤しか知らないんですけど、
マイルス・デイビス氏の「DARK MAGUS」「AGHARTA」「PANGAEA」の74~75年辺りの
ライブ盤とかどうですか?
絶望とは違うかもしれませんけど、ダークな感じがしますね。
じっくり聞いていると、かっこ良くなってきます。
メジャーな盤なので、どこにでもあると思います。
あと、灰野敬二さんのハードロックバンド、不失者「不失者」(1990)。
不失者のファースト(ライブ盤)なんですが、灰野さんの中でも、聞きやすい一枚です。
それ故、絶望感は薄いかもしれませんが、灰野さんはここから。
セカンド「不失者Ⅱ」では、おなじみ轟音ギターが聴けますし。
灰野さんだと、懐メロポップスのカバー集「哀悲謡」も聴きやすいですよ。




93. キャメル (2006-05-12 20:24:00)

>fkさん
おお、マイルスって聞いたことありますね。
ジャズについて知識ゼロの私でも聞いたことあるくらいですから、相当メジャーですよね。
この機会に聴いてみよう。
というわけで聴いてみました。↓×2




94. キャメル (2006-05-12 20:48:00)

******** 第一次絶望音楽探索活動中間報告(続き) ********
・ LARD FREE「LARD FREE」
これは・・・何でしょう?表現しづらい音ですね。
一聴しての感触としては、とにかく怪しい音楽。
いいですねぇ。こういう怪しいの大好きですよ。
・ HELDON「Un Seve Sans Consequence Speciale」
タワレコにまだちゃんとありました。すいません。
絶望・・・というか不穏な感じですね。
クリムゾン的緊張感とジャーマンプログレ的無機質感が同居したような感じかな?
・ UNIVERS ZERO「HERESIE」
暗い、これは暗い!つーかむしろ黒い!
もう、ジャケから連想される通り真っ黒ですよ。
底無しに落ちてくような感覚。
アゴ 勇さんお奨めの「CEUX DU DEHORS」もあわせて聴きました。
確かに絶望感は「HERESIE」よりは少ないですけど、こっちの方がカッコいいかも。
いや、こっちも十二分に暗いんですけどね。




95. キャメル (2006-05-12 21:04:00)

上の続き。
・ PRESENT
1st、2ndの2in1CDらしいです。(タイトルは面倒だったので省略。すいません。)
ジャケの骸骨で早くも期待大。
UNIVERS ZEROと比べるとやるせないほどの暗さは無いものの、こちらは何やら独特の緊迫感が感じられて良いです。
・ MILES DAVIS「AGHARTA」
とりあえずこの作品を。
ジャズをちゃんと聴いたことって殆どなかったのですが、意外と抵抗無く聴けました。なんというかプログレ感覚で。
しかもコレ、二枚組みで一枚目2曲、二枚目は丸々1曲?!
・・・でも、まあそれほど問題でもありません。やっぱりプログレ感覚で。




96. ソナタ (2006-06-25 11:57:00)

OPETHの「Damnation」
PORCUPINE TREEの「Deadwing」
SIGUR ROSの「( )」
なんかは暗いから絶望音楽と言えるのではないかと思いますね。
シガー・ロスなんかは暗いけど癒されます




97. キャメル (2006-06-25 18:11:00)

いつまでも入荷待ちで延々引っぱるHMVや、J・A・シーザーの棚がずーっと空っぽな地元のユニオンに苛々させられつつ地道に探索活動を続けているキャメルです。
>ソナタさん
このサイトでも高い評価のOPETH。聴いてみようと思いつつ、どれから聴くか迷って結局今に至るまで未聴。
というわけで「Damnation」、この機会に聴いてみます。
PORCUPINE TREEは全く知りませんでした。調べてみるとどうやらプログレ系の様子。フロイドやクリムゾンが引き合いに出されているので気になる。
GODSPEED YOU BLACK EMPEROR ! 等を通じて、ポストロックにも興味を持った私は有名どころをいくつか聴いてみました。というわけでSIGUR ROSは既聴です。
意味深なジャケと意味深なタイトル(読めない)の作品。発売当時、確か一度視聴したのですが、そのときは ・・・? って感じで理解できませんでした。
改めてじっくり聴いてみて、その透明感のある暗さに感じ入りました。確かに癒されるサウンドですよね。




98. キャメル (2006-07-31 00:38:00)

******** 第一次絶望音楽探索活動中間報告(続き) ********
・ NAKED CITY「LENG TCH'E」
ついに聴くことができました。
30分一本勝負(?)ってことで漠然とドゥームっぽいの想像してましたが、違いましたね。
なんですかこれは。悪夢ですか。そーですか。
なんか、もう半分くらいのところでお腹一杯になっちゃうんですが・・・
天才と何とかは紙一重だと実感させられる絶望音楽、というか超・変態音楽。
・ QUEENSRYCHE「PROMISED LAND」からSOMEONE ELSE?
これは切ない感じのバラードですね。
やはりフルよりこっちのVerの方が泣けるかんじです。
・ J・A・シーザー「国境巡礼歌」
思ったよりハードロックっぽくも聴こえる音でした。
特に①とかは聴きやすいですね。
でもドロドロしてる。呪われそう・・・
次は「身毒丸」を聴きます。




99. キャメル (2006-07-31 00:40:00)

上の続き。
・ The 3rd and Mortal「Tears Laid in Earth」
女性Voゴシック。
と、きくと何となく癒されそうな感じがしますが、これは全然そうではありません。
初っ端のアカペラから不安感を煽りまくりです。
神々しい雰囲気ですが、聴いてて落ち着きません。これは立派な絶望音楽ですね。
あと、ジャケがALYSON AVENUEみたいで美しいです。
・ PORCUPINE TREE「Deadwing」
ダークなプログレですが、あまり絶望的ではないかも。
でも時折ハッとするような黒いフレーズが垣間見られてスリリング。
ダークさのベクトルがクリムゾンの戦慄を思い浮かべさせられたりも。
・ OPETH「Damnation」
これはいいプログレメタルですね。
OPETHの作品の中でもプログレ風味を凝縮した傾向らしいですが、それ故デス度は0。
それにしても暗い。
落ち着いた感じなので不安定感(演奏技術のことじゃなく曲調から受ける印象の方)はないですが。
そういえば、プロデューサが元PORCUPINE TREEの人なんですね。
なるほど、そういうつながりが・・・




100. ロージー (2006-07-31 12:26:00)

(↑で既に出ていると思いますが、)
MY DYING BRIDE「TURN LOOSE THE SWANS」しかないでしょう。
絶望感もさることながら、怖いです。




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