アメリカの異端カルトバンド、SAVIOUR MACHINEもお勧めです。 基本的にはプログレですが、ゴシック、オペラの要素も取り入れ、その個性的な音は 徹底的に暗く、絶望に浸れると共に、宇宙すら感じさせます。 特に'97年リリースの「LEGEND PART Ⅰ」を皮切りに始まっている LEGENDシリーズは絶品です。 またライブDVDでは彼らのシアトリカルがショーが楽しめますので一度お試しあれ。 因みにここのギタリストは、NARNIA、ROB ROCKにも参加している Carl John Grimmarkです。
激情系絶望音楽 Sentenced / 「Cold White Light」 ご存知「自殺メタル」のSentencedです。これは説明不要、絶望音楽の定番です。 割りと聴いて楽しめる(エキサイト)できるのがポイント。
宗教系絶望音楽 The 3rd and Mortal / 「Tears Laid in Earth」 音はゴシック系ですが、神秘性が段違いです。 北の大地の地下を流れる「母なる暗黒の大河」という雰囲気です。 「魂の暗夜」、信仰を失った修道士とか、神に見捨てられたと感じるシスターとかが味わう、 「魂の激痛」のようなものを感じます。 自分が絶対に救われない存在であるとを完璧に思い知らされるような 絶対的絶望の世界です。自殺よりさらに悲惨な状態を描いたような音です。
>GC8改さん Carl John Grimmarkという人は不勉強故全く知らなかったのですが、HM/HR的人脈なんですね。 ところでそういうDVDってどこで売ってるんでしょうか? >サトラレタさん Today is the dayも聴いたこと無いです。ノイズ系ですか? このサイトの感想を見ると、結構凄そうですが。 >絶叫者ヨハネさん The 3rd and Mortalは興味はあるのですが未聴です。 宗教系絶望ですか。そういえばそういうのは聴いたこと無いです。聴いてみたい。 Klaus Schultzeは一作だけ聴いたことがあります。が、なんかとらえどころが無い印象で「?」となってしまった記憶が。 今度ちゃんと聴いてみます。
>キャメルさん Today is the dayはカオティックなハードコアサウンドですが、普通のハードコアともまた違う、なんとも形容しがたい音です。 Saddness~は2枚組でやや楽曲が弱いと思うので、慣れるまでに時間がかかると思いますが 他ではなかなか聴けない高周波ノイズや精神を掻きまわすような効果音がポイント高く とても存在感ある作品です。 ジャケの配色や内容から、絶望感溢れる雰囲気がありますが、曲によってはメロディアスだったり、純粋にハードコアしてるモノもあります。
>カズチンさん うわー、My Dying Brideは売っちゃダメですよ。 このバンドの作品は作品ごとにテイストが違い、一時はインダストリアル化しちゃったんですが カズチンさんの持ってるSONGS OF DARKNESS WORDS OF LIGHTSはこのバンドの集大成といった印象で、もはやゴシックドゥームの風格が他バンドとは違う! ただ、このバンドの世界観を最も忠実に再現しているのはTurn Loose The Swansかなと思う。 Mournful Congregationでも感じられるメランコリックさや一寸の光のような神々しさが Turn Loose The Swansにはありますね。
↑の音楽の数々、なんとも濃いですね~。 God Speed You! Black Emperorは、バンド名から爆走ロックに違いないと思って買ったら火傷しちゃいました。 確かに暗い音楽にはかえって気持ちを癒してくれる効果もあるので、以前は私もよく求めて聴いていましたが、最近はあまり聴かなくなりました。 メタル系で上に挙がってないバンドだと、NINE INCH NAILSの『THE FRAGILE』、KORNの『KORN』、PAIN OF SALVATIONの『REMEDY LANE』なんかは聴いててドップリ暗くなりますね。 メタル以外だとあんまり激しくないやつの方が暗い気分に浸れて良いです。 谷山浩子とか森田童子とかさだまさしの曲の一部は歌詞含めてとても暗くて絶望を感じます。 他にもいくつか個人的にお世話になっているもので上に挙がってないものを。 HAYDENの『EVERYTHING I LONG FOR』は宅録でシンプルな弾き語りなんかも入ってるんですが、振り絞ったダミ声に宿るやりきれない諦念が絶望的でヘヴィです。 NEUROSISのヴォーカルSTEVE VON TILLの『AS THE CROW FLIES』はアコースティックでどこまでも陰鬱な世界を描き出していて、浸れます。 BONNIE 'PRINCE' BILLYの『I SEE A DARKNESS』はネオ/オルタナ・カントリーとかいう括りはわけわかんないですが、不気味なアートワークに妖しい歌が異様な雰囲気でとにかくまあ暗黒な感じです。 GASTER DEL SOLの『UPGRADE & AFTERLIFE』はピアノやアコギの奇妙なフォーク・ソングに電子ノイズが絡んで、音響系だかポスト・ロックだか知りませんが、日常にぽっかり穴を開けて不安を引き出すような音空間が絶望的と言えなくもないって感じで気に入ってます。
さて、いろいろ忙しかったりHELLOWEEN来日したりでちょっと中断してましたが、探索再開。 >うにぶさん God Speed You! Black Emperor、上の方で私変なこと書いちゃってますが、以前視聴したことあったみたいです。爆弾投下してるジャケの。 バンド名をちゃんと把握してなかったようです。 確かにバンド名からは想像つかない音ですよね。 NINE INCH NAILSも暗いですね。「THE DOWNWARD SPIRAL」しか聴いたこと無いですけど。鬱インダストリアル。 KORNはやはり絶望感でいうと断然1stですよね。4月見に行きます。 PAIN OF SALVATION忘れてました!これも絶望音楽だ!PVもコワかったし。「THE PERFECT~」の方ですが。 「REMEDY LANE」も聴いてみます。 おお、谷山浩子ですか。結構好きです。ホントは怖い童謡って感じの雰囲気がなんとも。 森田童子って人は知りませんでしたが、同系統な感じでしょうか? うーん、下の方のは知らない名前ばかり・・・ お、STEVE VON TILLのソロが! そういえば前にユニオンなんかで探してみたけど売ってなかった記憶が。 もう一度探してみようかな・・・
>帰ってきた男さん サイトを見てみたら歌詞が出てたので見てみました。首。という曲。 ・・・こわッ! これは中々絶望音楽な雰囲気ですね。聴いてみます。 >5150さん ALICE IN CHAINSは他の方が「FACELIFT」からの曲を薦めてらっしゃいましたが、 「ALICE IN CHAINS」の方が絶望音楽としては有名らしいですね。 両方とも聴いてみます。
さて、そろそろまた終末、否、週末にでも聴いたものを報告しようかと思っております。 が、その前にたまには私からも絶望音楽を。 ・Paragon Of Beauty「Comfort Me Infinity」 ゴシックメタル。まあ、MY DYING BRIDE等に比べるとヌルいわ! って感じるかもしれませんが。 2曲目が特に好き。何か本気を感じさせる絶叫が悲壮と慟哭のコントラストをうまく表現してるようで。 ・Queen Adreena コワレたビョーク。不安定さを剥き出しにしたようなVoが凄まじい。 ・COCK ROACH 残念ながら解散したらしい日本のインディーズ。THE BACK HORNタイプですが、結構独特の音楽。 絶望音楽としては「赤き生命欲」がおすすめ。 ・Portishead 一応ブレイクビーツに入るのかな? ひたすら憂鬱で退廃的な音。 この女性Voのどこかあどけない感じがまた絶望感を煽る。