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「メタルのジャンル」は歴史を遡ると非常にわかりやすいです。当然60年代にはヘヴィメタルと完璧に形容できるものはなかったはわけで、サバスやJ.Pといったイギリスのバンドによりイメージとサウンドの具現化がなされたわけです。つまり現在のジャンルの細分化は単なる枝分かれではなく、それぞれの要素を限りなく推し進めていったものすか、他の音楽的要素たとえばジャズやブルース、パンクなどを折り合わせたものどちらかと考えようによっては考えられます。“ジャンル=偏り"とみてしまうと非常に簡単なのですが、細分化されるそのときはそのキッカケとなるバンドが必ずいてなおかつフォロワーがいなければその枝はすぐに途絶えてしまうのです。ただ博士さんのおっしゃるメタルのジャンルで話を進めるとバンドの数だけジャンルがあることになります。レビュアーが勝手にそのように表現した可能性が高いです。一方ヘヴィメタルは大きなくくりでもあり最も狭いくくりでもあります。まずはメタル史上最も画期的で分岐点となった80年代に登場した有名なバンドをひととおり聴いてみましょう。自ずと分類の感覚と理屈が博士さんにできあがるでしょう。

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