私自身2nd『I&W』を気に入るのに数年かかったクチなので(初めは「Take the Time」だけ聴いていました)、少し口出しをば。 自分が普段聴いている音に近い曲から手を出す、というのはどうでしょう? バラードなら「Another Day」でしょうし(サックスの音が良い)、ラップ好きには「Just Let Me Breath」か「Take the Time」。物語風のものが好きか、とりあえず知っている曲(カヴァーが入っているので)で声や音質に慣れたいのなら『A Change of Seasons』。 ポップス寄りなら「6:00」や「Silent Man」か「Hollow Years」、RADIOHEADやPANTERAといった"ある時代以降のロック"が好みなら『狂気の六度』、RUSHかMETALLICAが大好きな(稀有な)方には1st『When~』。 馴染めないバンドを無理に好きになる必要は何処にもないと思いますが、意外なきっかけでよく聴くようになったりもするので、折角興味を持ったなら、安い作品から買ってみるのが良いんじゃないでしょうか。 ライブ版(ですよね?コンピと言うより)は、メンバーの違いやアレンジの変化などで感覚が結構スタジオ盤と異なるので、個人的にはお勧めしません。技術的なミュージシャンとしてのやりとりを愛する方には『Budokan』は美味しいですが。 それから、5th『~Pt.2』は初心者向けではない気がします。 更に追記して。最新作8thは滑らかで馴染みやすい作風なので、とりあえず新譜から、という入り方もアリでしょう。私はI.MAIDENの『11』でそれをやって複雑な気分でしたが(笑:でも『X』じゃなくて良かったと思います。「Futureal」と「~Twice」はすぐに気に入ったので)。