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聖飢魔Ⅱを、デビュー当時OR初期から聴いていた方へ
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聖飢魔Ⅱを、デビュー当時OR初期から聴いていた方へ
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解説 - 聖飢魔Ⅱを、デビュー当時OR初期から聴いていた方へ
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コメント


Recent 20 Comments



1. ばい(by) (2003-11-16 21:52:00)

・ちょっと僕なりに思うところありましてお聞きしたいのですが、聖飢魔Ⅱが「NEWS」や「MOVE」を発表したときって、どう思われました?行末が不安になったりされたのでしょうか・・・?
・僕は後追いファンなので、最後の最後に歴史に残る素晴らしいヘヴィメタル教典「LIVING LEGEND」があることを知っていますし、多少ポップでも何の違和感も無く聴けたのですが、初期のころからバンドの成長を見守ってきた方としては、やはり「聖飢魔Ⅱはもはやヘヴィメタルで無くなってしまった」と失望されたりしたのでしょうか?



2. ATOSS (2003-11-16 23:00:00)

私は初期から聞いていたものではありません、率直に言いましてほぼ後追いです。
しかし聖飢魔Ⅱに関しては職場にデビュー時から聴いている人が居まして、
よくいろいろな話を聞かせてくれます。
私も似たようなことを聴いたことがありました。
その人曰く「PONK!!で怪しかった。でも穴らしいものはそれくらいだろう」だそうです。ちなみにNEWSやMOVEは結構好きなようです。
しかしもっと驚いたのが最終教典は聴けない、と言っていたことです。
曲に関して文句のない出来だけど、思い入れがあるからこそ最終教典はNKのラストを思い出してしまって聴けないんだそうです。
初期から追いかけていた人ってのはこんな風に思っているのかもしれませんね。
当然この人の情報が全てではないわけですが
やはりPONK!!が一番厳しい評価かもしれませんね。
閣下のスキャンダルが出た直後ということで一般ウケも(当然売り上げも)最悪だったそうですから。
ちなみにその人には、私が聖飢魔Ⅱを聴いたことのない人にアルバムを貸すとなると「PONK!!だけは絶対駄目だからね!」と必ずキツ~く言われます。
聖飢魔Ⅱは「お茶の間にへヴィメタルを」ということで純粋なヘヴィメタルバンドにとどまらず、ポップスとメタルの両方にまたがっていたバンドだと思いますのであの二枚にそこまで違和感を感じた人はそんなにいないんじゃないかなぁ、と思っています。「メタル」かどうかの分かれ目は私もあいまいな考えしか持っていませんが良質のHRアルバムには違いありませんから。悪魔という点からすれば悪魔の禁句みたいな語が多数含まれていますが(特にMOVE)。




3. あお (2003-11-17 22:48:00)

私は「OUTER MISSION」の辺から聴きましたけど・・・初期よりちょっと後からですね。
(でもこの場合、初期というのだろか???)
やっぱりATOSSさんの知人がおっしゃっているとおり「PONK」がかなりキツクて。(笑)
更に言ってしまうと、一時期全く聖飢魔IIは聴いていませんでした(汗)。
つまり、私は「NEWS」と「MOVE」の時期にはファン(信者?)ではなかったんです。
そして、解散してからふとしたきっかけによって(←ただの好奇心!?)
その後どうなったんだろうっていう疑問が沸いてきたので、
必死になって「メフィストフェレスの肖像」以降を集めまくりました。(笑)
その後のアルバムは、非常にピンときましたよ~。
「NEWS」は明るくて大好きです。「MOVE」はちょっと暗いけど、良い曲多いですしね。
「LIVING LEGEND」に至っては、文句なしでしょう(笑)。
因みにデビュー当時のダミアン浜田氏の「曲」は好きなんだけど、
演奏がまだまだっていう感じがあって、持ってるだけであまり聴いていないです。
私は後期(解散直前)の一層磨かれた演奏力があるアルバム(教典)の方が好きですね。
聖飢魔IIに関しては、色々考えさせられますね。
私は基本的に、音楽が良ければそれで良いと思っていますが、
エンターテイメントな部分も好きです。(笑)
確かに、TVで見かけることによってCDを買おうと思ったことも否定できません。
多分聖飢魔IIを聴かなかったら、私もHM/HRの道には踏み込んでいなかったと思います。
えぇ~と、これはあくまでも私的意見なので、そうではない人も大勢いるのではないかと思いますけど。
>ばい(by)さん
逆に質問して申し訳ないんですけど、「PONK」ってどう思います(笑)?




4. ばい(by) (2003-11-18 22:23:00)

・このページのあちこちで書いているためクドいと思われるかもしれませんが(汗)、僕が持っていた日本人の音楽に対する偏見を、木っ端微塵にぶち壊してくれたのが聖飢魔Ⅱでした。で、ショックを受けまして、貪る様に全教典をコンプリートし終えたのは少し前の話です。初期のころの、あの悪魔悪魔した楽曲やホラー話系のストーリーを持った曲も好きですが、あおさん同様、僕もあまり聴きません。聖飢魔Ⅱの曲はどれも好きなのですが、やはりルーク参謀が加入されてからしばらくたったくらいの、「『おかしさ』は減ってしまったものの、完成度の高い曲をたくさん世に送り出した中期~後期」頃の教典を良く聴きます。
・僕は、音楽に関しての『復古主義』という考え方が嫌いでした。「あの頃のアルバムが好きだ」という感想は素晴らしいと思いますが、「あの頃に戻ってくれ!」という意見には「何を今更・・」と考えてしまいます。バンドとは常に進化するものであり、今更それをグダグダ言っていてもしょうがないだろうがと思っていたのです。と・こ・ろ・が、最近とあるバンドに対して、僕の中で「昔に戻ってくれないかなあ~」という思いがですねえ。フツフツとこみ上げてくる様になってしまったですよ(汗)
・僕は好きになる音楽をジャンルで選びません。しかし、やはりヘヴィメタルは「ヘヴィメタル」として聴きたいんです。ヘヴィメタルバンドは「ヘヴィメタルバンド」として好きでいたい。そこを、「ヘヴィメタルバンド」を銘打ってはいるものの、キャッチーさを通り越してどんどんポップス路線に脱線(という言い方は語弊があるかと思いますが)して行くバンドに対して、「????」な感情を抱いてしまうことは否めません。で、確認の意味もこめて、あらためて「ヘヴィメタルを聴く」耳でもって聖飢魔Ⅱの「NEWS」と「MOVE」を聴いてみた所、思ったんです。「僕としてはOKだけど、これって他のヘヴィメタルファンからは顰蹙を買ったんじゃなかろーか」と。
・僕は音楽面だけでなくエンターテイメント性も追及するバンドが大好きですし(じゃなかったらKISSや聖飢魔Ⅱは聴いていません! 笑)、バンドの可能性やヴァリエーションの一つを追求する意味としてポップスっぽい曲をやることも嫌いではありません。が、その根底にはやはり「ヘヴィメタル」があり、そのことをちゃんと「音楽としてのヘヴィメタル」で表現して欲しいと思います。聖飢魔Ⅱは、その点で信者を裏切らなかった。僕はそう思いました。ATOSSさん、あおさん、お答え頂きありがとうございました!
>ATOSSさん
・キツ~く言われます>(笑) なるほど。最終教典についてはそのような思い入れがおありの方もいらっしゃると。僕はその最後のミサをCDでしか聴けないのですが、最後のELDORADOの閣下のMCは、聞いているだけで何かこみ上げてくるものがあります。解散後に聖飢魔Ⅱの存在を知った輩の癖に生意気ではありますが(赤面)
>あおさん
・僕は音楽の素晴らしさと、「意外性」を持ちあわせたバンドやアーティストが好きです。すごくコワそうな外見なのに性格はとっても子供っぽくて可愛かったり、頭の悪そうなノリノリストレートロックをやるくせに音楽に対する姿勢や自己の哲学がびっくりするほどしっかりしていたりする人が好きです。僕が聖飢魔Ⅱを好きな理由の一つも、この「意外性」を兼ね備えているからです。悪魔の格好をして「ぐはははは~」等とおフザケ系を演出しつつ(しかも細部に至るまで徹底している!)、バンドの演奏能力や楽曲のクオリティは抜群に高く、センスが光っているからです。いやはや、頭の良いバカというものは手におえません(笑)最高です!
・僕はてっきり「PONK!」も、奇をてらった聖飢魔Ⅱ風の、センス溢れるジョークアルバムだと思っていました。一曲目を聴いたときは思わずズッコケてしまいましたよ(笑)。『このアルバムのタチのわるいところは「真剣にフザけすぎたあまりジョーダンなのか本気なのか分からない所」だ』とまで考えていた始末。「PONK!」製作にあたり、聖飢魔Ⅱは何を狙っていたのでしょうか?真相やいかに・・・発表当初はイロイロあったようですが、そんな時にこそ、バンドのヘヴィメタル魂を見せつけて欲しかった所でしょうか?



5. ばい(by) (2003-11-18 22:37:00)

↑すみません・・・つい長くなってしまいました(謝)。ちなみに、PONK!は・・・う~んそうですねえ、大好きというほどではありませんが気に入っています。「ロマンス」とかは耳コピしました。なんか、閣下達の「これくらいの年代物歌謡曲およびフォークソングなら、我輩達にもできるぞい」みたいな、一種挑戦的な感覚が感じられます♪。



6. gen改めgen (2003-11-19 00:48:00)

>ばい(by)さん
私の場合、初期から聴いていたのではなくて“初期のみ"聴いていたクチです。よって、上記皆さんが語られている幾つか問題作とおぼしき音源はタイトルすらも存じ上げません。スイマセン…
が、初期3枚目までは狂ったように聴いていました。当時は明けても暮れてもMETALLICA(MASTERが出た頃です)命だった私ですが、聖飢魔Ⅱもよく聴いていました。
例の「0点」事件があった為もあって、メタル界隈ではいろんな意味で注目されていました。ガッツィーなメタルが好きな私は、聖飢魔Ⅱの音世界がメチャクチャヒットしたのでそれ以来よく聴きました。アダムの林檎は今でもフェイバリットです。
当時は(少なくとも我々の周りでは)、色物的な眼は無くは無かったですが殆んど好意的に受け止めていましたよ。なんてったってミュージシャンシップはべらぼうに高い集団でしたからね。
ある野外フェスで、トッブビルがANTHEM、セカンドビルが聖飢魔Ⅱという催し(しかも無料!!!)があり、高校生の私はいそいそと仲間と自転車で出かけたのですが、その2,3日前にステージ屋根付近から飛び降りて骨折した閣下、当然出演はキャンセルになりエース一人がステージに出てきて閣下のメッセージテープを流して帰っていきました。私の生聖飢魔Ⅱはそれが最初で最後…よって、コアな信者の方々には及びませんが、聖飢魔Ⅱという名前を聞くと、高校生時代を思い出しますねぇ…
そうそう、聖飢魔Ⅱつながりで、CAT'S IN BOOTSも皆凄く注目していましたね。私も結構好きでした。近々再結成・再発するようです。
あ、当時はバンドやってると「蝋人形の館」必修でした(^^)。学園祭でも必修でした(^^)
勿論私も修めました(^^)
解散前のニューバージョンはキーも違っていたので、そんな私にはかなり違和感がありました。
そういやオールナイトニッポンも聞いていたな・・・



7. 泉谷重千代の富士 (2003-11-21 22:22:00)

>ばい(by)さん、ATOSSさん、あおさん、gen改めgenさん
お久しぶりです、そして改めて、初めまして泉谷重千代の富士です。
しばらくこの掲示板に書き込みをしていなかったのですが、今でも聖飢魔Ⅱが
頻繁に話題になっているのでレスをさせていただきます。
実は自分は「悪魔組」~「秘密結社魔人倶楽部」(公式信者倶楽部)に入会しておりまして、ジェイル脱退後から聖飢魔Ⅱを聴いています。
正確にはオールナイトニッポンから聖飢魔Ⅱを知ったという感じです。
ミサへの参拝はスペイン・ロンドン公演後のツアーから解散ミサまでほぼ足を運びました。
ということで自分はその教典が発布された時のミサの感想を述べたいとおもいます。
「PONK!」が発表されたときのツアーは本当に大丈夫なのか?と思いましたよ。それまでの曲と調和できるのかと・・・いざミサが始まると流石エンターティナーぶりを発揮していました。ミサ事体も2部構成で行われました。前半はPONK!の楽曲、後半は初期の楽曲をメインで演奏しておりました。和ませておいて、落とす!といった感じでした。全体的にファン倶楽部の集いミサ拡大版といった印象でした。アンコールの曲をルーレットで決めていたぐらいでした(スーパージョッキーの熱湯CMみたいに・・・そのため、後で発布されたビデオのタイトルが「まわりやがれ」なんです)
続いて「NEWS」ツアーですが前回の「メフィストフェレス~」が王道復古のようなミサだったのでどうなるのかなぁ?とかなり不安でしたがPONK!と違い、NEWSの楽曲はHR色が強かったためさほど違和感は感じられませんでした。生演奏ともなると印象がかなり変わり、ハードなミサでした。テンポの速い楽曲が多かったです。これ以降自分はBRAND NEW SONGが演奏されないと何かモノたん無さを覚える。
そして「MOVE」ですが、それまでのミサと違い「聴かせる」ミサでした。アルカディアを発表したり、「サクラ散ってサクラ咲いて」なんてやるとはおもいませんでしたし。
ただNEWSの楽曲も演奏されたため初期の曲や「メフィストフェレス」の曲が少なくなってしまったのが残念でした。
「愛と虐殺への旅立ち」・「恐怖のグルメナイト」・「モンスターオブポンク!」・「メフィストフェレスの陰謀」・「A NOTNEWS TODAY」・「ふるさと総世紀末計画」・「LIVING LEGEND」」・そして解散ミサ3DAYS
これが自分のいったミサですが、1度たりとも同じ印象をもったことはありません。
HR/HMを根底にエンターメントショウを繰り広げた聖飢魔Ⅱはすごいバンドと思いますし、今後このようなHR/HMバンドはそうそう出ないと思います。




8. ばい(by) (2003-11-23 19:05:00)

・お二人の書きこみ読みました。ちょっと自分の考えを整理したいので返事が遅くなります(汗)すみません。



9. ばい(by) (2003-12-20 21:29:00)

・あらためて聴きなおす度に新しい発見が。ホント、すごいバンドだと思います。
・ルーク参謀加入後からの聖飢魔Ⅱの楽曲は「一本縄のメタル」から「展開していくメタル」へ。キーボードなんかも多用されるようになって、メロディアスで一筋縄ではいかないような楽曲をたくさん作るようになったのだと感じました。が、全構成員が卓越したソングライティング能力をお持ちなので、メロディ重視の曲やバラード曲も聴いていて飽きない。それでいて完全に唄ものバンドになってしまうのではなく、メタルファンのツボを突いてくれるような曲もちゃあんとやってくれたりする。それまで複雑に絡み合っていた長官と参謀のギターが、リフになるとバッチリ息を合わせて同じきざみをはじめたりしてますよね。そういうところが、未熟ではありますが一メタルファンの僕としては非常に嬉しかったり・・・(赤面)
・どんなファン・・もといどんな信者の期待をも裏切らない。それが聖飢魔Ⅱの魅力なのかなあとぼんやり。懐古主義は嫌いな考え方ですが、バンドがどんどんメタルバンドとしての軌道を外れ、「気に入らなくなったら聴かなくて良いです」みたいなのはちょっと不親切かなあとも思います。ファン全員の期待の最大公約数を狙うとかそういうことではなく、それこそがプロ意識であり、ミュージシャンシップというものだと思います。皆さんの書き込みを読んで、そんなことを考えつつ・・・・


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