この曲を聴け!
00年代
|
80年代
|
90年代
|
I
|
アメリカ
|
ギターヒーロー
|
テクニカル
|
ネオクラシカルメタル
|
ポップ/キャッチー
|
メロディック
|
叙情/哀愁
|
正統派
|
様式美
IMPELLITTERI
最近の発言
Gates of Hell
/ The Nature of the Beast
(火薬バカ一代)
The Nature of the Beast
(火薬バカ一代)
War Machine
(失恋船長)
MyPage
IMPELLITTERI - 最近の発言
モバイル向きページ
Tweet
解説 - 最近の発言
→解説を作成・修正する
外部リンク
登録されている22曲を連続再生 - Youtube
新しいコメント・評価
(タイトルをクリックすると当該項目に移動します)
Gates of Hell
/ The Nature of the Beast
→YouTubeで試聴
アグレッシブでありつつメロディもキャッチーで
小気味良く畳み掛ける様が爽快ですらある疾走ナンバー。
合間合間で稲光の如く閃くクリスのGプレイも絶好調ですよ。
火薬バカ一代
★★★
(2025-02-05 00:47:14)
→
同意(0)
|
twitter
|
Facebook
The Nature of the Beast
「光速の貴公子」という二つ名を聞く度に、藤子F不二雄先生が残した短編漫画の傑作『倍速』のオチの名台詞「あなた、早いのね」を思い出してしまって仕方ないクリス・インペリテリ(G)率いるIMPELLITTERIが、'18年に発表した11thアルバム。最新作『WAR MACHINE』(’24年)の評判を聴き及び、せっかく購入したのに積んだままになっていたのを引っ張り出して来たのですが、確かにこちらも勝るとも劣らぬ素晴らしい出来栄えを誇っていましたよ。
盟友ロブ・ロック(Vo)とジェイムズ・プーリ(B)に加え、スラッシュ・メタル界隈での仕事ぶりで知られる腕っこきジョン・デッテ(Ds)の援護射撃を得て繰り出されるのは、現代的アグレッションも加味しつつ、より一層タフ&ストロングに鋳造された正統派HMサウンド。偏愛して止まない1st『STAND IN LINE』の頃の様式美色は今更望むべくもなく、歌メロとGリフのパターン不足ゆえに生じる一本調子感という弱点は本作においても克服出来ているとは言い難いものの、その解消を図るよりも逆に猪突猛進ぶりに磨きを掛け、けたたましく疾駆する①、合唱を誘うキャッチーな③、閃光の如きGプレイをフィーチュアして小気味良く突っ走る⑤、緩急を効かせて畳み掛ける⑪といった個々の楽曲のカッコ良さで強引に正面突破を図る開き直りっぷりは、これはこれで全然ありかなと。BLACK SABBATHの“悪魔のしるし”、アンドリュー・ロイド=ウェバーの“オペラ座の怪人”をヘヴィ・メタリックに料理したカヴァー曲④⑧の存在も本編の効果的なアクセントとなっていますよ。
さっさと聴かずにすまなんだ、と深々と頭を垂れたくなった1枚です。
火薬バカ一代
★★★
(2025-02-04 01:01:07)
→
同意(0)
|
twitter
|
Facebook
War Machine
彼は常にネオクラ系のアーティストとの比較を余儀なくされる運命だった。とりわけ、グラハム・ボネットと組みRAINBOWのカヴァーをやったりと、イングヴェイのフォロワーのような状態になる運命を辿る。彼のギタープレイは根本からイングヴェイと違うのだが、その速弾きムーブメントに放り込まれた運命から逃れるのは不可能だった。
グラハムとは一枚で一旦、区切りを付け再びロブ・ロックを組むことで自分のサウンドを模索。二枚目では、お得意の速弾きを抑え音楽性の幅を広げることにチャレンジしたが、支持を得られずに大失速。
その苦難の道のりに負けそうになるのだが、90年代に入り日本のレコード会社を契約を掴み再び脚光を浴びる。勿論、アメリカではグランジ/オルタナムーブメントが吹き荒れ、90年代の中頃には大手CD専門店からメタル系のアーティストは棚から消えた。その現状をビックインジャパンが救うのだが、そこから似たような作風を連発して、やはり求心力を失う。似て非なるを作る難しさ、やっぱりソングライティングは自分の中から湧き出たモノでないとね。再びグラハムと組んだり、モダンな事にチャレンジしたりと紆余曲折を経て辿り着いた今作。
王道をいくアメリカンパワーメタルと高速ギターの融合。正統性の強いメタルをど真ん中でやりきった。ロブ・ロックも衰えてきたが、それでもこの音楽を歌うに適したシンガーであることに疑いはない。インペリテリの相棒を務めるのに相応しい男である。
今作をグレードアップしたのは元スレイヤーのドラマー、ポール・バスタフの加入は間違いなく変革をもたらしている。過去のドラマーも凄いのだが、彼の手数の多い重量感たっぷりなドラムは、ともすればメロディアスなサウンドに陥り、過去作と似た風合いに戻るのだが、今作はそういう危険信号をともさずに高速プレイで駆け抜けてくれた。
流石はインペリテリ、火力の強いシュレッダー、その高速プレイにワクワクゾクゾクと素直に楽しめたのは、後方支援には強力すぎるドラムとベースのテクニカルなプレイによるところが大きい。確実に見せ場が増えた、そのおかげでバンドサウンドを強化され、お得意の速弾き以外にもハイライトと言えるプレイが散見出来るようになったのは心強い限りだ。
それはソングライティング力にも迷いを生じさせなかったレーベルの尽力にもよるだろう。多くのバンドは原点回帰を素直に行う昨今。限られた時間の中で、無理なく素直に求められる音を具現化したのは、往年のファンにとっては手放しで歓迎だ。
似て非なるを作る難しさ、今作は前作とは違う。明らかに焦点が絞り込まれている。ここにきて新たなる聖典が誕生した。インペリテリの決定盤となる一枚だろう。スピードに負けないエモーショナルを込めたインペリテリの新境地、素直に音に乗せられたのは大正解である。
失恋船長
★★★
(2024-11-12 16:00:49)
→
同意(0)
|
twitter
|
Facebook
this frame prevents back forward cache