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Breaking Point

本作を初めて聴いたのは...30年ぐらい前にレンタルCD屋で借りたのが最初でしたナ(ソコのレンタル屋はレアなHM/HR作品が多く置かれていた)。
勿論、本家METAL CHURCHを最初聴いたし、その3rd"Blessing In~"が気に入っての事だったんだけど...そして本作を聴いての印象が、"何だか冴えねぇなぁ...!?"ってのが感想だったですね。
ソレはまず作曲能力不足というのが一番で、G.リフもそうだけど一番はメロディの魅力が乏しい事がその要因なのかな...と(ソレはミッドテンポ曲になると余計にそう思えてくる)。
確かにアコギから幕を開けるドラマ性を演じたラスト⑩"The Search"は悪くないし、このレベルのバンド作品としては"良い曲!?"なんだろうけど...既にハウの加入したCHURCH作品を聴いてしまっている訳で、わたくしめは...少なくとも本作を名盤などと軽々しくは言えないナ。

聖なる守護神 (2019-02-09 12:33:37)


Breaking Point

Metal Churchのカート・ヴァンダフーフにプロデュースをお願いし作られた待望のフルアルバム。シンガーも歌えるマイク・ハウの交代とお膳立ては揃いました。
Metal Churchと親和性の高い音楽性だっただけにバンドの推進力には成ったのだが、今作を制作時にシンガーの引き抜きを行いカートがマイクを連れていくと言う背信行為を行ったゴシップニュース満載の話題性の方が今日では印象が強いのですが、パワフルかつアグレッシブなアングラUSメタルの代表的な音が詰まっており、その筋のマニアなら必ず満足出来るクオリティを保持、期待を裏切らない展開と丹念に作り上げたサウンドは表情も豊かになった(US産なので歌謡曲並のキャッチーなメロディや分かりやすさはありません)
しかし、アルバムリリース時にはマイクはバンドを抜けており、実態もなく、そのせいで程なく解散に追い込まれる。これほどの質の高いアルバムがあるのに、世に出れなかったのは残念なのだが、このバンドの文春砲は、この程度で終わる事無く、ギターのブライアン・コーバンと日系人ベーシストのデニス・オハラはMetal Churchを抜けたデヴィット・ウェインと今度はReverend結成へと動くと言う最大のオチが待っているのに興奮を覚えます。 そんな情報過多のせいでイマイチ、音が入ってこなくなるのが個人的には難点なのですが、パワーで押し切るのではない切れ味の鋭さも、このバンドの魅力。基本的なメタルのマナーとUSアングラメタルの魅力を内包した一枚は、質の高さや完成度も含めトップ級の出来栄えだ。

失恋船長 ★★★ (2019-01-13 13:41:29)


Torture Knows No Boundary

US産の地下メタルシーンを語る上では外すことのできないガチガチのコンクリートサウンドが売りのバンドによるデビューEP。前任のシンガーである、マイク・タワーズがAbattoirの参加する為に脱退、その後任として参加したのがジュリアン・メンドーサ。彼は現在再結成されたHereticのシンガーとしても知られています。
オープニングからSamsonもシングルカットまでして取り上げたラス・バラードのカヴァーで始まる展開に驚きましたが、ダークな設えの無機質な響きはアングラUSパワーメタルならではの魅力があり、これぞメタルブレイドならではのアングラ感もマニア筋の好奇心を歓喜するのだが、スピード&キャッチー感を好むマニアにはウケないだろう。しかし剛毅に打ち鳴らされる無愛想なサウンドに一定の需要は必ずあると思います。平坦なサウンドプロダクションが醸し出すマイナー感も含め当時のアングラメタルシーンを知る上では押さえておきたいですね。

失恋船長 ★★ (2019-01-13 13:19:11)


A Game You Cannot Win

2017年発表の3rd。Metal Church人脈のパワー/スラッシュ。まさかまさか、新作を
出してくるとは思わなかった。復活したMetal Church人気の賜物か?
メンバーはVoが引き続きジュリアン・メンデス。ギターがブライアン・コーバンに
Reverendの盟友スチュアート・フジナミのツイン編成。

まさに純粋なアメリカン・パワーメタル作品で、最近のMetal Churchもこれくらい、
リフザクザクだと良いのに、と本気で思ってしまうくらい。非常にソリッド!
メロディはそんなに無く、Voも唸ってるだけではっきり言ってヘタクソ。
(6曲目のパワーバラードはなかなか良いですが)
マイク・ハウが歌ったら、きっと名盤クラスになるハズ。まさに好事家の為の一枚。
これぞメタルだぜ!とリピートしまくってるワタシなのでした。

cri0841 ★★★ (2018-04-22 09:55:52)


Breaking Point

個人輸入代行を介して、米国のアマゾンで$14.99で入手する事が出来ました。
(代行手数料等の諸経費は別途)
http://www.amazon.com/Breaking-Point-Heretic/dp/B00008EUAL/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1227120006&sr=1-1
本国の検索エンジンを使うと意外とヒットしますが
法外なプレミアが付いているのが多く、本気で購入を考えているなら
先にアマゾン(米国)を調べるのを勧めます。

格闘系ベーシスト ★★ (2008-11-20 03:44:00)


Breaking Point

ずっと探してたけどCD見つからない・・・iTunesでダウンロードをば。
これは期待通りの好盤!METAL CHURCH好きなら感涙ものですな!
当時のトレンドを反映した音作りで、メガデスを彷彿とさせる刻みの
細かいリフがたまらないですよ。曲作りは正統派としかいいようの
ない内容で、疾走感より緩急を付けたドラマチックさが魅力。正直
後にメンバーが移行したREVERENDよりずっと曲がいいのが謎。

cri0841 ★★ (2008-04-13 16:22:00)


Torture Knows No Boundary

LAにて結成された正統派パワー・メタル・バンドHERETICが、'86年に発表した5曲入りデビューEP。
METAL CHURCHで強力な歌唱を披露していたマイク・ハウが、嘗て在籍していた事でも知られるバンドだが、このEPで歌っているのは、後にABATTOIRに参加するマイク・トレス(※訂正:本作で歌っているのは2代目フロントマンのジュリアン・メンデス)。音程無視の喚き型Voと、ヒステリックなシャウトは好き嫌いが分かれるところだし、ハウと比べると聴き劣り感は否めないものの、如何にもメタル・シンガー然とした歌唱は、これはこれで十分魅力的だし、何より、楽曲のカッコ良さはこの頃から既に半端ない。
サウンド・プロダクションがイマイチなため、どうにも垢抜けないB級チックな雰囲気が漂うが、アメリカ(それもLA)出身のバンドとは思えぬ、ヨーロッパ的のダークネスと叙情性を備えたメロディを奏でるツインGを中心に据え、パワフル且つアグレッシブに押し出して来る楽曲は、流石に強力な出来栄え。特に、「これぞヘヴィ・メタル!」なミドル・チューン③は、本格派パワー・メタル・バンドとして一皮剥けた1stフル『BREAKING POINT』とはまた一味違った、荒々しく突き刺さってくるかのようなマイナー調の味わいが印象に残る名曲。
現在は『BREAKING~』とのカップリング仕様のMETAL BLADE盤が出回っているようだが、適当なジャケットといい、
歌詞カードも何もついていない不親切な作りといい、板起こしの音源といい、どうもリプロ盤臭いんだよなぁ。

火薬バカ一代 ★★ (2008-01-13 22:11:00)


Breaking Point

METAL CHURCHの二代目フロントマンとして知られるマイク・ハウが、それ以前に在籍していた
LA出身の5人組パワー・メタル・バンドHERETIC、'88年発表の1stフル・アルバム。
METAL CHURCHの司令塔カート・ヴァンダフーフがプロデュースを手掛けた本作は、どうにも垢抜けない印象の漂っていた
デビューEP『TORTURE KNOWS NO BOUNDARY』から一足飛びの成長を感じさせる内容で、前任Voとの格の違いを見せ付ける
マイクの光沢を帯びた歌唱と、叙情的なインスト曲を要所に配した劇的な本編の構成に加えて、アコギ/Keyを巧みに
織り込んだアレンジや、2本のGから紡ぎ出される、ヨーロピアンな湿り気をタップリと含んだメロディにグッと深みが
増したことで、楽曲に宿るドラマ性が急上昇を遂げていて、本格派パワー・メタル・バンドとしての
貫禄に満ちた作風に仕上がっている。また、カートがかなり深く曲作りに関与したのか、Gリフの刻み具合が
強烈な②⑦を始め、METAL CHURCH的な要素を備えた楽曲が収録されているのも、本作の特徴と言えるかも。
尤も、METAL CHURCHに比べるとずっと正統派HM寄り(メロディック)なサウンドが彼らの持ち味であり、
特に、叙情的なイントロを打ち破って、ソリッドに疾走するバンドのテーマ・ソング①は、全メタル・ファン必聴の名曲。
エレアコを効果的に用いた勇壮な③、2本のGがじっくりとドラマを練り上げていく緩急の効いた⑤、
本編ラストをドラマティックに飾るパワー・バラード⑩といった楽曲も、このバンドならではの個性が光る仕上がり。
日本盤が発売されていないのが不思議なくらい、ハイクオリティな内容を誇る名盤です。

火薬バカ一代 ★★ (2008-01-12 01:54:00)